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2010年5月

2010年5月31日 (月)

やっぱり有機EL搭載が欲しいな

【SID】ソニーが酸化物半導体TFT駆動の11.7型有機ELパネルを開発 - FPD - Tech-On!
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 ソニーは,駆動素子に酸化物半導体TFTを用いた11.7型の有機ELパネルを開発し,ディスプレイ関連の国際会議「SID 2010」で発表した。酸化物半導体TFTの特性劣化を抑えることで,有機ELテレビに求められる10年以上の寿命を確保したとする

 ソニーは,AUTHOR INTERVIEWSで11.7型の開発品を披露した。神奈川県厚木市にある同社の研究所内で作製した。画素数は960×540。全白輝度は 200cd/m2 ,ピーク輝度は600cd/m2以上である。コントラスト比は100万対1以上,色再現 範囲はNTSC規格比で100%以上とした。

 有機EL素子のデバイス構造は,TFT基板の逆側から光を取り出すトップ・エミッション型。ソニーが2007年12月に発売した有機ELテレビ 「XEL-1」に比べて,「発光素子は色再現範囲や寿命などの特性に優れた材料を用いた」(同社)という。

有機ELの弱点だった寿命問題は解決したそうです(多分)。やはり慌てず有機ELの熟成に優先したソニーの姿勢は正解だったかもしれません。

Sony Japan | ニュースリリース | ペンほどの太さに巻き取れる有機TFT駆動有機ELディスプレイを開発

それにしてもこの有機ELはすごすぎるな。電柱とかでの広告ポスターとの相性がよさそうですね。

iPadをずっといじり続けていますが、非常に楽しいです。Windowsへのリモート接続が成功しました。Windowsへのリモートで紙芝居系ゲームができたり、TeraTermでのssh接続という変態な利用もできました。ヘビーな利用を長時間に続けてもバッテリーの持ちは非常に良いです。

ずっとiPadの液晶を見続けていたせいか、XEL-1の画質はやっぱり素晴らしいと実感しますw

コストを考慮しなければ、上記の寿命問題を解決した新型有機ELパネルを以下のような製品に搭載すれば神製品になるじゃないかなと思います。20万円台でもいいと思いますw

asahi.com(朝 日新聞社):ソニー新情報端末発売へ 対iPad、携帯・ゲーム機能 - ビジネス・経済

その記事を読んで、色々妄想してみました。PSP2とソニー版iPadの関係です。SCE本社は元々青山(東京)でしたが、今年秋あたりにSony本社がある東京・品川地区に移転するそうです。(本社ビルに移転する意味ではないでしょうね。)

SCEの平井社長はSony本社の上級幹部として活躍されております。強力な調達力をつけるため、Sony製品とPS系製品の部品共通化を一層進めるそうです。SCE部隊が品川地区に移転することで、ストリンガー氏が徹底的にサイロを壊した結果がいよいよ出てくるかもしれません。

巷ではPSP2の半導体はARM系で強力なGPU(PowerVR系)を使うといわれています。一部のうわさではCellのSPEコアx4を積むではないかとの話もあります。可能性としては一応あるかもしれません。確かにCellはSPEがキモで、PowerPC系にしなくてもいい話があるそうです。つまりPowerPC系コア(PPE)から低消費電力に定評のあるARM系に切り替えて、SPEのコア数を半分(8個→4個)にして、クロック周波数も、3.2GHz→1GHzあたり?に変更して可変クロック系にすれば、消費電力問題を解決できるのではないかなという素人考えです。PSP2でPSP1ソフトを動かす際、CellのSPEコアを利用すればなんとかなるかもしれません。その代わりバッテリー時間が短くなる副作用があるとか。

ソニー版iPadの半導体も、部品共通化のためにPSP2とまったく同じコアを採用したらどうなるかと妄想していたのです。ソニー版iPadはPS系インタフェースのボタンを搭載しない。代わりにすべてタッチパネルで対応する。シビアなゲームはPS3コントローラでプレイすればいい。BlueTooth接続は可能だからね。(すでにPSPgoで実現されています。)

