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2009年4月

2009年4月24日 (金)

コンシューマ用もあるか!

【小寺信良の週刊 Electric Zooma!】第412回:NAB 2009レポート その4 -AV Watch

 CodecSys CE-10 Professionalは、エンコードデータの供給とバッチ処理、エンコード結果の受け取りといった作業を受け持つコントロール用PCソフトと、PS3上で動くソフトウェアエンコーダのセットとなる。

 PS3用エンコーダを動かすためには、本来ならば別OSのインストールが必要だが、製品ではCDブートかUSBブートで簡単に使えるようにするという。PC側の対応OSは、Windows XP/Vista。PCとPS3間は、Gigabit Ethernetで接続する。

 上記は業務用だが、同じ6月にコンシューマ用のパッケージも企画しているという。ファイルフォーマットなど一部機能に制限があるが、リーズナブルな価格で提供したいとしている。エンコード品質としてはプロ仕様なので、今から発売が楽しみだ。

 どうせ業務用だろと思ったが、どうやらコンシューマ用も登場するらしい。PS3をLinux化にする手間が必要なのではと心配していたが、CDブートあるいはUSBブートだけで別OSで動作するようだ。思ったより実用性のあるエンコードマシンだな。

入力可能フォーマットについては気になるところだが、そのフォーマットの範囲によっては導入したいのだ。

関連:PS3を介して高速AVC変換できるPCソフトがNABに出展 -AV Watch

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超高ビットレートBS放送が登場するかも!?

2011年以降のBSデジタルD-VHS記録で支障が出る可能性 -AV Watch

 日本ビクター株式会社は13日、2011年以降にD-VHSデッキでBSデジタル放送を記録する場合に、番組の送出側の運用次第で記録に支障が出る可能性があると告知した。 

 2000年からサービスを行なっているNHKおよび在京キー局関連のBSハイビジョンチャンネルについては、送出に使用可能な帯域が2008年にかけて当初帯域より拡大。そのため、帯域の送出運用方法によってはD-VHSで記録されるデータ量が設計上限を超える可能性があることが判明したという。具 体的な現象としては、記録した番組の再生画面にノイズが入ったり、音声が途切れたりすることが想定されるという。      

現在の各BS局の送出運用方法はD-VHSで記録可能な範囲にあり、問題は生じていない。しかし、2011年のBS再編では新規事業者の参入もあり、また既存の事業者についてもサービス向上の必要から、D-VHSの設計上限を超える運用が行なわれる可能性があるという

 D-VHS規格では最大24Mbpsまでらしいので、2011年以降のBS放送では24Mbpsを超える可能性が出ていたため、DRモードで対応できなくなるとか。

 昔はBDレコーダーがなかった頃、D-VHSでだいぶお世話になりました。2011年になってもD-VHSで録画する人がいるか気になるところだが・・・w

 その頃ではBDメディアは現在のDVDメディア並に安くなっている可能性は非常に高いので、テープメディアで記録するメリットは全くないんですね・・・VHSサイズのテープはスペースを結構食うし。

 一応BD-R/RE規格では最大36Mbpsに対応していますので、36Mbpsを超えるBS放送が登場する可能性が極めて低いと思いますので、ほとんど心配する必要がないでしょう。まあ、録画時間が短くなるぐらいかな。どうせBD2層が主流になる可能性もあるので、問題はないかもね。もしかしたらBD4層メディアが普通に使える可能性もあるかもね。

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2009年4月21日 (火)

うーん感情論に走りすぎるような

麻倉怜士のデジタル閻魔帳:ソニーはきらめきを失ったか (1/4) - ITmedia +D LifeStyle

 相変わらず麻倉さんがストリンガー氏を批判している。少しは感情的すぎるのではとの印象かなと思う。

 ストリンガー氏にも言い分があるはずなのに、なぜストリンガー氏へインタビューなどで直接疑問点をぶつけないか疑問が残る。実は技術系雑誌の日経エレクトロニクス 2009/3/23号にストリンガー氏へのインタビュー記事が載っている。(聞き手は編集部だが)ストリンガー氏の言い分を読んでいたが、ずいぶん印象が異なるのだ。なぜオープン技術に注力するか説明されており、一応個人的には説得力があったが、ソニー社内でさえ懸念を持たされているのが一番の問題かもしれない。

