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2009年6月 4日 (木)

やはりパッケージ文化が根強いか

SCE、UMDを省き小型化した「PSP go」を発表 -AV Watch

【西田宗千佳のRandomTracking】E3 2009特別編 SCE 平井一夫CEO インタビュー -AV Watch

「PSP go」の疑問 UMDは、販売店は、ソフト開発はどうなる

 事前にリークされた情報通り、PSP Goが発表された。一部では"次世代PSP"としてUMDを廃止したPSP2が登場するぜと日経で喚いていた人がいたようだが、俺の予想通り、結局"PSP+"だったのである。しかもPSP-3000と併売される見通し。どう考えても、こういうステップを経ずに次世代PSPでいきなりUMD廃止されるならば、間違いなくゲーム業界では大混乱になるぜ。その事情が分かってなかった自称評論家はアホだなとしか言いようがない。

 現に、小売り系ブログでは、PSP Goへ極めて感情的な批判が見られる。ハードの利益率がほぼゼロで、ソフトで稼ぐしかないのに、どうやって稼ぐのかと愚痴をこぼしている。小売りにとって利益にならないハードを売る気がなくなるとの悲観的な意見が出ている。

 ゲーム業界に詳しい人のほど、”パッケージソフトウェア文化”の否定はとても考えられないのだ。

 しかし、時代ではダウンロードへの流れが止まらない。だからSCEは"PSP+"という緩やかな移行手段を取ったのである。PSP goが不人気に終わっても、ソフトメーカーへの影響は最小限に抑えられると思われる。いわば実験色の強いハードで、リスクの少ない手段だといえるのだ。

 平井社長へのインタビュー記事を読む限り、"パッケージソフトウェア文化"の重要性は十分なほど理解しているとのことが感じられた。言い方が悪いかもしれないが、ダウンロード中心へ、いかにうまく移行させるか、かなり検討していたのがよく分かるのだ。

 まあ、BT機能には、PSP-3000系の後継機種にも搭載してほしいが・・・(PSP goで対応されることになった)PS3コントローラが使えるようにしてほしいぜ。画面サイズが小さくなったのは残念。せめて有機EL搭載であってほしかった。値段が高くなる問題もあるが・・ フラッシュメモリー内蔵だけでも値段が高くなったし。

 UMDがいらないから、外したPSPが欲しいとの意見が多かったので、SCEがその需要?に応えたと思えるのだが、どうも不評が多いように思えるな。特にいわゆるゲームファンからの評判が良くない。意見を聞いてみる限り、どうやらUMDがなくなったことは大きな衝撃だったそうだ。また、メモリースティックDUOが使えなくなったのは痛い点もあるが。確かに内蔵の容量は十分なほどにあるので、おまけ扱いにしても問題ないかもしれんが。

 それにしても、大幅にバージョンアップしたハードとして、久多良木氏が関わってなかった製品として実質的に初めてである。(参考としてPS1全般,PS2全般(PSXも含める),PSP-1000/2000,PS3(20GB/60GB)はすべて久多良木氏が関わった。)ある意味で、長年PSユーザーとして複雑な気分を持っているのだ。

関連:
パッケージメディアは不滅だ

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コメント

リリースを読むと、モニタに出す場合はDualShock3で使えるようですね。

投稿: y-Aki | 2009年6月 5日 (金) 12時07分

>>y-Akiさん

コメントありがとうございます。

個人的には待ちに待った機能ですね。なぜPS-3000にBT機能を搭載しなかったか、疑問を持ったぐらいからね。

TV出力機能はHDMI出力対応であれば、最高ですね。できれば低遅延アップスケーリング機能で1080p出力搭載が欲しいぜ。

投稿: mkubo | 2009年6月 6日 (土) 00時34分

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