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2011年5月

2011年5月23日 (月)

やっと正常化になってきたな

「モンスターハンターポータブル 3rd」がPS3に!HD画質&3D立体視に対応した「モンスターハンターポータブル 3rd HD Ver.」が2011年夏に発売(※ムービー&SSを追加)

『モンスターハンターポータブル 3rd HD Ver.』発表!【画像・動画追加】

PSPタイトルがHDクオリティになってPS3で遊べる“PSP Remaster”が発表

極めてサプライズ的なニュースです。PSPの大ヒットである「MHP3rd」がHD画質&3D立体視対応で、PS3に登場することになりました。

SCEの開発ツールにより、PSPソフトをPS3向けにリマスターする作業が楽になったため、低コストで移植できるようになりました。画質はファースト作品のネイティブレベルではないが、なかなかきれいです。少なくともMHFレベルです。(ベンチマーク版とは別ですが。)

海外ではPSPソフトがあまり売れてないが、据え置き分野はPS3がかなり好調です。(最新情報によれば、世界総合では据え置きと携帯ゲーム機とも、No.1の売れ行きだそうです。PSN問題にも関わらず好調です。)

国内ではPSPが一番人気でかなり好調です。しかし国内でもPS3で遊びたいニーズは強くあります。そのニーズにこたえるSCEにはさすがです。海外向けにも売れるので、商売的にはかなりおいしいです。

NGPへの移植も容易になりますので、PSP資産の有効性が大きくなります。NGPが普及する頃、PS3/NGP連携が当たり前になるでしょう。サードにはもうPS軽視が難しくなるでしょう。PS3独占を一切出してない某大手サードの社長は早急に戦略を見直すといいですが。(ぶっちゃけ早急辞職してほしいところですw)

PSPリマスターシリーズに期待することは、画質はもちろんですが、やっぱりオーディオの高音質化でしょうね。5.1ch化は難しいかもしれませんが、リニアPCM収録なら問題ないでしょう。マスターファイルがあるなら可能だし。PSPの戦場のヴァルキュリアシリーズ、MGS PWのPS3化には期待したいですね。

PS3/PSPで頑張って作っていたサードには恩恵が大きくなるところが素晴らしいと思います。あの悪夢のWiiDSブームにより、サードを狂わせたことは本当に腹が立ちます。(ただ、普及至上主義が終焉したのは大きいかもしれません。)PSP/PS3/NGPラインが完全になれば、コアゲームファンにとっては、もう正常化できたといえるでしょう。

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2011年5月22日 (日)

本田雅一氏著「これからスマートフォンが起こすこと。」読了して思ったこと

新刊「これからスマートフォンが起こすこと。」の案内と、それに対する各業界の反応

本日に購入して読書しました。そして読了。

実は本屋で「これからスマートフォンが起こすこと。」との書籍を見つけてちょっと立ち読みしたら、驚いたことに久夛良木さんの特別寄稿が載っていましたwもう買うしかないな!と思いましたw

概要ですが、3月11日の震災によるツイッター、Facebook等のソーシャルメディア関連、ガラケーの終焉へ、パソコン業界の影響力低下、クラウド、4G世代のLTE/WiMAX関連が色々書かれてます。主役は全てスマートフォンであることです。

日頃、スマートフォンやクラウド関連をウォッチしている方には、あまり新鮮味がないかもしれませんが、かなりまとめられており、スマートフォンの影響は極めて大きいと実感しました。

印象に残ったことを中心に書きたいと思います。

・近い将来にはガラケーがフェードアウトされるだろう。

やや断言調で書かれていたので、良く読んでみるとちゃんとした根拠があってなるほどと思いました。日本のガラケーはそもそも高級工業製品。スマートフォンは世界向けに大量に製造されているため、コストダウンには期待できる。Androidはガラケーの機能(サイフケイタイ等)を搭載できるようになっており、ガラケーとの融合化は進んでいる。ガラケーの開発費はもう回収するのは難しくなっており、いずれフェードアウトされるだろうとのことです。念のためですが、本田氏は別にガラパゴス化を批判しているわけじゃないです。むしろガラパゴス化の良さを強調してます。正確にはAndroidはガラパゴス化との相性が極めていいので、いわゆるガラケーを作る理由がなくなっていることです。単にスマートフォンがガラケー化になっているといえば分かりやすいかもしれませんが。