PSP2はおそらくUMDドライブを搭載するだろうと思います。(容量は意外と変わらないかもしれない。)しかしソニー版iPadはUMDドライブを搭載しない。つまりPSPgoからPS系ボタンをはずして、タッチパネルで対応する。画面のサイズを10インチぐらいにデカクするようなものです。わざわざPSPソフトをDL版にしていた人のほど有利になると思います。(PSP互換があればとの話ですが。)

ソニー版iPadはAndroidアプリは自由に利用できる。PSP2はAndroidアプリを自由にインストールできないが、SCEが認めたAndroidアプリのみを利用できるようになるかなと思われます。

PSP2はやはり独自OSにするけれども、Androidアプリを動作できるように対応する仕組みを用意すればいいかもしれません。一応Androidはオープンソースなので、SCEがAndroidエミュのようなものを用意すればいいのです。(正確にはAndroidのAPIをエミュで動かすとか。)

ソニー版iPadは、Androidが基本だが、PS系アプリをなんとか動作できるようにすればいい。PSP2ソフトはなんとか動作すればいいかなと思いますけど、SCEとしては手間がかかる可能性が高いので、大変かもしれません。

さてソニー版iPadの強みというのは、やはりAV機器の連携です。アップルのiPadを使ってみて思ったが、動画対応は弱すぎる。H.264系MP4とかmovしか対応してない。(4種類のみ)DLNAのような利用は一応可能みたいですが、PS3+PSPに比べて大きく劣ります。致命的なのはDCTP-IP対応はないことですね。PS3+BDレコーダー(ソニー、パナソニック等のDLNAサーバ搭載BDレコーダー機種)なら簡単にDCTP-IP接続を実現できます。著作権対応の動画でなければ、PSPでも一応自由に見られますね。

トルネの連携も期待したい。トルネ起動中でもいいので、DLNAサーバ機能を動作するようにしてほしい。ソニー版iPadはDTCP-IP対応DLNAクライアントを搭載すれば少なくとも動画対応としてアップルのiPadを圧倒できます。AppleTVが失敗したのは、やはりいちいち変換する手間が必要だったと思われる。

あとはXEL-1並の有機ELを搭載したら、マジで欲しいのですw解像度はXGAだったらうれしい。紙に近い画質のモードを用意したら面白いかも。ナナオがやっているし。(リンク先はPDFファイルです)

iPadの液晶ではやはり小説系の読書は向いてない。漫画及び雑誌との相性は抜群だが。電子ペーパー搭載あるいは紙に近いモードを用意するしかない。

それにしても、やっぱりソニーにはGoogleとの相性が非常にいいと思う。Googleはオープンソース化に積極的でソフトの技術力はずば抜けている。さすがにはハードまでは作ってない。ソニーはハードの技術力があるけれども、ソフトにはアップルに比べてやはり弱い。ウォークマンは数年前まで苦戦していたのは、やはりこの原因なのです。(もちろんこれだけではありませんが。)

また、AndroidはBSDライセンスで、企業にとってはありがたいライセンスです。ちなみにLinuxはGPLライセンスで、せっかく作ったソースをすべて公開しなければならない義務があります。Android上でのソフトなら、ソースを公開する義務はありません。オープンソースのライセンスに詳しい人なら、LinuxからAndroidに移行するのは当然と思うのです。ちなみにAndroidは一応Linux系なので、互換性は基本的に問題ありません。

とりあえず、SonyとSCEの融合?(連携というべきか?)はどこまで進むか見守る必要がありそうですね。

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2010年5月28日 (金)

iPadを買ってきました。

本日、iPadを買ってきました。とりあえず感想を書いていきたいと思います。

オプションはiPad純正ケース及び純正Dock、サードパーティ製アンチグレア系液晶フィルター。

すぐにアンチグレア対応液晶フィルターを貼っていましたので、本来の画質で体験していません。アンチグレアはコントラストなどをスポイルしやすいため、動画や写真の画質は微妙です。

若干ぎらつきあります。液晶フィルターを剥がそうかなと悩んでいるところですw 指紋がつかないのが魅力的ですが。

iPhoneは持ってないため、独特な操作性に戸惑いがありましたが、(アプリの設定のようなものを表示させるとか)
タッチパネルの完成度の高さは確かに素晴らしいです。レスポンスのよさも素晴らしいです。地味なところですが、スリープ及び高速起動の点はすばらしいです。Windows系はスリープ機能を利用しても、実際に使えるまでの時間が長いのです。ソフトキーボードについてはユーザID&パスワード入力、検索入力などは非常に快適です。携帯電話よりとても入力しやすいのです。とはいえ、両手での入力はやっぱり難しいですね。銀行のATMでの入力のような打ち方がデフォルトかなという気がしますw

