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2010年4月12日 (月)

ソニー、業務用有機EL/偏光方式3DモニターをNABで展示

ソニー、7.4型の業務用有機ELモニターを5月発売
-高いコントラスト/色再現。NABで3Dモニター展示も

マスターモニターの最強であるBVMシリーズでないけれども、XEL-1のスペックのままで7.4インチに小さくしましたね。値段は30万円台だが、SDI入力端子を搭載した割に個人的には安いなと感じます。他の液晶マスターモニターには100万円台以上にするものばかりですし。

個人的には有機ELがBVMシリーズに加わる日は遠くないと確信しました。多分2xインチあたりのフルHD 有機ELテレビが商品化されてから、そのラインからスペシャルな良品パネルをチョイスすればいいからね。

NAB Showのソニーブースでは、3Dや4K映像関連製品なども出展。2010年秋発売の業務用3D対応モニターとして、「LUMA」シリーズの42型「LMD-4251TD」と24型「LMD-2451TD」を用意する。いずれも円偏光方式(マイクロポラライザーフィルタ)を採用する。

これは非常に興味深いです。業務用ではフレームシーケンシャル方式(アクティブシャッター)を採用せず、偏光方式を採用したことです。つまりビクターの業務用3Dモニターと同じ方式なのです。(ちなみに、パナソニックの業務用3Dモニターも偏光方式液晶モニターとか。)

やはりソニーとしては3Dモニターは偏光方式が本命だとみていいだろうか。色々な事情により、家庭用テレビでは2D画質も必要だから、やむ得なくフレームシーケンシャル方式にしているだろう。業務用なら3D専用にすればいいからね。ぶっちゃけブラビアの3Dテレビよりはるかに良さそう。

(シャープの3Dテレビも、フレームシーケンシャル方式なので、あまり期待できないと思う。それにしてもプラズマの弱点を徹底的に攻撃しているな・・パナソニックに同情したくなった。)

偏光方式の欠点とは解像度が1/2落ちることで、フルHDの解像度を実現できないことだが、それなら4Kにすればいいこと。4K+偏光方式にすれば、少なくとも縦解像度として3DのフルHD解像度を実現できるのではないかと思う。

他に展示する、MPE-200ELLCAMIともにCell搭載。3D&4Kの品質を支えるのはすべてCellであるのは面白い。今ではまだ家庭用AV機器では必要とされてないかもしれない。いつかCell搭載を求められる日が必ず来ると思う。

3D映像を2台のカメラで撮影する際に生じる映像のズレを調整できるマルチイメージプロセッサ「MPE-200」も展示。

 4K制作向けでは、4Kコンテンツなどの映像フォーマットを高速でトランスコードできるマルチフォーマットトランスコード/インジェストステーション「ELLCAMI」を展示する。関連:動画ありの記事

さて映画業界では本物の3D映画はまだ少ないそうだ。(アバターぐらい?)

『アバター』以外の大作映画は偽3D!評論家らが警鐘

映画業界ではネイティブ3Dコンテンツの充実化にはまだまだ時間がかかりそうな状況。
それにしてもジェームズ・キャメロン監督はすごいな。10年前以上から3Dを研究していたし。他の映画関係者は3D対応に本格的に関わるようになったのはついに最近のことですし。

本田雅一のTV Style:家庭用3Dプロジェクターの可能性(1) - ITmedia +D LifeStyle

うーん、家庭用PJとして3D対応にはあまり期待できないことかね。Real Dは円偏光方式か。

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コメント

技術が一般市場に落ちてくるには数年かかりますね。
光源もそうですし。
そういう意味で、とりあえずPJは出たら買い換えます。
だけど、やっぱり4Kは来年以降になりそうですので、値段も004ほど高くないという事もありますし、毎年買い換えても良いかな?という気持ちもありますw

投稿: 結うまい | 2010年4月12日 (月) 22時43分

>>結うまいさん

本当に難しいですね・・>3D対応PJ

個人的な見解ですが、4K SXRD PJはおそらくReal D方式。(円偏光方式)確かにソニーがReal Dと全面提携しましたし。Real Dはアクティブシャッターと円偏光に対応してます。

Real D方式だと、VW200レベルのキセノン光源はネックとなってしまうので、(3D対応にすると、明るさが下がるし、ゲインの高いスクリーンも必須か。)最低でもUHP光源となるかな。キセノン並みの画質が最低限にするならば、やはりレーザー光源しかないことになる。ただし初期導入コストがネックとなるらしい。(日経エレクトロニクスより) 