ストリンガー氏が多忙で米国支社へ行かないとインタビューができないならば別だが、このままでは感情論で終わってしまうのではないか。

 WEBベースのインタビュー記事がまだ出てないと思うので、ストリンガー氏の言い分を知るのが難しい状態なのだ。正直本田さんとか、西田さんとか誰でもよいのでストリンガー氏へのインタビュー記事が欲しいのだ。経済系ライターの仕事かもしれないが、的外れな内容に終わることが多いので、やはりソニー製品に詳しいライターではないとうまく引き出せないと思うのだ。

ソニーのトップは、積極的に「もの作りはこうあるべき」「ソニーはこうあるべき」というビジョンを示せる人でなくてはならないでしょう。トップがどれだけ夢が語れるか、その実現のために采配を振るえるかが大事になるのですが、ストリンガー氏には残念ながらそのパッションが希薄であるように思えます。

 ソニーのトップは、技術の評価ができなければいけません。それができたのは、久多良木氏でした。久夛良木氏を見ると、自己発火型というか非常に強い信念を持った人で、「この人だからプレイステーションやCELLが生まれたのだ」と納得できます。ストリンガー氏を見ていると、事業部の壁を壊して、オープンテクノロジーを導入しようとは言っていますが、「それぐらいしかできないのでは?」という気がします。

そもそも出井氏がその久夛良木氏を更迭したからな。まあ優秀な技術系幹部クラスの人材がほとんどいないのは最大の問題でしょうね。やはり官僚主義の体制を作った出井氏の責任は極めて重い。それにしても麻倉さんが指摘している問題点を読めば読むほど、出井氏の罪が大きいなと感じさせるのだ。

 オープンテクノロジーといっても、久夛良木氏が開発したPSPとPS3だって、かなりオープンテクノロジーが導入されているからな。最近発表されたウォークマンのXシリーズも、有機EL/S-Master搭載という独自技術が満載されているし、オープンテクノロジーの強みと独自技術の融合が示された製品だと思うのだ。

ウォークマンのXシリーズへの言及がほとんどなかったのは気になる。おそらくXシリーズが発表される前に作られた記事ではないか。

 どうも麻倉さんはオープンテクノロジーを誤解しているのでは?との印象が今も変わらなかった。やはりストリンガー氏へ直接オープンテクノロジーについて疑問点をぶつけるしかないのでは。

ストリンガー氏からはソニーが好きだという愛が伝わってきません。愛情がないとまではいいませんが、上の人であればあるほど、ものすごく熱い思いがないと、新しいものを創り出す際の源泉にはならないでしょう。ソニーを率いるのには、ソニー的な価値観が体に染みついている人でないと、どんな時代になっても難しいと思います。

 そもそもストリンガー氏以外のソニー関係の経営者で、中鉢氏及び井原氏ではソニーが好きだという愛が伝わっていたか疑問が残るが・・ 一番強く感じたのは久夛良木氏としか思いつかない。結局主観的な問題じゃないかな・・・

結局生え抜きこそ一番強いかもしれないが、必須条件であるか疑問が残ると思う。生え抜きではない経営者の方が使えるケースが結構多いので、結構難しいのだ。

個人的には、配信が一般化していくなか音の出口はプアなままという状況を打破できる、高音質なネットワークレシーバーの登場に期待したいです。

S5000ESはDLNA対応だったら良かったのにと思うのだ。BDAVの音が非常に良いだけにおしいなと思う。

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2009年4月16日 (木)

まあどうでもいいけどね

【後藤弘茂のWeekly海外ニュース】 絶好調に見える任天堂が警戒する「任天堂ショック」の可能性

[WSJ] 任天堂は輝きを失っているのか - ITmedia News

 俺を含め、任天堂系を支持してないゲーマーの間では数年前から既に分かっていたことが明らかになっていただけだな。マスコミどもに負けハード扱いされたPSPでさえ、絶不調だった頃ハード販売台数:週2万台を割ったことがなかったが、(マスコミどもに)勝ち組とされているはずのWiiはもう週2万台割れ状態が続いているのだ。

 技術系ライターのはずの後藤氏はどちらというと文系ライターが取り上げるようなゲーム業界の実態とかを取り上げる必要があるとは思えないが、国内経済専門マスコミどもに相変わらず任天堂絶賛されているのであり、(日経あたりでは提灯系ライターとかが酷い。)狙いは悪くないかもしれない。