色々気になった点があります。

680gというのはやはり重いのです。片手で使うことが多いので、長時間に使い続けるのはちょっとつらい。9.7インチは少々でかいかもと思いました。さいわいに純正ケースは買ってありますので、テーブルに置いて使うのがベストかもしれません。

液晶の縦表示は輝度ムラがやや見られる。これは液晶の特性なので仕方ないところですが。ちなみにPSPを縦表示にしてみると、輝度ムラのようなものが目立ちます。横表示は輝度ムラがあまり目立たない。やはり横表示を基本的に使うしかないです。(※慣れてきたので、なんとか許せる範囲かも。>縦表示)

それにしても、そういう指摘はネットでみたことがなかったけどね。多分僕は有機ELのXEL-1ばかり使っているので、所詮液晶というところを一層感じるかもしれません。

うちはBTキーボードを持っていますが、(PS3のために導入したものです)認証させようとしたら、パスコード表示時間があまりにも短く過ぎて設定できないところです。多分不具合かもしれません。

うちの無線LAN環境では11gベース。実測では20Mbps程度といわれていますので、100MBオーバーのファイルのやり取りはつらい。やはり11n(実測は70~90Mbps)を導入するしかないかも。一応USB接続でのファイル転送ツール(iTunes以外)はあるようです。大容量かつ大量のファイルの転送にはUSB接続がベストかもしれません。また、AAOSのような設定はありませんので、長いパスワード入力は大変でした・・・(僕は紙でプリントしてから約5文字ごとにチェックしながら入力しました。

色々気になった点がありますが、とにかく色々いじってみたいと思うほど確かに面白い製品だと思います。少なくともネットブックを買うよりiPadにした方が満足感が高いと思います。(最低でもまともなPC1台を持つ必要がありますが。)

【超徹底ユーザーレポ】iPadを1カ月使い倒した果てに...ギズ編集者がノートPCを完全処分! : ギズモード・ジャパン

デスクトップPC+iPadがあれば、ノートPCがいらないのは同感かも・・・

僕にはデスクトップPC信者で、ノートPCについてややアンチ気味なので、iPadを使ってみて、やっぱりノートPCがいらないなと実感しました。ちなみに昨日新型VAIO Pを触ってみましたが、キーボードが邪魔だなと感じました・・・ディスプレイが小さすぎるとか。

Google関係者だったかと思うが、デスクトップPCが消滅されるだろうとの予言もありましたが、やっぱり違うなと思います。つまり優秀な母艦という存在がますます重要となります。

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2010年5月27日 (木)

Sony Reader(リブリエ)が国内に帰ってくる!!

ソニーやKDDIなど4社が電子書籍配信会社を設立 -AV Watch

 ソニーと凸版印刷、KDDI、朝日新聞社の4社は27日、電子書籍に関する新事業企画会社を7月1日に設立することで合意した。新会社は、書籍、 コミック、雑誌、新聞などを対象としたデジタルコンテンツ向けの共通配信プラットフォームを構築、運営を目標に設立。年内の事業会社移行とサービス開始を 目指す。    

   

 参加4社は、保有する技術やノウハウを集結し、新聞社や出版社などが安心してデジタルコンテンツを提供できる環境を整備。国内最大級の電 子書籍配信プラットフォーム構築を目指す。    

素晴らしいですね。ソニーが国内の電子書籍端末分野に再参入するようです。ソニーとしては国内の電子書籍市場の課題点を知り尽くしていますので、国内の出版社はAppleやamazonより組みやすいかもしれません。課題だった日本語ePub規格策定はやはりソニーの役割が大きいと思います。出版社には標準規格策定の経験者がいないらしいので、ソニーの出番となると思われます。日本のメーカーですし。