やはり当面は家庭用PJとして3D画質はあきらめるしかないかなという印象です。

投稿: mkubo | 2010年4月12日 (月) 23時49分

XEl-1をマスモニがわりに使ってる人間としては,
ようやくかよ,というツッコミを入れたいところですが,
微妙に新規パネルであるところを見ると,
採算取れるラインで,まだまだ粘っているようなので一安心,
というところでしょうか。

業務用=寿命・耐久性も自身があるぜ!ということですので,
競合他社にはない技術もあるんでしょうね,たぶん。


3Dに関しては,
IMAX3D体験以来,視界からはみ出さない3Dは
やっぱりニセモノだよなあ,と醒めてみてしまい,
TVを買い換える際には「付加価値」程度には考慮しますが,
多大期待はないんですよね。おおスゲー,レベルさえあれば。
ここ数年で,mkuboさんが感じている違和感は解消されていくと
思いますけど,サイズの小ささは如何ともしがたいですねえ。

となると,プロジェクターに期待,となりますが,
偏光タイプだと,基本スクリーンからの取っ替えになりそうで
大がかりになりそうですね。そもそも予算が実売60万ぐらいで
収めたかったりするので,無理だなあw

投稿: kon2 | 2010年4月13日 (火) 09時17分

>>kon2さん

PCモニターも3D対応が増えていますが、TNタイプがまだ主流なので、視野角がネックとなっていますね。もし画質がよければおそらくサイズの小ささがネックとならないと思います。(PCモニターならで10フィートでの視聴は不要ですし。)偏光方式のPCモニターも出ているようでちょっと興味をもっているところです。

プロジェクターには最大のネックはスクリーンとなりそうですね。うちのスクリーンは一応ゲインが高めなので、普通に対応してくれる可能性があるかもと期待していますが。

投稿: mkubo | 2010年4月14日 (水) 08時03分

スクリーンがシルバーで無いと駄目と言うのは、僕のようなマニア以外では当然の意見でしょう。
リビングシアターではシルバースクリーンを張り続ける事は、インテリアの事もありますし、まず無理ですから。
そういう点ではSONYから出て欲しいなあと思っているんですけどねw

投稿: 結うまい | 2010年4月14日 (水) 14時19分

>>結うまいさん

多分専用室のようなレベルでないと難しいかもしれませんね。

スチュワートからこういうスクリーンをだしそうな気がしますね。うちが使っているFireHawkはシルバースクリーンの1種だろうか?と気になっているところですw
一応シルバー色だし・・・

まあ、おそらく今の環境のようなレベルだと3D対応は無理かもしれませんが。

投稿: mkubo | 2010年4月15日 (木) 00時43分

うーん、本当でしょうか?

ちょっとこの記事怪しいです。調査不足だと思います。

まず、時分割立体プロジェクターですが、
昨年からDLP開発元のTIが、低価格1chipDLP向けに
立体機能を開放しました。
日本では、7万円でAcer 5360 (720p)が発売されて
います。2500ルーメン以上の輝度があるので、3Dでも
結構明るく見えます。(実際見ました)
今後、BenQやOptomaも出してきますよ。

あと、時分割 vs Infitec(Dolby3D) vs RealDですが
スクリーンから帰る光を100とした場合、目に届く光はざっくり、

Dolby3D : 10%
XpanD: 20%
RealD(Old): 15%
RealD-XL : 30%

です。Dolby3Dが一番暗いです。XL方式のRealDシネマは
まだそんなに無いはずなので、おそらく普通にいける
シアターだと、XpanDが一番明るいはず。
XpanDが暗い映画館は、NECあたりの低輝度PJを使って
いるんじゃないでしょうか?
クリスティプロジェクターの上映館を探していった方が
いいかもしれません。

ちなみに、IMAXは一番高輝度のクリスティプロジェクターを2台使った偏光立体なので、ダントツに明るいです。

あと、シルバースクリーンは、ニトリの4000円の遮光カーテンの裏地で代用できるようです。
http://z800.blog.shinobi.jp/Entry/146/
画質にこだわる方は、RealDメガネを映画館から貰ってきて、
分解して、プロジェクターレンズの前につけて、ニトリ
カーテンで見ると安上がりです。

投稿: T | 2010年4月16日 (金) 22時38分

>>Tさん

まあ、錯綜しているみたいね。>3D関連

なるほどね。今のところは光量が問題になっているところかね。(光量としてIMAX方式はベストであるといえるけどね。)

