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2010年1月16日 (土)

電子書籍リーダーがにわかに話題になっているらしい

【本田雅一の週刊モバイル通信】 CES 2010における電子ブックの話題、あれこれ

数ヶ月前に北米での電子書籍リーダーのブレイクを取り上げましたが、予想以上世界的に広がる見通しが明らかになりました。


Kindle対EPUB連合の構図鮮明

 少し切り口を変えて、電子ブックリーダーとしての分類をすると、Amazon Kindleとそれ以外という対立構図が鮮明だ。電子ブックパビリオンに集まる電子ブックリーダーの多くは、電子ブックの形式としてソニーとアドビが中心に策定を進めてきたオープンフォーマットのEPUBを採用している(他にDOCやPDF、プレーンテキストなどもサポートするものが多い)。これに対してKindleは独自形式の電子ブックフォーマットを採用し、自社サイトのみで流通させている。

 それでもKindleが成功しているのは、本のオンライン販売において圧倒的な地位にあることで、電子ブックの出版社と読者をつなぐもっとも太いパイプになっていることが大きい。しかし、その一方でEPUBの広がりも無視できない。EPUBに関してはGoogle Booksが採用していることが紹介の際、必ず語られる。Google Booksからは著作権フリーの電子ブックデータが100万冊以上もダウンロードできるので、この話を引用するわけだが、実際にはEPUBの広がりは幅広い。

 EPUBはオープンフォーマットだけに、電子ブックを作るためのオーサリングツールや、他形式からのコンバータなどが豊富。Kindleの採用するフォーマットはオープンではないものの、ユーザー数が多いこともあってコンバータはいくつかある。しかし今後はEPUB対応ツールの方が豊富になるだろうことは想像に難くない。

このあたりは興味深いですね。EPUB規格はオープンフォーマットとして、ソニーとアドビが策定したものか。PDF対応はバッチリとできて、個人にも作れるのがありがたいですね。PSPにも対応されるといいな。PDFが使えたらかなり使い物になると思いますし。


ストリンガー氏の提唱するオープンテクノロジ中心主義により、効果が出ていますね。昔みたいに著作権ガチガチのソニー独自規格しか使えないのでしたら、とても戦えませんね。ただ、アマゾンはいつまでも独自規格で頑張るか気になりますけどね。アップルにも電子書籍関連に参入するらしいですが、どんな規格を採用するか気になりますね。EPUB規格は一応使えるものになるかもしれませんが。

序盤戦をうまく戦ったのがAmazonであることは間違いないが、今後の急成長が見込まれている市場だけに、オープン性を活かして仲間が増えれば北米でもデファクトスタンダードはEPUBになっていくだろう。というのも、Sony Readerがこれほどのヒット商品になった背景には、既存流通のAmazonへの反発という要素も見え隠れするからだ。

 ご存じの方も多いだろうが、電子ブックリーダーなどの電子機器の販売利益は、販売店にとってそれほど大きなものではない。キャッシュフローが多い割には実りが少ないのは、家電量販の宿命だが、アクセサリ類の利益率は電子機器類よりも良い。ところがAmazonのビジネスモデルは電子ブックリーダーのビジネスだけでなく、ブックカバーなどアクセサリ類のビジネスも奪ってしまう。


アマゾン直販はやはり限界がありますね。他の小売りがライバルだけにややこしいからなw

関係ないけど、Google携帯電話が北米で発売されましたが、Google直販のためか、販売は不振となっているらしいとか。

Googleブランド通じず? -「Nexus One」発売1週間でわずか2万台 | 携帯 | マイコミジャーナル

既存流通を全く使わなかったのが原因らしいですが、直販だけは拡大は厳しいのがよくわかります。

前出のソニー・野口氏は日本でのSony Reader発売について「日本だけでなく、全地域についてチェック項目を設け、そのチェック項目すべてがOKとなった段階で発売している」と話す。日本の状況に関しては「仮に5つのチェック項目があるならば、まだ2つしかグリーンシグナルは点灯していない。3つ目が点灯すれば、残りも一気にOKサインとなるかもしれないが、現在はとても微妙な時期でコメントできない」(野口氏)。

 ソニーは一度、日本で電子ブック事業を失敗している。それだけに出版社側の協力や新しい流通形態に対する業界全体のサポートが重要であることを骨身に染みているのだろう。「Sony Readerの日本語化は全く難しくなく、今すぐにでもハードウェアは発売できるが、それではダメ。業界全体が納得いく形でビジネスを開始できなければ」と話すように、野口氏は慎重な姿勢を最後まで崩さなかった。

まあ、アマゾンが仮に日本で先行しても、爆発的に人気が上がるとは思えませんからな。時間をかけても健全な電子書籍市場を育てる必要があるかもしれませんね。PSPなどでの電子コミックなどの電子書籍の投入で先行させるのも1つですし。

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コメント

まー,
「ユーザーが幸せになれるか」にかかってますので,
まだ時期早々かなあ,とは思ってますが。

新聞社がリーダーを無償配布してくれるとか
やっちゃうと状況は違ってきますがw

ただある日閾値を超えるとどっと流れ込むものなので,
徐々に対応は準備しておくべきですが。

投稿: kon2 | 2010年1月18日 (月) 09時29分

>>kon2さん

>新聞社がリーダーを無償配布してくれるとか
>やっちゃうと状況は違ってきますがw

オンライン購読とかで一年間縛りなどにより(携帯電話のように)リーダーを無料配布するのも悪くないかもしれませんね。

>ただある日閾値を超えるとどっと流れ込むものなので,
>徐々に対応は準備しておくべきですが。

今年はブレイクするか分かりませんが、2~3年後では
ブレイクしておかしくないと思いますね。

投稿: mkubo | 2010年1月18日 (月) 18時23分

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