あくまでも仮の話ですが、Appleが電子書籍市場を独占した場合、やはり危険なのです。

電子コミック「働きマン」が配信拒否になった理由--電子書籍時代の検閲 - page2 - builder by ZDNet Japan

iPadでマンガ読めなくなる? 性描写と暴力に異常ピリピリ(J-CASTニュース) - Yahoo!ニュース

受験マンガ「ドラゴン桜」ですら一度は配信NGに--電子書籍には“カウンター勢力”が必要 - builder by ZDNet Japan

これが言論弾圧なのです。PSPの電子コミックでさえ、いちご100%やドラゴンボールが配信されております。いちご100%は性的シーンが多いですよwドランゴンボールは暴力的シーンが多いのです。

漫画家たちはAppleファンが多いと思いますので、Appleの検閲行為を非難すべきです。理想的には言論弾圧を行うメーカーが不人気になっていくのは一番いいですが、Appleは難しいでしょう・・

言論弾圧を堂々行うメーカーに独占状態にさせるのをとにかく阻止すべきでしょう。基本的に出版の自由を守るべきなのです。一応当ブログはあまり政治的な話はしたくないのですが、今回はどう考えても限度を超えています。

LIBRIe(リブリエ) | e-Bookを快適に持ち運べるe-Bookリーダー

それにしてもリブリエの公式サイトを見ると、改めて先進的な製品をよく出したなと実感します。リブリエという名前が復活してもいいのではと思います。

iPadが変えるシニア、営業、そして・・・。:NBonline(日経ビジネス オンライン)

元ソニーの前田さん(現JVC・ケンウッド)の作ったエアボードは再評価されているとか。アンドロイド搭載で作り直せば確かにもっと魅力的になりそう。チューナー搭載の点が大きいですし。

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2010年5月26日 (水)

フレッツ光ユーザーでよかった!

フレッツによる無線LAN利用促進の取組みについて ~WiFiはフレッツでもっと楽しくなる~

NTT東、モバイルルータをフレッツ光ユーザーに月額315円で SIMフリー版も - ITmedia News

僕はフレッツ光ユーザー。フレッツ光ユーザーなら、通常なら37000円かかるバッファローのポータブルモバイルWi-Fiを月315円でレンタルできるようです。しかも月210円の追加でフレッツ・スポットを利用できるようです。

何よりすごいのはポータブルモバイルWi-Fiは無線LANローミングに対応していること。通常なら外の無線LANに接続するたびに手動で設定したり切り替える必要がありましたが、自動切り替えしてくれるようです。無線LANスポットがたくさんある場所なら、3G回線を利用しなくてもいいかもしれません。

【清水理史の「イニシャルB」】 3G/無線LAN/有線LANを自動で切り替え! コレ1台でOKのモバイルルーター「ポータブル Wi-Fi」 -INTERNET Watch

ドコモ網+WiFiで使えるっ:何ができる? SIMロックは?──バッファロー「ポータブルWi-Fi」、機能を速攻チェック(前編) (1/5) - ITmedia +D モバイル

僕はSIMフリー版にして、日本通信のb-mobileSIMパッケージ6か月分を購入しようかなと思っています。

商品名 利用期間 価格 型番
b-mobileSIM U300 1年(365日)使い放題 【bマーケット価格29,800円(税込)】 BM-U300-12MS
b-mobileSIM U300 6ヶ月(185日)使い放題 【bマーケット価格14,900円(税込)】 BM-U300-6MS
b-mobileSIM U300 1ヶ月(30日)使い放題 【bマーケット価格2,980円(税込)】 BM-U300-1MS

ヨドバシカメラ、アマゾンなどで買えるようです。なんとヨドバシカメラは10%ポイントつき。アマゾンも割引あり。

日本通信、ドコモ網のSIMカードを単体販売――SIMロックフリー端末向けに - ITmedia +D モバイル

帯域が300kbps程度となりますが、値段の安さ及びドコモ回線ならのエリアの広さが非常に魅力的です。高速通信したければ、無線LANスポットで利用すればいい。無線LANのスポットエリアは意外と多い。

ASCII.jp:iPad 3G版の日本向け製品版をいち早くテスト!|西田 宗千佳のBeyond the Mobile

【本田雅一の週刊モバイル通信】 格安のSIMロックフリーWi-Fiルーター「b-mobile WiFi」

もしモバイルルーターを導入したら、PSP及びiPadで試したいのですね。やはり3G版iPadを導入する意味はあまりないなと思いますね。SIMロックで低速回線だしねw

