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2010年12月23日 (木)

[VW90ES]5600ESでHDMIl周りの問題を完全に解決!

前回のエントリーにてマランツのHDMIセレクターがNGであると書きましたが、その後色々検証してみました。接続方法によっては問題なく利用出来ることがわかりました。接続方法については後ほど記載します。

今日5600ESが来ました。同時に、宅配業者に5500ESを引き取りしてもらいました。アバックの下取り価格や販売価格はとてもよかったので、差額は価格コムでも一番安い店で3600ESを買うよりちょっと安めでした。

AVアンプの買い替えはもういい加減にしたいところw

ちなみにうちのAVアンプ買い替えといえば、以下という感じ。

ヤマハの10万円程度?のAVアンプが最初でした。次はソニーのDA7000ES。(ただしHDMI音声非対応)3回目はHDMI音声対応5300ES。4回目は5500ES。(アバックの下取りサービスにより、差額がお手頃だったからな・・)今回で5回目になるか・・・(苦笑)

5600ESは3D系オーディオを極めて考慮されており、(3600ESも同じ)少なくとも5年以上使えるものだろうと思います。(多分・・・)

ASCII.jp:初心者に勧めたい!! ソニーの高級AVアンプ「TA-DA5600ES」|鳥居一豊の「最新AVプロダクツ一刀両断」

そんなところで高額なオーディオ製品のレビュー記事が掲載されるとは意外な感じがしますが、とても良い記事だと思います。AV初心者には極めてオススメできると思います。(予算を許せるならとの話ですが。)

 もちろん、オーディオ製品だから、毎年さらに音の実力を高めたモデルは登場するだろうが、新しいサラウンド方式が登場することも当分はないと思うし、3D映像への対応も果たしているので、今年のモデルならば一度購入すれば当分の間現役で使っていけるはず。

 数年で買い替えるつもりならば安くてもいいが、長く使うなら多少値が張ってもより良い物を選んだ方が幸せになれると断言する。本機ならば向こう10年は使えるだろう。

 その10年の間にじっくりとスピーカーなどを買い揃えていくのもいいし、数多くの映像ソフトを良質な映像と音で堪能して過ごすのもいいだろう。新年を迎えるにふさわしい、明るい未来が見通せる夢のある製品だ。

マランツのHDMIセレクター(VS3002) は当初NGだったとお知らせしましたが、対策が見つかりました。

PS3/BDレコーダー→5500ES→マランツのVS3002(HDMIセレクター)→VW90ESという流れはNGでしたが、以下の流れにすると、OKになりました。

PS3/BDレコーダー→マランツのVS30002→5500ES→VW90ES

ただし、AVアンプの5500ESは3D非対応なので、3D対応がNGでした。もちろんPS3の3Dを利用すると、3DモードでのHDMI音声は不可能になります。(2D限定ならHDMI音声でもOKです。)

上記の環境、5600ESに変更してみたところ、3D対応もOKでした!!

PS3/BDレコーダー→マランツのVS3002(HDMIセレクター)→5600ES→VW90ES

全く期待してなかっただけに、嬉しい誤算でした!

VS3002にて3D非対応のBDレコーダーに切り替えてからPS3(3D再生中)に戻すなどのテストを行っていたが、全く問題がなかった。音も全く問題なし。どうやら電気信号としての中継器に過ぎないので、3D対応などの信号には全く問題ないかもしれません。それにしても5600ESのHDMI周りは優秀だと思います。

ちょっと話がそれますが、先週の休日、先月オープンされた南町田のIMAX3Dに行ってきました。トロン:レガシーを観るためにね。

やはりIMAX3Dは史上最強の3Dリファレンス環境なので、色々参考になりました。トロン:レガシーは非常にとても良くできており、3D映画として素晴らしい傑作だと思います。個人的にはマトリックスを超えたと思います。BD3D版が早くほしいところです!

