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2011年1月 8日 (土)

2011 CESについての雑感[Sony編]

【麻倉怜士CES報告11】続報:なぜソニーの「3Dグラストロン」は素晴らしいのか - FPD - Tech-On! (閲覧には要会員登録。無料です。)

 ソニーのヘッド・マウント型ディスプレイ「3Dグラストロン」が素晴らしいと報告したが(Tech-On!関連記事),なぜ素晴らしいのかを検証してみた。通常の3Dテレビと全く異なるのが,二つのディスプレイで再生することである。

麻倉氏がソニーの作ったものを本気で絶賛するのは久しぶりかな?と思った。前回といえば、2007年のCESにて発表されたXEL-1試作機だったかな。今回も有機EL。

フルHDではなく、1280x720なのは、かなり小さいサイズでの解像度なのでずいぶん頑張っているなと分かります。

【西川善司の大画面☆マニア】第139回:International CES特別編 -AV Watch
西川氏も解説されているんで、参考になります。

原理的にクロストークが発生しないはずなので、ある意味理想的な3Dディスプレイですな。

試作機とはいえ、かなりコンパクトなHMDにしないと厳しいかもな。10時間以上見続けても疲れないようにするのが理想的。それにしても昔の某3D専用赤いゲーム機のアレを連想させますな・・ どうせ超小型化が難しいなら、そのゲーム機の後継と思わせるようなデザインにすればいいじゃないかなw 意外と疲れないかもしれないし。PS3からのHDMI接続にすれば、最強の3Dゲーミングディスプレイになれるぜ。

麻倉氏、西川氏の記事で、昔のソニーのグラストロンを取り上げていますけど、実は同時に出ていたオリンパスのHMDを持ったことがあるw 10年前以上の液晶パネルなので、画質はコントラストが極めて低く、解像度がSDのため、画素も荒い。結局使わなくなった。5万円にしたので、ずいぶん後悔しています・・ ソニーのグラストロンも検討していたけど、どっちも買わない方がよかったな・・(苦笑)

当時はプロジェクターを持ってなかったので、極めて大画面への憧れが強かったんです。その憧れが暴走させたかもなw

2011 International CES:サクサク動く?――写真と動画で解説する「Xperia arc」 - ITmedia +D モバイル

期待されなかった?だけに、サプライズ感が強かったかもしれませんね。まさか最新Android2.3搭載とはという感もありました。

世界に出しても恥ずかしくないものなので、間違いなく世界で戦える力を持つようになったと思いますよ。薄型化になった割、バッテリー容量は前機種(X10)と全く同じようで、良く頑張ったといえるかもしれません。惜しいなと思ったのはAndroid2.3がサポートしているはずのNFC(おサイフ携帯)機能を搭載しなかったことでしょうね。またインカメラ機能も欲しかったかも?

多分そのXperia arcがドコモから出たら買うかもしれません。DLNAサーバ機能、HDMI対応はやはり魅力的ですね。他社スマートフォンでは実現されている機能ですが、DLNAクライアント機能を持つPS3で、Xperiaで撮影した写真や動画をすぐに再生できるところがいいですね。ソニー製裏面照射CMOS搭載なのも魅力的。たしかにデジカメと一緒に携帯する機会が減りそうですな。

ソニー幹部「タブレット市場のナンバー2目指す」 - ITmedia News

2012年までに2位を目指すそうですが、高い目標を持つのはいいことだよ。単に黒字化を目指すというより消費者にとっては心強いコメントです。ソニエリと緊密に連携しているらしいので、さすがにはAndroid系になる可能性が高いでしょうね。VAIO事業部あたりがWindows7系スレート端末を出して終わりかなと思ったからな。(ちなみにMSが次のWindowsでARM系をサポートされるようですね。x86だけの時代が完全に終わったのは歓迎したいところです。)

それにしてもネットではよく話題になっている、PSPhoneというものは正直期待してないな。PSPソフトが動かせないらしいし。開発はソニエリだが、SCEがどこまで関与しているか不明ですし。まあPSP2関連とかでAndroid関連のノウハウをためるのが目的なら悪くない戦略かもしれません。

PSP2の噂がちらっと出ていますが、どちらにしろ、数年後のスマートフォンに負けない性能を持つのはかなり厳しいなと思います。まあゲームに特化すれば数年後でもその時点の最新スマートフォンに負けない性能を持つのは可能ですが、ブラウザとかの基本性能はさすがに厳しいな。バッテリー問題は避けることができないし。正直言って久夛良木氏が開発に関わって欲しかったところですが・・・

