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2010年9月 3日 (金)

ソニー、3D対応SXRDプロジェクター発表!

<IFA2010>ソニー、3D対応SXRDプロジェクター「VPL-VW90ES」を発表 - Phile-web

IFAにて3D SXRD PJが発表されました。

Vw90es_big

上位の「VPL-VW90ES」は240Hz・4倍速駆動のハイフレーム表示に対応したSXRDと、液晶テレビ“BRAVIA”の3D対応機の開発で実現 した映像回路を組み合わせ、フレームシーケンシャル方式の3D表示に対応したことで、本体に1基の光学ユニットと、1基のランプ、1基のレンズを搭載する 単眼式での3D投写を実現したプロジェクター。テレビの“BRAVIA”シリーズの3Dモデル同様に、フレームシーケンシャル表示に対応する3Dメガネで 立体映像の視聴を行う。

残念ながら?予想通り、アクティブシャッター方式でした。まあ、3D対応(シルバー)スクリーンを用意しなくて済むメリットもありますけどね・・・

前機種のVW85は120Hzだったが、今回のVW90ESは240Hz対応だそうです。Xpand方式のDLP(144Hz)より高フレートレートです。もしかしたら、クロストークなどの違和感が少ないかもしれません。

個人的には、やはり偏光方式が欲しかった。輝度問題もあるし。1000ルーメンではおそらく暗いと感じると思います。偏光方式ならスクリーン以外ならほぼ解決できますが、プロジェクターのコストが高くなりますけどね。結局4K対応待ちかな。

とはいえ、コントラスト表現がきわめてよかった、VW85の後継機種であることに注目してます。

SXRDパネルも改良されている。画素間スペースも、0.25μm→0.20μm(初代~第3世代SXRDパネル(VW200/VW60)は0.35μm)に小さくなっており、パネルのサイズ(0.61インチ)も同じサイズです。前機種より開口率が上がっております。うちのVW100ベースのSXRDパネル(0.61インチ/0.35μm)にすれば、ずいぶん開口率が上がっていることか・・・ 100インチでも画素がきわめて見えにくいので、精細感がさらに上がる可能性もありますね。

光効率及びコントラストが大きく改善された可能性も高いです。2D重視ならVW50/VW60等の旧機種からの買い替えにはオススメではないでしょうか。なんだが、買い増ししたくなってきたかも・・(笑)

VW200の後継機種については、多分、キセノン系はもうないかも。レーザー光源搭載なら可能性はありますが、コスト次第かな。理想的にいえば4K+レーザー光源+3D偏光方式対応がほしいですww

麻倉先生の取材によれば、

なかなか詳細を明かさない係員から無理矢理聞き出したところ、SXRDは新しいデバイスが搭載されている。映像の緻密さが増すという。シアターで垣間みたところでは、しっとりとしたウエルバランスの3D画像であった。2D画像はVPL-VW85をかなり超えていると見た。

ほう、楽しみですね。3Dの画質についてはあまり期待してないけれど、2Dは期待していますw

ちょっと関係ないかもしれませんが、数ヶ月前にクリスティー社の三板方式DLP PJ(WU7K-M)でアクティブシャッター方式の3Dを体験したことがあります。残念ながら違和感をかなり感じました。まあ、Xpand方式映画館と基本的に同じですけどね。Xpand方式の欠点がそのまま出ている感じです。(輝度はともかく、偏光方式に比べて違和感を感じやすい。)

Wu7km_big

多分DLPの高フレートレート化にしないと違和感を減らすことができないことかな。劇場館のDLPは、現在144Hzらしいので、240Hz以上(288Hzとか)にしないときついかも。

さて、実は数ヶ月前の麻倉先生のイベントにて、クリスティー社の業務用向けの三板方式DLP PJ (HD6K-M)+180インチで体験してみました。

Hd6km_01

最大輝度は6000ルーメンであるにもかかわらず、しっかりコントラストが出ているところが印象的でした。

ダイナミックレンジが広く、ハイライト部分の表現がきわめて素晴らしかった。ダイナミックアイリスもあるため、ローライト表現は意外にも頑張っている感じです。ビクターのD-ILA機種のローライト表現に及ばないですが、超高輝度によるハイライト表現の魅力はきわめて捨てがたいです。ある意味僕の理想とする絵に近い感じです。

画調については基本的にモニターライク画質ですが、UHPランプ搭載のため、若干色温度が高めという感じです。キセノン系にすれば、7~8Kレベル感じです。

一応色温度を5Kに下げると、色表現がキセノンライクになるそうです。僕の体感ではやっとキセノン系の6Kレベルになる感じかな。

ただし、180インチであるため、DLPの弱点である、LCOSに劣る開口率がネックにより精細感がやや欠けます。良くも悪くも固定画素系画調です。

DLP系は、180~200インチを近距離(3~5m)で視聴するには、4Kレベルが欲しいかもと思いました。極めて開口率の高いLCOSなら、200インチまででも、フルHDでも問題ないかもと思います。