個人的には初代トロンはつまらない映画との印象しか持ちませんでしたが、今回のトロン:レガシーは非常によかったと思います。

IMAX3Dの明るさについては、意外にもVW90ESの3D画質の明るさと比較しても大差がないとの印象が強かったのです。頑張れば届きそうな感じが強かったのです。(VW90ESの3D画質を調整してからそういう印象を持つようになりました。)ちなみにVW90ESの2DはIMAX3Dより(3Dメガネなしで)明るいんです。

やっぱりVW90ESの2Dが異様なほど明るいんですw

IMAX3Dのおかげでかなり自信を持ちました。3D感については、意外と控えめ。むしろVW90ESの3D感が圧倒的。ただしナチュラルな3D感が極めて優れており、IMAX3D特有の超大画面のおかげもあり、3D映画館として満足感が高いです。音も素晴らしいし。

3D映画ならの音も、かなり勉強になりました。ホームシアターとしてはフロント周りの音がますます重要になるなと感じました。

5600ESには、フロント周りの音に非常に力を入れております。例えばHD-D.C.S. フロントハイモード対応(フロントハイ・SP設置必須)、スピーカリロケーション機能等が導入されております。

テクノロジー | AV/Hi-Fiオーディオ | ソニー
のところで、

スピーカーリローケション With A.P.Mの技術紹介をぜひご覧ください。また開発者のかないまるさんのサイトにて解説されております。

その機能のおかげか、サラウンド感は5500ESに比べてずいぶん上がった感じもありました。不自然感みたいものが完全になくなった気がします。やっぱりサラウンドスピーカー設置は視聴環境のこともあり、かなり難しかったことでしょうね・・ 自動音場補正機能はいわばプロがスピーカーの再配置等を行うものなので、AV初心者には極めてやさしいといえるんです。

ところでアバター3Dを再度視聴して、3D画質をいじってみたところ、非常に満足できる3D画質(明るさも)を得られました。

FireHawk G2 100インチスクリーン向けの画質調整ですが、

3Dメガネ:暗モード
シネマ3 色温度:低2
シャープネス:5
ガンマ1
黒補正1

という感じで調整しました。明るさはIMAX3Dに迫るかもと思うほどです。

元々VW90ESは白ピークや黒の沈みなどのコントラスト性能が強烈のため、明るさ以外にはIMAX3Dを上まわっているところが結構あるんです。VW90ESのコントラスト感をスポイルしないようにしてありますが、FireHawk G2は黒の沈みが極めて強烈のため、コントラストが浅いと感じないレベルになっております。

僕が言うのはおこがましいと思いますが、FireHawk系スクリーンはVW90ESにとっては極めて相性がいいと思います。ちなみに、現行ではFireHawk G3というスクリーンが出ているとか。実際にみたことがないけど、多分クセ感がG2より低減されているのではと思います。もし迷光対策が難しい環境なら、やはりFireHawk系スクリーンをオススメしたいと思いますね。少なくともHD130相当の画質を得られるからね。麻倉先生もHD130というスクリーンを使っているぞw

VW90ESの2D画質ですが、デジタルアニメ系劇場映画は極めて相性がいいなと感じております。

「魔法少女リリカルなのは The MOVIE 1st 」のBDをBDT900で再生してみたところ、本当にVW90ESでの画質が素晴らしかったんです。画質として感動を覚えたほどです。(一応元々は熱心なファンじゃないけれど、その映画でファンになったかもw)

基本的にランプは常時で高輝度モード。デジタルアニメにはふさわしい画質で、ダイナミックレンジ感や色の深みが素晴らしく、フォーカス感が極めていいのに、不自然なほどにシャープネスすぎるとの印象もない。しっかりソフトな絵も完璧に表現されているんです。

少なくともプラズマでは、そういう絵を再現するにはかなり厳しいと思いますよ。(元々白ピーク表現が得意じゃないし。)有機ELが大画面にしないと厳しい印象です。それほどに実力があるんです。

70年代のフィルム映画である「ダーティー・ハリー」のBD版を再生してみたところ、ランプが高輝度モードではかなり明るすぎる印象。低モードにしてみたらちょうどいい感じになった。解像感がよすぎるか、VC-1の圧縮ノイズがよく見えます。(苦笑)

古いフィルム系映画には、VW100の方が好みかも?と感じました。キセノンランプならの低色温度等の領域はまだまだあるだろうと結構感じました。まあ、結局映像ソースによっては使い分ければ完璧なのではと思いますw

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