関係ありませんが、iPadは5GHzの11nに対応しているようで、NECのWR8700N購入も検討しています。

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2010年5月25日 (火)

Google TV 雑感 その3

ソニーとGoogle、Android採用ハードウェア開発で協力 -AV Watch

噂通り、ソニー、Googleなどが"Google TV"で提携することが発表されました。

いろいろな記事を読みましたが、最初から疑問を持っていた、インテルと組んだ理由を詳しく解説する記事が見当たりませんね。

一応理由を述べた記事もありますけどね。

ロジクールも出すようで、やはり最初に出す製品だから、開発環境などの豊富さ及び開発効率の良さでx86を選んだのではないかと思われます。そもそもソフトウェア開発者には保守的です。基本的には実績のあるシステムで開発したいのです。まずx86で出して、後継機種にはARM系で出せばいいですし。まあ、x86で続ける可能性もありますが。

Sony Japan | ニュースリリース | ソニーとGoogle、アンドロイドプラットフォームを採用したクラウドベースの魅力的で新たな商品とサービスの実現を目指し、戦略的提携を構築

なんと戦略的提携を行われるようですね。どこまでやるのか不明ですが、ソニーの協力した部分も、結局オープンソース化されるので、マスコミにはソニーのメリットが薄いのではないかと指摘されていますが、僕には違うと思います。

ソニーには弱点だった"エコシステム"を構築するのが重要です。WindowsとiPhoneのようなエコシステム。例えばソニーのTVだけしかアプリ使えないのであれば、ユーザーにアプリを作ってもらえるか難しいと思います。パナソニックとかシャープのTVとか使えるようになれば、アプリが豊富になっていく可能性が高まります。いわばガラケーとスマートフォンの関係に近いかもしれませんね。将来性の高いAndroidなので、期待してもいいかもしれません。Appleみたいに意味不明な審査基準がないしね。

PSNの後継となるソニーオンラインサービス(仮称)の連携も行われるでしょう。映画、音楽、ゲーム(PS1アーカイブとか)などのTVへの配信はあると思います。電子書籍の配信はTVとの相性は悪そうだが、あると面白いかもしれませんね。

さてTVとネットの融合は過去にも何度もありましたが、すべて失敗しています。有名なのはAppleTVですね。シャープのインターネットTVもありましたね。

失敗した原因はおそらく基本的にネット機能もPCより大きく劣化していたのも大きいのではないかと思われます。AppleTVの場合は何事も中途半端だったという印象もあります。

TV番組を観ながら、いかに快適にネットを利用できるかカギとなりそうです。やはりGoogleの頑張り次第といえるかもしれません。

ところで、ソニーもiPad対抗機種を出すそうですが、やはりソニーならのハード作りに期待したいところですね。iPadの弱点である重さは解決される可能性もあります。

やはり300g台で6~7インチならば日本人には受ける可能性もあります。Androidは間違いなく搭載されるので、Googleならの技術力にも期待したいところです。最新版のAndroid2.2はかなりいいらしいし。

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2010年5月11日 (火)

iPadを予約しました

多分、驚かれるかもしれませんが、iPadを予約しました。Wifi 32GB版です。

当初、とりあえず様子見しようとおもっていましたが、ゲーム仲間の友人に、iPadを予約するよと言われた時、正直驚いたのです。この友人にはAppleに1銭も支払ったことがなかったのですw ちなみにWifi64GB版にするそうです。僕もAppleに支払った記憶といえば、QuickTime  Proぐらいでした。

それがきっかけに、僕も買ってみようと決心しました。やはり自分で書籍をスキャンしたPDFなどのファイル閲覧の快適さが決め手でした。ぶっちゃけ、この記事でほぼ決心した感じw

別の記事も非常に参考になりました。ソニーのReader所有者がレビューしているのも興味深い。一応ソニーのReaderの個人輸入を真剣で考えていたのです。色々ネックが多く、結局様子見にしました。Readerの新機種が出るまで待機してみようと思います。やはり日本にも発売してほしいところです。アマゾンのキンドルも出ていますけど、どうもあのデザインは好きになれんからな。

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一応ScansnapS1500+裁断機(PK-513無印)を持っています。
(こっそり以前のエントリーにてScansnapのことを書きましたが。)