 売り上げは大切。しかしゲーマーにとっては遊びたいソフトはなければ意味がないのだ。PS3版デモンズソウルはTVCMで全く宣伝されることがなく、なんと10万本以上売り上げたそうだ。ゲーマーの本能は舐めてはいけないことが示されたと思うのだ。元々ゲームに興味のない層に買わせることにあまり注力しすぎて、従来ゲームファン層を軽視したことが仇となったと思うね。はっきりいって自業自得。熱心に任天堂を支持していたゲームファンでさえ、PS3/XBOX360を買うようになった話はよく聞かれるようになっているのだ。

 PSP及びPS3は苦戦を強いられたことは長期的にとっては大きなプラスだったかもしれない。SCEにとっては大きな経験になったはず。数年間にアンチPS系ライターどもに結構叩かれていたが、空気化扱いされるよりはるかにマシなので、あまりネガティブになる必要がないかもしれないねw PS3が本調子になれば、今までのネガキャンは無意味に終わるからね。アンチどもはご苦労でしたねw

 PS3/XBOX360のようにマルチプラットフォーム化が主流になっているが、BD及びHDD標準搭載の強みが出るようになっていた。PS3版TOVの追加要素が大幅に強化されていることが明らかになっている。これはBDの強みだろう。

 アクションゲームでさえ、DVDの容量に悩まれていた話も出るようになっていたのだ。バイオハザード5も、開発者はDVDの容量の壁に悩まれていたことが公式に認めたのが明らかになった。(ソースはファミ通XBOX360より)HDD標準搭載の強みは仮想メモリー機能が使えること。メインメモリーの容量が若干足りなくても、仮想メモリーをうまく利用すれば、多少緩和できるのだ。もし最初から爆速SSD標準搭載だったら、メインメモリー容量の問題がかなり解決されたかもしれないな・・・・

 極めて技術的に難しい時期に久夛良木氏がPS3の仕様を色々決めていたことはゲームファンにとっては最大の幸運だったかもしれない。BD標準搭載は色々批判されていたが、今になって正しい決断だったと評価されるようになったのだ。並の経営者だったら、2004年あたりにBD標準搭載を決めただろうか疑問に残るのだ。現在はパイオニアから3万円を切るBDプレイヤーが発表されている。高額だったはずのBDドライブのコストがどんどん下がっている証拠だろう。

最後に、セガの開発者が以下の興味深い証言をしている。

現場の人間から言わせてもらうと…次世代機は、あまりアーキテクチャ面で大きくは変えて欲しくないですね。メモリが多くて性能が高くて安い、現状のアーキテクチャを進化させたようなものであって欲しいです(笑)」

 以前の後藤氏記事で書かれていた自称開発者の証言と全く異なりますねw未来のCPUを先取ったCellがPS4にもそのままに進化したものを搭載かつ、大容量メインメモリー搭載ならば、かなり有利となるのではないか。他社機種ではCellのようなタイプを採用しない限り性能的にはかなり不利になると思うのだ。これからPS3時代に蓄積していく開発資産が生きてくるし。SCEにとっては悩み種はGPU選択かつメインメモリー容量ぐらいじゃないかな。

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2009年4月 4日 (土)

映画館で最強画質ゲームプレイ体験できるかも!?

「KILLZONE 2」日本版完成披露試写会開催決定 - ITmedia +D Games

ソニー・コンピュータエンタテインメントジャパンは、プレイステーション 3用ソフト「KILLZONE 2」日本版の完成披露試写会を、4月16日(木)に新宿のシネマコンプレックス「新宿バルト9」にて開催する。それに伴い、公式サイトでは参加者を募集している。

 「KILLZONE 2」はPS3発表と同時に映像が公開された1人称視点シューティングゲーム(FPS)。その日本版の完成を記念して、映画館の大型スクリーンと音響環境で、ゲストによる華麗なプレイを見ることができるといった内容だ。なお、当日来場したユーザーの中から抽選で5名の方に、同会場・同スクリーンでの試遊プレイが楽しめる権利が贈られる。参加方法はこちら(「KILLZONE 2」公式サイト)を参照のこと。

