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2010年12月 5日 (日)

6型Reader(PRS-650)を注文したよ

PRS-650 | 電子書籍リーダー“Reader”(リーダー) | ソニー

無線通信機能を搭載してない点、amazon.comのKindleより値段がちょっと高めなのが、不満ですが、自炊派には待ちに待った電子ペーパー採用端末であるのは間違いありません。Kindleより優れているのは、自炊系書籍とのマッチングが良いとか。また外部メモリー対応なので、自炊系大容量ファイルに対応できるのが強み。

日本メーカーの製品なので、日本語完全対応であるのが安心感もあります。日本語のフォントはまだ1種類だそうですが、ファームウェア更新によって、日本語のフォントの種類が増えるそうです。

注文するのは遅れてしまったか、ソニーストアにて(久々ですw)6型のReaderを注文したのですが・・お届けの予定は12月下旬w

まさか予想以上人気を集まっているとは意外でした。ちなみに5型は今注文しても発売日に到着するそうです。(ただし外部メモリー非対応。)念のため、yodobashiネット通販も覗いたのですが、人気のため、予約受付終了とか。ずいぶん前入手したクーポンがまだ有効でしたので、幸い少々の割引があったようです。

うーん、迷わず早く注文すればよかった・・(苦笑)

多分自炊派の方には結構注文されているのではと思います。iPadで電子書籍を閲覧している方ならわかると思いますが、小説系はあまり相性が良くありません。目にはあまりやさしくないからです。漫画や雑誌は問題なく読めますが。ある意味、iPadで自炊系書籍を閲覧している方には、電子ペーパーの良さを期待している可能性が高いかもしれません。

色ですが、ブラック色にしました。先月、銀座のソニービルに行き、実機を触り、色の選択で検討していたのです。当初シルバー色がいいかなと思ったが、少々派手かなとの印象を持った。ブラック色の方は落ち着いた印象を持ったので、ブラック色にしました。

ところで、シャープのガラパゴスの仕様やFAQをじっくり読んでいたのですが、うーん微妙だなとの印象です。少なくとも自炊派には当面様子見にした方がいいでしょう。また、バッテリー(実効)駆動時間は10型だと6.5時間程度だそうです。(5型は4時間程度)うーん、iPadは改めて凄いとしか言いようがないです・・・・iPadの実効駆動時間でも10時間程度ですし。

仕様一覧 | メディアタブレット:シャープ

Q&A情報|メディアタブレット(GALAPAGOS):シャープ

3-8.バッテリーの駆動時間は?

5.5型モデル(EB-W51GJ): 約 7時間、10.8型モデル(EB-WX1GJ):約 10.5時間です。

※実際の駆動時間は、使用環境により異なります。

※省エネ動作モードONの状態で、文字だけで構成されるXMDFコンテンツ(ページエフェクトが指定されていないもの)を40秒ごとにページめくりした場合の時間です。

※なお、出荷時状態(ただし、明るさ自動調整OFF)で、文字だけで構成されるXMDFコンテンツ(ページエフェクトが指定されていないもの)を40秒ごとにページめくりした場合の駆動時間は、EB-W51GJは「約4時間」、EB-WX1GJは「約6.5時間」です

 

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コメント

インタビューでもおっしゃってましたが,
あくまでも待ちきれないからの見切り発車。
端末としては魅力的なので,少しでも普及することを願ってます。

ま,あとはどれだけアップデートで使い勝手が変わってくるか,
というところかな。せめてePub3.0までは頑張って欲しいところ。

シャープのガラパゴスの場合,
他のAndroidタブレットとの差別化がキビシイですねw

投稿: kon2 | 2010年12月 8日 (水) 09時00分

>>kon2さん

まあゆっくりやるよりマシですね。ハードがあるだけでもずいぶん違うからね。ハードがないのにサービスだけを構築してもしょうがないですし。

ソフトがないとただの箱だとよくいわれるけど、その箱がないとなんも出来ないからなw

CEATECの時点ですが、シャープのガラパゴスを触った限り、正直言ってiPad以下でした。まあアンドロイド2.1ベースだったことを考えれば仕方ない気がします。

正直言ってサムスンのtabの方が魅力的でした。

一応シャープのガラパゴス、Android向けのサービスも行われる計画があるらしいが、差別化はどこまでできるか微妙すぎるね。

投稿: mkubo | 2010年12月 8日 (水) 19時47分

今日ヨドバシカメラにガラパゴスの展示があったので、触ってきたが、、、やはり微妙な印象が変わってなかった。

5型で小説系を読んでみると、やっぱりきつい。

投稿: mkubo | 2010年12月 8日 (水) 21時32分

こういっちゃうとなんだけど,ガラパゴスはいろいろと焦りすぎなのかも。

ソニーリーダーって,端末だけ見れば,Liblieの正統進化版でしかないですからね。
なんだかんだ言って開発リソースに余裕があるんだと思います。
あと,Appleやamazon,google同様,「既に海外で展開している」わけで,
国内事情の解決を待ってるだけ(もちろん会社を作ったりとか攻めの姿勢ではありますが)だし。
どんな端末にもリーダーソフトを用意するってのも,amazonと同じ戦略ですよね。

まあ,シャープが焦る気持ちもわかるかw

投稿: kon2 | 2010年12月 9日 (木) 09時20分

>>kon2さん

惜しいと思ったのはソニーがXMDFのようなフォーマットを育てることができなかったぐらいですね。シャープがオープン的に管理してないのが問題かもね。せめてオープン的にやっていたら、XMDFへの反発がなかったのではと思う。

ePubは一応ソニーが初めから関わっていますな。
国内規格策定はなかなか進まないのは残念ですが・・

ご存じかと思いますが、西田氏の本によれば、やはり北米進出を決めたのはストリンガー氏だったとか。米国事情に精通しているからこそ、電子書籍事業を存続できたわけか。もしストリンガー氏の決断がなければ、今頃iPad,kindle?の黒船で慌てていたかもしれません。

まあ、米国で成功してよかったと思います。オープン路線により、300万冊のGoogle booksを読めることで、商品価値が上がったことでしょうね。早く日本版もきてほしいところです。

kindleは近い将来ePub対応されるか、興味あります。(一応日本版ではXMDF対応される可能性があるらしいですが。)

投稿: mkubo | 2010年12月 9日 (木) 19時09分

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