実は5~6年前ぐらいには、scansnap fi-5110EOXとPK-513を導入しましたが、色々な問題により、結局放置していました。(ってか、当時には画質が一番ネックだったと思う。)S1500の出来の良さが評判になっていたので、S1500を導入しました。少々不満点がありますが、結構満足度が高いのです。正直なところ裁断作業はちょっと面倒くさいなと感じることもありますけどね。裁断作業にはなんとか慣れてきました。

ハイエンドPCで閲覧できるのはいいんですが、なぜか読もうという気になれないのが気になっていました。やっぱり電子書籍リーダーのようなものが必要だろうかと思うようになりました。ネットブックとかは論外ですし。ちなみになぜか僕には、ノートPCが嫌い?になってきたような気がします。VAIO Xとかには全く興味がなかったし。多分ですが、キーボードがもういいかなという気もします。iPadなら、やっと使い物になるかなという期待もあります。

僕にはiPadしかできない強力な使い道があるからこそ、予約しました。外への持ち出しはあまり意味がないと思うんで、Wiifiで十分と思いました。まあWiMAX搭載だったら良かったけどね。新型VAIO PはWiMAX標準搭載なのが、ちょっと気になっていますけどね。書き忘れたのですが、XPeriaは結局買いませんでした。まあ毎月の維持代がネックであることが大きかったけどね。

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2010年5月 6日 (木)

IMAX 3Dより明るかった。

GW期間、川崎のIMAX 3D等へ行ってきました。

まず、みなとみらいの横浜ブルク13。残念ながらXpanD方式でした・・・T・ジョイグループであることを考慮すべきだった・・

観たのは「タイタンの戦い」3D版でした。それなり3D感が出ていますが、やはり暗め。クロストークはあまり目立たないが、やはりアクティブシャッター特有の違和感を感じました。パナソニックのPDPに比べて遥かにマシでありますが、やっぱりアクティブシャッターは好きになれないなと改めて実感しました。まあ三板DLP方式PJは高速応答のおかげで、PDPより違和感が少なめかな。多分ですが、有機ELレベルの高速応答であれば、なんとか違和感がなくなるかなという気がします。

それにしても、"良質な"XpanD方式の映画館は存在するでしょうね。まあPJだけではなく、高ゲインのスクリーンに切り替える必要があるかもしれませんね。それなら高ゲインのシルバースクリーンに切り替えた方がいいでしょうね。RealDにするとか。

そして、川崎のIMAX 3Dで「アリス・イン・ワンダーランド」を鑑賞。

新百合が丘のRealDが素晴らしすぎる件について:

先月、新百合ヶ丘のワーナー・マイカル系の映画館にてRealDを体験したことを伝えたと思いますが、IMAX版の明るさについては、意外とそのRealDより輝度が若干暗めでした。また、コントラストは若干低めでした。

これは、おそらく低ゲインのシルバースクリーンを使っているか、キセノンランプをずいぶん使っていて交換寸前レベルだったかもしれない。(新百合が丘も、まだ使い始めのキセノンランプであるとか。)コントラストが低めなのは旧世代のDLPパネルを使っていると思われる。新百合ヶ丘でのPJでは、最新版のDLPパネルを使っているかもね。高ゲインのシルバースクリーンのおかげとの可能性もあるかもしれませんが。
(川崎IMAXのスクリーンはぎらつきが少々ありましたが、新百合が丘より目立たないレベルでした。低ゲインタイプと思われます。)

まあ、あの独特なIMAX流スクリーンは、さすが迫力がありますけどね。3D感はRealDとあまり変わらない感じ。

まあ、どこかの場所で、新規にIMAXを導入すれば(高ゲインのシルバースクリーン及び最新世代のDLPパネルなど)、新百合が丘のRealDを上回る可能性が高いけどね。

東京の新宿あたりに復活してくれないかな。10年前ぐらいに新宿の高島屋にIMAXがあったし。

川崎のIMAXと、新百合が丘のRealDは3D画質がどっち良いかといわれると、個人的には新百合ヶ丘の方が好みかなと思います。音響はさすが川崎のIMAXの方が上ですけどね。IMAXのメガネはちょっと合わないし。そうそうRealDの3DメガネはIMAXでは2重映像のままでした。XpanD方式も同様でした。

ぶっちゃけ、XpanD方式はやめて、Real Dあたりに全面移行してほしいなw>T・ジョイグループとか。まあ高ゲインのシルバースクリーンへの切り替えは金がかかるからな。

関連:ハリウッドは本気:2010年は「3D元年」になるか (1/5) - ITmedia エグゼクティブ

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2010年5月 1日 (土)

新百合が丘のRealDが素晴らしすぎる件について

休日にRealD版アリス・イン・ワンダーランドを見てきました。

当ブログのコメント欄にて読者様より興味深い情報をいただきました。
(ありがとうございました!)

