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2009年3月 9日 (月)

技術センスのないトップだとろくなことにならない

ソニー、薄型TV用半導体プラットフォームを自社開発(朝日新聞)

ソニーは薄型テレビ用の半導体プラットフォーム(用語参照)を自社開発する。設計やソフトウエアの仕様を共通化し、商品開発期間の短縮とコスト削減を狙う。これまでテレビ用のシステムLSIは外部調達してきたが、今後は内製品と競わせる方針。

今更にか。遅すぎる。遅すぎる。

 久夛良木氏なら、もっと早く導入したはず。確かにTV向けに自社製半導体を開発していると示唆していたな。 井原氏などが反久多良木路線を取っていたが、全て裏目に出ていたのが明らかになった。

 なんだかんだいって、久夛良木氏のやっていることが時代の先に行っていたのだ。 やり方が異なるが、パナソニックが久夛良木氏の狙いと似ている路線を取っているのが見逃せない。事実、現行機種X100でさえ、2006年のV9/V7の操作性を超えてないのだ。V9はある意味で、久夛良木体制の遺産なのだ。

 だから、 反久多良木一派は極めて責任が重いのだ。ストリンガー氏が彼らを更迭したのが高く評価する。

SCE久夛良木CEO退任がもたらすもの
2年前の記事だが、本田さんが興味深いことを書いている。

そんな中、ソニー社内の技術評価の場で、突っ込んで画質や音質、製品のビジョンや将来の発展性、応用分野などについて、数多く質問し、的確な指摘を語る役員は、近年において久夛良木氏だけだったという。ソニーでAV機器を担当していた時期には、賛否さまざまな評価が外部からなされたが、実際に現場の人間に聞くと、技術の将来性を見る目に関してはすこぶる評判が良かった。そして、実に他に同様のセンスをもって質問をしてくる人物はいないというのである。

その久夛良木氏を更迭したのは出井氏。

 ちなみにストリンガー氏CEO就任を歓迎したのは久夛良木氏でもある。ある意味では久夛良木氏による逆襲だといえるかもしれない。

3月19日(木)に「テレビの未来」セミナーを開催いたします

■第3部(17:40~19:40)テレビとネットとテクノロジーのこれから
・久夛良木 健(ソニー・コンピュータエンタテインメント名誉会長)  
・麻倉 怜士 (津田塾大学講師/オーディオ・ビジュアル評論家)  
・司会:遠藤 諭 (アスキー・メディアワークス アスキー総合研究所所長)

久夛良木氏と麻倉氏との超豪華な組み合わせ。
どんな話が聞けるか楽しみだな。

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