確かにHD6K-Mは素晴らしいですが、極めてモニターライクで、ニュートラル重視であるためか、色表現は若干物足りないと感じました。柔らかい階調表現を表現するには相性が良くないかもと思いました。

色問題などを解決するにはレーザー光源搭載待ちかなと思いました。UHPランプ光源搭載といっても、消費電力は高すぎるからな。まあそもそも業務用向けですけどねw

まあ、600万円にするので、そもそも買えないものですけどねw

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プロジェクター」カテゴリの記事

コメント

まあ,3Dのちらつきに関しては
「ソニー式」
故にあまり問題にならないかもしれませんね。
もっとも,欠点もそのまま受け継ぐと思いますが,
プロジェクタなら問題ないんじゃないかなあ。

ぶっちゃけ,アクティブシャッター方式は,
240Hzにしてしまえば,さほどコストもかからないわけで,
来年ぐらいには,低価格帯に降りてきそうでもあり,
なかなか買い時が難しいですねw

まあ,一つ文句があるとしたら,
アンプ類を黒くするのはいいけど,
やっぱり,プロジェクターは白とかシルバーがいいなあ。
特に,リビングに置かれるだろう安い方は・・・
おかげでなかなかGOがでねえですよ。

投稿: kon2 | 2010年9月 3日 (金) 08時58分

>>kon2さん

3Dのちらつきについては、確かにパナソニックの3Dメガネなどでしたね。あれは照明がネックでしたからな。暗室が基本であるPJなら、問題ないような気がしますw

Xpand方式の3Dは、一応ちらつきは感じないと思いますが、暗さがネックだったと覚えています。

予想通り、BRAVIAの3D技術の共通化を行われているようで、来年あたりBRAVIA全機種が240Hz駆動以上となれば、下位機種も240Hz駆動となりそうですね。来年待ちなのが正確かも・・・(苦笑)

まあ、VW90ESもいいと思いますよ。1000ルーメンは一応リビングシアターとして実用レベルですし。(3Dとして微妙ですが。)

そういえば最近のAV機器は馬鹿みたいに黒色ばかりになっていますね。さすがには黒が飽きたという雰囲気が出そうですね。白iPhoneもでているし。やっと揺り戻しが来たかね。

投稿: mkubo | 2010年9月 4日 (土) 08時48分

ソニーの3Dの場合,
偏光フィルタがない分,明るさが稼げますから,
よりプロジェクタ向きなのかも知れませんね。

投稿: kon2 | 2010年9月 6日 (月) 10時33分

透過型LCDや反射型LCDの240Hz駆動は、単純に3D映像のキレを良くする(=クロストーク低減)ためのもので、
3D映像自体を240枚作り出すわけではないですよ。

Sonyで例を示すと、2D時の240Hzモーションフローは、中間フレーム自動生成で、実際に60Hzから240Hzを生成し、残像を低減させています。

http://av.watch.impress.co.jp/img/avw/docs/389/774/html/sony2_m02.jpg.html

ただ、3D時の240Hzは、Blu-Ray収録、またはSony内部2D-3D変換プロセッサーで作られた、右目60Hz, 左目60Hz、計120Hzの映像を、2度書きで表示しています。
これは、3Dで問題になる液晶素子の応答遅延を防ぐためです。(液晶は素子の応答速度が、ブラウン管、プラズマ、DLP、有機ELに比べ、かなり遅いです)そしてさらに、右から左に書き換えている際には、LEDバックライトを消して、3D残像(クロストーク)が見えないようにしています。

http://journal.mycom.co.jp/photo/news/2010/03/09/080/images/013l.jpg

DLPやプラズマは素子応答速度が速く、クロストークが起こりにくいため、上述のようなことをする必要が無く、単純に120Hz駆動でやっています。
つまり、液晶の240Hzの3Dと、プラズマ・DLPの120Hzの3Dは、ほとんど差が無いと思います。

また、映画館の144Hzですが、これはDLP Cinema用プロセッサに内蔵された「トリプルフラッシュ」という技術で、DLPプロジェクターに対して、シネマサーバーからHDSDI 2本で送出される、右目24Hz, 左目24Hz、合計48Hzを、「単純に3度同じフレームを書く」ことで、残像低減させる技術です。
つまり、(L:24枚 + R:24枚) x 3 = 144枚 です。

この技術を使うことで、見た目のちらつきは解消されますが、民生機に搭載されている中間フレーム生成を行っていないため、大きな動き(例えば、カメラが大きくパンするなど)があった場合、フレームがガクガクと飛んでいるような印象の映像になります。

ですので、実際に映像がある枚数で比較するならば、家庭用の120Hz3Dの方が優れています。
(家庭用: L/R 60枚ずつ、映画館: L/R 24枚ずつ)

ちなみに、クリスティの3Dプロジェクターですが、これは6月の3D/VR展でご覧になったんですか?