この情報によると、
RealD方式といっても2種類があるようです。RealD(旧)及びRealD-XLです。
従来のRealD(旧)の弱点だった光量の効率を大幅に改善したものをRealD-XLというようです。どこの映画館に導入されているか情報が不明のため、
最近RealD方式3Dシステムを導入した映画館を探すしかありません。(ワーナー系映画館ではRealDの導入に積極的です。)

首都圏で一番怪しいと思われる映画館は新百合が丘です。この映画館こそ、4月27日より3D対応システムを導入したばかりからです。

つまり最新鋭のRealD XLを導入している可能性は極めて高いのです。

実は僕でもRealD対応映画館で見るのは初めてです。円偏光方式なので、IMAXより
クロストークが少ないと言われていますが、光の効率が悪く、暗いと言われているのが
欠点でした。(良質なXpanD対応映画館より暗いといわれていました。)

しかし、今回のRealD-XLは違います! 驚くほど明るいです。
3Dメガネなしでは通常の映画館よりまぶしいと感じるほどです。

もしかしたらIMAXの明るさに匹敵するかもしれません。IMAXは2台のプロジェクターを使っているので、理論上IMAXが一番明るいことでしょう。今回のRealDが明るい点についてはRealD(旧)の欠点が改善されたことはもちろん、おそらく高ゲインのシルバースクリーンを導入したのも大きいかもしれません。

プロジェクターに詳しい人にすれば常識ですが、スクリーンの特性によっては、明るさがかなり変わります。ちなみにスチュワート社のシルバースクリーンのゲインは3.5でかなり高ゲイン。ホワイトスクリーンはゲインが1ぐらい。(業務用ホワイトスクリーンのゲインはどのくらいか知りませんが。)

高ゲインの副作用については、一般的にはぎらつきが目立つ症状が出ます。

確かに今回の映画ではハイライト部分でぎらつきのような縦線?のようなものが複数見られました。よく見れば気づくかなという程度で、あまり神経質になる必要がないと思います。

通常の2D映像の画質も意外と良かった。もしかしたら2Dとの相性は意外と悪くないかもしれません。多分うちのスチュワート社のFireHawkG2と似た感じなので、印象が良かったかもしれません。個人的にはホワイトスクリーンより好みかもと思ったぐらいです。

円偏光方式のおかげか、クロストークらしいクロストークをほとんど感じませんでした。首をかしげてもクロストークを感じません。確かに横にしても快適に見られそうだ。

この点については少なくともIMAXを超えています。IMAXの弱点は視聴の仕方によってクロストークを感じやすいことからね。

他には、3Dメガネ越しでも、明るさについては文句なし。色調も完璧。

アリス・イン・ワンダーランドは正直なところ期待してなかったが、予想以上ずっと良かった。さすがディズニーらしい作りだなと思った。それにしてもディズニーの実写映画は当たりが多いなとの印象でした。今後はディズニーの実写映画は見逃せないなと思いました。(パイレーツ・オブ・カリビアンもディズニー系。)

アリス・イン・ワンダーランドはネイティブ3D制作ではないといわれるが、思ったより
3D画質はよくできていた。正直言って驚きだった。2D-3D変換技術も進歩していることか。

今回には素晴らしい3Dシステムのおかげで、3D感は極めて良かったのです。

この2D-3D変換技術で、ロード・オブ・ザ・リングも、3D化にしてくれないだろうかと、マジで思った。なぜかロード・オブ・ザ・リングを連想させるようなシーンがたびたびあったしw
多分RealD-XL+ロード・オブ・ザ・リング 3Dで、ループで観ても飽きないだろうと思った。