この点についても僕も同感です。最近ドコモ内覧会に参加させていただきましたが、面白いことがありました。前回の内覧会(2010/11)では、ガラケーコーナーには人だかりだったのに、今回の内覧会ではスマートフォンコーナーだけに人だかり。ガラケーコーナーではガラガラでした。参加者はプレミアステージとの資格を持つヘビーユーザーばかりなので、(プレミアステージとの資格を持つユーザーと一緒ならOK) ガラケーにもう興味を持たなくなったのが良くわかります。

もちろんガラケーが完全に消えるわけじゃないが、今のような高機能ガラケーの新製品には数年後も登場するかどうかあまり期待しない方がいいのは間違いないでしょう。おそらくシンプル系ガラケーの製品寿命が長くなる可能性が高いと思います。

・スマートフォンのデータ通信量が激しくなっており、3G世代は破綻されるのは時間の問題。LTE/WiMAX世代に移行しないとダメだろう。

米国ではiPhone/Android人気により、もう3G回線は限界に達しているそうだ。まともに使えないレベルになっているらしい。あのソフトバンクよりダメダメらしいですw しかし世界一といわれるドコモ回線でさえ、いずれ限界に来るだろうとのこと。だから早急LTE/WiMAX世代に移行する必要があることです。数年以内にLTE対応iPhoneが出てくる可能性は極めて高いが、ソフトバンクが投資しているLTEについては米国のLTEとの互換性がないといわれている。ドコモのLTEは互換性があることです。もしLTE対応iPhoneが登場するなら、ドコモが有力ではないかとの見方が書かれてます。本田氏の見方によれば、近い将来にはソフトバンク以外のiPhoneが登場するのは違いないだろうとのことです。

・マイクロソフトの復活はLIVEやARM版Windows8がカギである。

スマートフォンに関しては、マイクロソフトが全く目立ちません。クラウドも苦戦されてます。

実はドコモの内覧会にてWindows7携帯をいじっていたのですが、率直にいって全然使い物になりませんでした・・・ 発熱がややノートPC並で、ストレージの速度も遅いか、ファイル表示がかなり遅い。タッチパネルは使い物にならない。トラックボール使う必要があるが、ストレスがたまる。動画(720pのWMV)がまともに表示できませんでした。3Dゲームも論外です。せめてAMDのFusionにしてほしかったかも・・動画支援機能が強力なのにね。そこで、ARM版Windows8です。現在開発中であり、タブレット機能にも最適化されており、快適に使える可能性は十分あることです。もちろんx86版Windowsネイティブアプリには厳しいですが、.NETやsilverlightで作られたアプリなら互換性があることです。また、インテルも、極めて半導体製造技術に投資しており、Atomの進化にも積極的に開発する予定です。おそらく数年後ならx86版Windows8搭載タブレットには期待してもいいと思いますよ。

これはWindows 95リリース以来の感動か...Windows 8について分かってきた7つの秘密を一挙紹介!

本田氏によれば、Windows LIVEというクラウド型サービスは他社クラウドサービスよりよく出来ている。多くのユーザーには魅力が分かってもらえるかどうかカギだそうです。WindowsPhone7にはとても相性がいいので、Windows LIVEをヘビーに使っているほどには恩恵が受けられることです。ただし現在は日本語版が出てないことです。今年中に大幅に改良されたバージョンの日本語版が出てくるそうです。

個人的だけど、Windows LIVEは確かによくできているところもあるが、どこかツメが甘いところがあると感じてます。人に強くオススメできるレベルに達してない気がします。多分Windows縛りは心理的には嫌いかもしれません。ただ言えることはデザインのようなインタフェース周りにはあまり好きになれないです。センスがダサいと言ったほうが正確かも。

最後に、久夛良木さんの特別寄稿ですが、スマートフォンの普及はクラウド型サービスの拡大を押している。クラウド関連の流れはもう誰も止められないという感じで書かれてます。クラウド型サービスの課題は十分承知しているが、クラウドの終焉はありえないとも読めました。

どうやら久夛良木さんのやりたいことは、高画質映像や高音質オーディオ等のリッチコンテンツのアーカイブ化のクラウド型サービスを目指しているように思えました。確かに数年前SCEにいた頃のビジョンと全く変わらない点は印象的でした。

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2011年5月18日 (水)