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ソニー」カテゴリの記事

コメント

あけましておめでとうございます。

HDMですか・・・なんとなく近未来的な光景に憧憬を抱きますが実用的にはどんな感じでしょうか。
任天堂も被り物で失敗したよねということで裸眼3Dにこだわったと言ってますが(あれはまぁ擁護のしにくいゲーム機だったような・・・)、西川氏の記事の通りワイヤレス、小型化、任意の画面サイズに変更ができればおもしろそう。

MSがARM系をサポートするのは時代の流れでしょうが無償のAndroidOSがあるタブレット、スマホにどれだけ食い込めるのかなと、それにしてもネットブックはご臨終が早かったなぁ・・・

投稿: Yoshi | 2011年1月 9日 (日) 15時56分

>>Yoshiさん

新年早々、コメントありがとうございます。今年もよろしくお願いします。

実用的については、正直言って悲観しています。(画質的には期待できますが、長時間視聴については・・・・というところです。)

まあ10年前以上のトラウマを持っているせいかもしれませんが・・一応ニコンのHMD(片目だけだけどね)を2時間以上利用したこともありましたが、バッテリー時間が短すぎるのがネックでした。重さも気になっていました。かなり小型化されたとみえても長時間視聴には厳しいかもとの印象的でした。

現在の3Dアクティブシャッターメガネ並に軽量化・小型化しないと厳しいかもと思います。だから、やはり任天堂のアレと同じようにするしかないかな?と思います。

ただ、初期型はハイブリッド型としていわゆるHMD方式と、自宅での視聴としてのバーチャルボーイ方式を両方採用すればいいのでは?と思います。

参考になりそうといえば、IMAXのメガネ。北米向けのIMAXのメガネは、とにかくでかくて、ヘッドホンのような機能もついているそうです。やはり目標としてそのIMAXのメガネのようなものを目指すしかないでしょうね。

まあ悲観的なことばかりと書いていたけど、PSP2とかはHDMIコネクタがあれば、720/60pでのフレームパッキング対応ができて、まさにいつでもどこでも最強の3Dゲーミングプレイができるんですな。

といっても、最低でもPS3クラスの性能のスペックを持つ必要がありますけどね・・まあ、最新型GPUあたりが強力な性能を持てばなんとかなるかも?

MSについては、まあ企業向けとしての需要がかなりありますので、大丈夫と思いますよ。ただ、家庭用向けは圧倒的にAndroidでしょうね。
(メーカーからすれば、ハードが1つだけに絞られるのが大きなメリットです。x86向けのタブレットを用意する必要がなくなるのがありがたいからね。)
多分、B5以下の超小型ノートPCあたりはARM領域になるかなと思います。

A4以上はx86となるかなという感じ。

投稿: mkubo | 2011年1月 9日 (日) 21時37分

あけましておめでとうございます。
元・初代グラストロン所有者ですw

西田氏も指摘してますが,
HMDは構造上,顔を動かして画面を見渡すことが出来ないので,
どうしても画面が小さいんですよね。
感覚的には23インチディスプレイを50cm離れて使ってるような感じが精一杯ですねえ。映画館のような体験からはほど遠いw
重さよりも,この靴の上から足裏を掻いているようなもどかしさが,長時間つかってると疲れる理由の一つのような気がします。


ヘッドトラッキングで,仮想空間の中で
画面が見渡せるような工夫が出来れば良いんですけどね。
単なるディスプレイではまあ,未来はないかなあw
ヘッドトラッキングで処理するなら,1280×720でも問題ない気も。
HMDの外側に3Dカメラを付けることで,ARとしても使えたり。それこそ画面サイズは自在に可変ですし。ソニーの試作機はまさにSFのバイザーそのものなので,おもしろそうです(カメラがズームならなおさらおもしろいかも。そのまま歩行するにはかなり危険だけどw)。


ケータイとゲーム機の差は
「継続性」
の違いだと思います。
iPhoneが怖いのは,その継続性を重視している部分。
Androidは発展途上もあって,あんまり継続性は重視されてません。
PSP2はその辺をどう料理してくるのか見物ですね。

投稿: kon2 | 2011年1月11日 (火) 11時07分

>>kon2さん

こちらこそ、今年もよろしくお願いします。

オリンパスを選んだ理由なのは、当時はまだ多分初代グラストロンだったからかな?