欧米では評判の高い高画質なFPSゲーム。欧米は既に発売されているが、日本版は4月23日に発売される予定。

 おそらくソニー製4K SXRDプロジェクターが使われるでしょうね。プロジェクターマニアの俺としては、画質は大体想像できるんだが、その映画館の音響環境では非常に気になるところだ。どんな音が出るだろうか・・・しかもLPCM5.1chだし。 

まあ、KILLZONE2の画質はマジで凄いので、実際にプレイするより上手いゲーマーのプレイを見た方がかなり楽しめるだろうなwマジでみてえええ。

ちなみに北米のPSストアにてKILLZONE2のリアルタイムデモ(短めだが)が配信されている。そのデモを実機で動かすところを体験できる。KILLZONE2の画質がいかに凄いか実感できるのだ。PCでさえ実現できないといわれているほどだ。

米ソニー、4Kデジタルシネマ技術においてディズニー、AMCと協業合意 - Phile-web

さて、正直このニュースには驚いた。いきなり3D映画の4K化とは。ディズニーといえば、3D映画推進派の最大手だといわれる。3Dとの相性がいいといわれるDLP陣営が抑えていると思っていたが、SXRD陣営がいきなり急所のようなところを抑えたわけか。DLP陣営はマジでピンチかもしれんな。DLPの4K化はコスト的には非常にきついしw

とはいえ、このニュースは大歓迎したいのだ。3D映画が主流になっても、高画質路線を守ることができたといえるのだ。

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2009年4月 1日 (水)

家電もクラウド化が進むか

BizPlus:コラム:中島孝志氏「社長の愛した数式」第71回「総崩れ家電・自動車産業の復活を担う『クラウド・コンピューティング』――ソニーCEO発言から読み解く」

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いま、電機、家電、自動車の世界で注目されているのが「クラウド・コンピューティング」です。

 サーバーやバーチャル技術の進化。そして回線のブロードバンド化で、わたしたちはインターネットの向こう側にあるデータセンターのシステムを利用 したいときにいくらでも取り出せるようになってきています。しかも無料か、おそろしい低価格で済むのです。「ニューヨーク・タイムズ」が過去100年分の 記事をデジタル化するためにアマゾンのクラウドサービスを利用しましたが、その料金はわずか1000ドルでした。

 IT資産を自前で準備する必要など、もはやありません。必要なときに必要に応じて使えばいいのです。これらのソフトはすべて雲(インターネット) の中にある。手元にはネットにつなげる端末だけあればいい、というわけです。これからはバージョンアップやウイルスも心配ないのです。

 極めて大胆な視点により書かれているコラム。確かにクラウド・コンピューティングはオープン技術でほとんど作られているといってもいい。家電だけの独自技術では発揮できない分野であり、ストリンガー氏がそこまで計算していたならば、驚くしかないのだ。ストリンガー氏が自分で考えていたとは思えない。指南役はやはり久夛良木氏だろうか。確かに技術サポートなんとか職に就いたし。

俺でさえ、クラウド・コンピューティング技術は正直なところ、まだ理解してない部分がある。ストリンガー氏を批判していた麻倉さんがそこまで理解できなかったのは無理もない。ストリンガー氏はそこまで理解していたならば、まさに心強いのだ。

もしかしたら、これからクラウド・コンピューティング技術が進化し始めるところかもしれない。おそらくNW技術もそれに合わせて進化していくかもしれない。

それにしても、久夛良木氏は5年前に未来のクラウドのことを本気で検討していたとは、驚愕だとしか言いようがない。

ただ、ゲームのクラウド化はまだ早すぎるかなと思うところもあるが、とりあえずオンラインゲームとかで、できるところから少しずつ進化すればいいのではと思う。

俺はトレンド化となりつつある、クラウド・コンピューティングについては勉強してみようかと思う。

UNIX magazine 2009年4月号

上の技術雑誌はクラウドの技術者が執筆したので、クラウド技術の動向をウォッチしたい方には読む価値がありますよ。ちなみに前回号(2009年1月号)はCellについて取り上げていますよ。

さすがには技術者向けの雑誌で専門的に書かれているので、技術者レベルでないとチンプンカンかもしれないw

ちなみにAV Watchなどで連載してる西田宗千佳さんがクラウド関連の本を出している。まだ読んでないが、いずれ読んでみようと思う。

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