確かに単板DLPは理論的には低コストで実現できますね。おそらく家庭用3DPJとして単板DLPが優勢となる可能性
が高いな。多分スクリーンの壁はクリアすれば、おそらく低コストで導入できるかもしれませんね。個人的にはやはりレーザー光源が最低限かなという気がします。カラーブレーキング低減のためには、せめてLEDがほしい。(輝度の問題もありますが。)

本気で3Dの導入を行っている方のブログを拝見しましたが、恐れ入りましたw本当に勉強になります。情報ありがとうございました。

ニトリの売っているものが気になりますね。ちょっと見てみようかな。

投稿: mkubo | 2010年4月17日 (土) 01時44分

はじめまして、上のリンク先のブログの中の人です。
リンク先にも追記してありますが、このページの情報はかなり古いです。
ニトリの遮光ロールスクリーンは販売終了してしまったという噂です。(でもそれも一年以上前の情報なので、また状況が変わっている可能性はあります。)

>>T様
恥ずかしながら、RealD-XLというものの存在をはじめて知りました。
RealD-XL設置館情報など御存知でしたら教えていただけないでしょうか。
調べてみたけど見付かりませんでした。

投稿: mer2 | 2010年4月18日 (日) 15時04分

>>mer2さん

初めまして、コメントありがとうございます。

リンク先の件は了解しました。わざわざフォローありがとうございました。

>RealD-XL設置館情報など御存知でしたら教えていただけないでしょうか。
僕も知りませんが、おそらく以下の映画館あたり怪しいと思います。(根拠は今年3月よりオープンされているかつ、ソニー4Kを導入したこと。)Tさんのフォロー待ちとなっていますが。

>>Tさん、よろしくお願いします。

http://burg13.com/facilities/index.html
http://allabout.co.jp/gm/gc/24994/

投稿: mkubo | 2010年4月19日 (月) 07時50分

こんばんは。

大変申し訳ないのですが、僕もRealD-XL上映館に
ついての具体的な情報がありません。
(ちょっと出すのが難しいという状況もあります。
 上記明るさの情報を出すために投稿名も変えてます。
  mkuboさんは、前の名前が想像付くかもしれません。)

おそらく、東宝系で昨年末~今年にかけてRealD 3D化
されている館は可能性が高いです。(噂では)

逆に、ワーナーマイカル系、舞浜イクスピアリは、
かなり前からRealD導入がなされているので、旧式です。

しかし、実はRealD 3Dは、RealD社が機材を館に、年間
数百万でレンタルしている方式(売りきりではないんです)
なので、随時既存RealD館も、順次XL化していくのかもしれません。

横浜ブルクはSony4Kによる3Dだとすると、XLではないです。

XLは、DLP Cinema向けのRealDのアップデートのようです。

ちなみにSony3Dを加えて、先の光効率表を書き直すと、

Dolby3D : 10%
XpanD: 20%
RealD(Old): 15%
RealD-XL : 30%
Sony : 30%

となります。IMAXは手元に資料ないですが、おそらく40%ぐらいと思います。

あまりご参考にならず、すいません。

投稿: T | 2010年4月20日 (火) 20時32分

すいません。たぶんTOHOは違います。

今年クリスティPJをTOHOさんはかなり導入してますが、XpanDっぽい。

となると、ワーナーの新造館かもしれません。

すいません。

投稿: T | 2010年4月20日 (火) 20時45分

>>Tさん

フォローありがとうございます。投稿名の件、了解しました。(やはり見覚えがありましたね。)

ワーナー系だと、これから3Dが導入されるところは最新鋭Real-3Dの可能性があることですね。
http://www.warnermycal.com/3d/pc/index.html
首都圏なら新百合ヶ丘(4/27~)となりますけどね。幸いにあまり遠くないところなので、機会あれば行ってみようと思います。

投稿: mkubo | 2010年4月20日 (火) 22時52分

>>T様
情報ありがとうございます。ここ
http://www.reald.com/Content/Theatre-Locator.aspx
で無差別攻撃して探してみたのですが、すべて「real D 3D」の表記で、XLについての記載は無さそうです。

ユナイテッドシネマ豊洲で見たアバターはかなり高品質でしたので、もしや?と思っていたのですが、豊洲のRalD導入は去年の7月なんですよね。ちょっと時期が早いでしょうか。今度行ったら探ってみます。

投稿: mer2 | 2010年4月22日 (木) 00時33分

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