今回のRealDは本当に素晴らしい。円偏光方式はやはり一番目に優しいシステムだと思う。全く疲れませんでした。もっと観たいなと思ったぐらい。

ちなみに、ビクター及びソニーの業務用3Dモニターは円偏光方式。SXRD 4Kもおそらく円偏光方式だろう。(クロストークがIMAXより少なかったし。)

1台のプロジェクターだけではIMAXより明るさが劣りますが、高ゲインのシルバースクリーンとの組み合わせで、明るさの問題も解決できます。

ワーナー・ワイカル系では偏光方式の3Dメガネは無料でもらえました。ちなみにこの映画館にはビクターの業務用円偏光方式モニターもあったので、そのメガネで観てみたら、ちゃんと3D画質でした。なぜか、付属メガネより見やすかったような気がしましたw

IMAXで、そのメガネでどう見えるかテストしてみたいw

RealD方式の3Dメガネはとてもシンプルです。ちなみにクリップオン型メガネも売られていますので、メガネをいつもかけている方にはおすすめです。次回にも使えるので、300円は安いと思いますね。

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ワーナー・ワイカル系で、今年にRealDを導入したばかりの映画館は要マークでしょう!もしかしたら意外と近くにあるかもしれませんよ!日本では4カ所しかない、遠いIMAXのところに遠出しなくても、高品質な3D映画が観られますよ。

新百合が丘は神奈川県ですが、小田急線の主要な駅であるため、意外と近いなという印象でした。吉祥寺駅から30分ぐらいでしたし。実は当初車で行く予定でしたが、駐車場はよく満車となるらしく、1時間で600円。(買い物1000円分で2時間無料となるらしいですが。)結局電車で行くことになりました。

ちなみに近日中にIMAX版「アリス・イン・ワンダーランド」も観る予定です。比較してみたいと思います。

みなとみらいの横浜ブルク13にも行く予定です。ソニーの4Kが導入されているので、
そのPJでは3D対応があるどうか気になるところです。3DだけはDLP方式だったらがっかりですが・・(さらにXpanD方式だったら涙目ですが・・・)

さて、日経WinPCの麻倉氏のコラムによると、ソニーとパナソニックの3Dテレビの比較について興味深いことが記載されています。

パナソニックの3Dテレビはクロストークに強いが、インバーター系照明のある環境ではフリッカーを強く感じるそうです。(パナソニックセンター東京ではインバーター系照明がなかったので、フリッカーを感じなかったでしょうね。)

これはPDPの特性どうか液晶の特性どうかではないようです。フレームシーケンシャル方式の3Dメガネの特性だそうです。(ソニーの開発者のコメントも載っています。パナソニック方式の3Dメガネだと、液晶テレビでも、フリッカーを感じるようです。)

ソニーには、その問題を解決しようとしましたが、今度に大きな副作用が出ていることが
分りました。

フレームシーケンシャル方式の3Dメガネから偏光フィルターを外しました。
フリッカーを感じないようになりましたが、視聴場所によっては強いクロストークを感じるようになってしまったことです。(ソニービルで強いクロストークを感じたのは、やはり視聴場所が原因だったか。)麻倉氏によると10度が限界らしい・・

うーん、パナソニックの3Dテレビの方がまだマシかもしれません。横にして3D映画を観たいなら、パナソニックにするしかないでしょう。

6月に発売されるソニーの3Dテレビは3D対応として明らかに失敗作だろう。(2D画質はXRを上回るほどかなりいいらしいが。)フリッカーと強いクロストークをどっち選ぶなら、フリッカーの方がまだマシと思う。家の照明はなんとかすればいいからな。例えばインバーター系照明をやめて、LED照明にすればいいからな。(まあこの点は敷居が高いけどね・・)

※追記:LED系照明はソニー以外の、パナソニックの3Dテレビ(フレームシーケンシャル方式)等では相性が悪いそうだ。

IMAXとかRealD-XLなどの業務用については、極めて高レベルで素晴らしいと分った。家庭用はまだまだ試作レベル。ぶっちゃけ、家庭用は当面買わない方がいいでしょう・・・

それにしても、RealD-XL版アリス・イン・ワンダーランドはまさに衝撃だった。IMAX版はどうなっているか気になりました。

もしIMAX版に劣らない出来であれば、歓迎すべきと思いますね。近くの高品質な3D対応映画館に行けることを意味しますからね。

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