その後に2世代目がでたみたいですね。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B0%E3%83%A9%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%AD%E3%83%B3

PCグラストロンも存在したとは知りませんでした。ずいぶん高額だったそうですが。

西川氏のブログによれば、製品化の際、高くても10万円は超えないそうです。多分予想は7万円台かなw初代グラストロンは7万円台だったらしいし。

http://www.z-z-z.jp/BLOG/log/eid691.html

ヘッドトラッキングか・・かなり強力なコンピュータ支援が要るかもな。現在の技術ではまだまだ難しいかもという気がしますね。Cell組み込みが可能なら別かも。まあまずは基本性能を磨くのが先かも。

3Dカメラ搭載というか、2眼レンズ搭載必須ですな。できるだけに肉眼と同じように180度近くの視野角を確保できればありがたい。

色々妄想してみたが、3Dビデオカメラを搭載したロボットのようなものを原子発電所のような危険な場所に入らせたり、3Dグラストロンをつけたオペレータが遠隔操作しやすいのがメリットかな。軍事関連にも役に立ちそう。米軍あたりが研究したりしてw
素人考えでも、やはり偵察系か無人攻撃系には使えそう。

医療関連も、遠隔手術支援もしやすくなるとか。
(すでに3Dテレビ使って遠隔手術支援もあるらしい。)

意外にも応用範囲が広いかもしれませんね。10万円以下買えるものなら、企業からの引き合いが強まるかもしれません。

PSP2については、ある意味継続性についてはPSPが元祖ですな。2004年に発売されたとは思えないほど、2011年になっても現役バリバリですし。
多分Androidの良さを取り入れて、料理していくかもと思います。

投稿: mkubo | 2011年1月11日 (火) 20時58分

ヘッドトラッキングはさほどパワーはいりません。
Cortex A8程度は必要ですが,高性能なジャイロは既にありますので,船酔いにならない程度には処理できるんじゃないかな。
ともかく「首を振って大画面を見渡す」ってギミックが必要だと思うんですね。正面から見た場合,画面の隅が見えないってのがバーチャル「スクリーン」の条件だと思うんですよねえ。カメラなしなら,5度ぐらい上下左右見渡せれば良いと思うんですが・・・
映画専用機になってしまいますが,一般ユーザーが求めるHMDのイメージは「ディスプレイ」ではなく「スクリーン」にあると思うんですがねー。それで1万単価が上がる程度で出来るならやるべきことだと思うのです

まあ,素のママ10万円以内ってのもそれはそれで魅力ですがw

ちなみに,初代グラストロンはかっこわるいです。後続機の格好良さとは別次元の試作機テイストでした。
にしても,このソニーの有機EL-HMD,デザイン的に良い仕事してますよね。

投稿: kon2 | 2011年1月12日 (水) 08時45分

>>kon2さん

すみません、勉強不足で的外れなコメントになっていました。たしかにソニーのサラウンドヘッドホンにはジャイロ機能がついていますね。そのノウハウは一応ありますね。そのノウハウを利用されるといいですが。

理想的には180度見渡せるような感じになれば没入感がやばそうw

投稿: mkubo | 2011年1月12日 (水) 21時11分

>理想的には180度見渡せるような感じになれば没入感がやばそうw

ですよねえw
まあ,実際「VUZIX Wrap920AR」という
そのものズバリな製品もあったりするのですが,
これが640×480で12万。
実際の活用にはPCがいるんですが,
映画用と割り切ってディスプレイの見渡しのトラッキングに絞ってしまえば,組み込みレベルで
サラウンドも含めて難易度は低そうな感じです。
有機ELにしても,高く見積もっても15万までに収められるんじゃないかな。

まあ,3Dテレビが買えちゃう値段ですので高いですかねw
外でも使えるデザインにしてくれれば,好き者は買いそうな感じですよ。


自分の理想のHMDはAR空間に仮想のディスプレイを固定して,それを試聴するってイメージなんです。
カメラ自体は,ソニーが内製で携帯用センサー+レンズを作ってるので問題ないでしょうし,サラウンド加工についても,社内独自で技術開発してる数少ないメーカーですから,これもまた問題なさそう。プロセッサ周りも,さんざんHDカムを出してるので,これまた問題なし。いわゆる歩行ブレもカムコーダーのテクニック使えば最小限で済む。

まあ,「ぼくのかんがえたさいきょう」のようですが,それぐらいしないとHMDってコンシューマ商品にはなれない気もするんですがね。少なくとも内製部品の豊富なソニーなら,さほどコストアップには繋がらないだろうし,製品化にあたってはそこらも少し考慮して欲しいですね。

投稿: kon2 | 2011年1月13日 (木) 09時34分

>>kon2さん

そういえば、全て自社開発できるところが驚きですね。祈るのは、そのHMDの企画者がソニーならの強みを意識しているどうかですね。まあ、まずHMDとして成功するのが先かもね。シリーズ化になれば、そういう製品が出てくるかもしれませんね。

投稿: mkubo | 2011年1月14日 (金) 01時39分

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