この時ご覧になったのは、床と正面の2面3Dスクリーン+XpanDメガネですか?それとも、1面スクリーン+NVIDIA 3D Visionの方でしたでしょうか?

スタッフに聞いたのですが、2面の方は、L/R 30Hzずつ、合計60Hzをプロジェクター内部で2倍速して120Hzにしたもののようで、先ほどの映画館144Hzと同じように、動きが激しい映像で「映像がとびとびになる」ちらつきを感じます。

1面の方は、L/R 60Hzずつ、合計120Hzの映像だったようですので、映像がとびとびになることは少なかった印象でした。

最後に、3Dメガネのちらつきですが、これは現在発売されている各社のフレームシーケンシャル3Dメガネが、赤外線LEDの明滅を駆動信号とする「赤外LEDエミッター方式」を採用しているからです。

この方式だと、3Dメガネの駆動周波数(120Hz, 240Hz)が、日本の電源周波数の60Hzの整数倍であることで、蛍光灯と干渉を起こし、蛍光灯下ではちらつきが発生してしまいます。(蛍光灯の駆動周波数が60Hzで、その蛍光灯が発する赤外線がメガネに届くことで、3Dメガネが誤動作してしまう)

これを防止するために、先月アメリカ・ロサンゼルスで開催されたのSIGGRAPH2010にで、NVIDIAが無線電波(RF)で液晶シャッター駆動させる新型3Dメガネ、「3D Vision Pro」をリリースしました。

http://www.nvidia.co.jp/object/3d-vision-professional-users-jp.html

これまでの赤外LED方式では3D時(赤外LED点滅時)に赤外線を使用しているリモコンが一切効かなくなる問題もありましたので、今後はこのRF方式が主流になる可能性があります。

長々と書いてしまいましたが、ご参考まで。

投稿: T | 2010年9月 6日 (月) 10時56分

>>kon2さん

なるほどね。ソニー方式なら若干明るく見えるかもしれませんね。まあIMAX 3D方式に近い見え方となるみたいので、首をかしげるなどはNGになるかもね・・

>>Tさん

お久しぶりです。コメントありがとうございます。

>DLPやプラズマは素子応答速度が速く、クロストークが起こりにくいため、上述のようなことをする必要が無く、単純に120Hz駆動でやっています。
つまり、液晶の240Hzの3Dと、プラズマ・DLPの120Hzの3Dは、ほとんど差が無いと思います。

ご指摘ありがとうございます。DLPの144Hz駆動についてはそのとおりでしたね。
まあ、DLPはこれ以上あげてもあまり意味がないですね。階調表現という問題が出ますし。(特に単板DLPでは120Hzで十分だが、階調表現を改善する必要がありますね。)

プラズマは実は応答速度的には完璧ではないです。西川氏の指摘によれば、プラズマもこういう問題を抱えています。

http://av.watch.impress.co.jp/docs/series/dg/20100513_366000.html

>プラズマ特有の消光特性の遅さから生じるクロストーク現象(左右それぞれの目用の映像がオーバーラップして見えてしまう現象)は、階調生成手法を最適化することで低減したと言うが、これが効果を発揮するのは中間色領域に限定される。

もちろん液晶より上であるのは間違いありませんが。

>ちなみに、クリスティの3Dプロジェクターですが、これは6月の3D/VR展でご覧になったんですか?

>この時ご覧になったのは、床と正面の2面3Dスクリーン+XpanDメガネですか?それとも、1面スクリーン+NVIDIA 3D Visionの方でしたでしょうか?

ご指摘のとおり、3D/VR展に行ってきました。
体験したのは1面+NVIDA 3D Visionだけでした。2面3Dスクリーンは観ていませんでした。

僕のいう違和感とは、多分意味が違っているかもしれません。一応ちらつきはあまり気にならなかった気がしますが、僕の脳内では、気持ち悪さのようなものを感じました。3D感はしっかり体験できましたが、生理的に受け入れられないようなものを感じたのは確かです。

NVida 3D Visionが犯人なら、RF方式で違和感が減るならありがたいと思います。

投稿: mkubo | 2010年9月 7日 (火) 02時17分

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