閉鎖環境でも安全ではないとか


「ソニーの情報漏えい事件で、我々は何を学ぶか?」ラック西本CEOが考察

ソニーの情報漏えい事件で、我々は何を学ぶか?
セキュリティ専門家によるコラム記事。

17ページもありますので、お時間のあるときにご覧ください。

閉鎖環境でも侵入される事例は珍しくないとは驚きました。

ソニーの初動については遅かったかどうかについては、専門家としてのコメントは興味深いです。

決して遅い対応ではなく、他の事例と比較しても、むしろ早い対応である。しかし、せめて何らかの告知あればよかったと言及されている。(一応欧米ではPSブログにて示唆のようなことがあったらしいが。)

別のところでは、クラッカーを懐柔すればよかったのだとの指摘もありますが、予防としての努力はともかく、毅然とした対応は評価されるべきだと言及されている。これは当然だと思います。

クラッカー集団の行動はまさしくサイバーテロであり、決して許せる行動ではありません。FBIによって早く逮捕されるのを祈っています。

それにしてもその専門家の関わった事例として、流出されてしまったクレジットカード情報の暗号化をやっていた事例は皆無とは、驚きました・・(苦笑)

ネットでの個人情報の登録やカード決済に影を落とす、ソニーの情報漏えい
さて、この記事は一般向けの記事としてよく纏められていると思います。さすが西田さんの記事です。

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2011年5月14日 (土)

久夛良木さんの設立したCAEの公式ホームページがオープンされたようですね

日経エレクトロニクス2011年5月16日号


特集 モバイル・ゲーム、新ステージへ ソニーの賭け、任天堂のこだわり

インタビュー

“メーカー”なんてもう古い
システム思考を磨け

久多良木 健 氏
サイバーアイ・エンタテインメント代表取締役社長 兼 CEO

久々のインタビュー記事なので、購読してよかったのです。(本屋では売っていません。通信販売のみです。)3ページあります! もしまだSCE社長だったら、まるでPS4の話をしているように思える内容でしたw 主役はネットワークであると強調してました。本当にぶれませんね。まさかと思うが、SCEのライバルになる可能性はあるじゃないかなとの気もしました・・久夛良木さんならやりかねないと思いますw

サイバーアイ・エンタテインメント株式会社

いつのまに公式ホームページがオープンされたようです。どうやら3月15日前後にオープンされたらしく、震災後のため、注目する暇がなかったでしょうね・・(苦笑)

メッセージや経営陣のお言葉についてはいかにも久夛良木さんらしいですね。久夛良木さん以外の経営陣の2人についてはかなり大物技術者だそうです。薄氏はネットワークやUIの専門家だそうです。横手氏はOSの専門家として知られており、あのアイボに搭載したアペリオスOSの開発者として有名。期待するなというのは無理ですね。公式ホームページやインタビュー記事が出てきたのは、今年中に何らかの発表があると考えてもいいかな。

応援してますよ!

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ついに4Kアップコンを実現する次世代DRCこと「ICC」が登場!

リアルな質感の4K技術「ICC」発表。麻倉怜士さんのコメントも!

アイキューブド研究所、光の刺激で映像認知率を高める新たな4K映像技術「ICC」を発表

やはりというか、4Kアップコン対応ICCが発表されました。ICCは次世代DRCであるといえば分かりやすいかもしれません。

初代DRCのコンセプトはハイビジョンカメラのベースバンド(無圧縮)信号並の画質に変換するのが目標でした。ICCは自然界にある被写体を見た場合と同じ画質に変換するのがコンセプトだそうです。壮大な目標ですね。ただ4K液晶では力不足かなという気がします。最低でも有機ELパネルが欲しいと思います。有機ELならのダイナミックレンジは自然界の被写体をみているように再現できるし。

AV REVIEWの記事に比較写真が載っていますが、本当に信じがたいほど高画質になってますね。4Kアップコン画質 フルHD画質

近藤氏の研究所にてLSIが開発されましたが、もし他社の製品に搭載する場合、このままLSIベースで供給するのではなく、IP(技術情報)として提供し、他社が製造する可能性が高いと思います。おそらくソニーの製品にて最初に搭載される可能性が高いと思います。ただどんな形で搭載するか分かりません。僕の予想ですが、第一世代製品では、X-Reality PRO(XCA7搭載)+ICCとなるのではないかと思います。あるいは、XCA7改良ベースでICC機能を組み込む可能性もあると思います。ただ後者が実現されるには早くても来年初めまでを待つ必要があるかなと思います。

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2011年5月 1日 (日)

今回の個人情報流出問題についての雑感

SCE、PSN/Qriocity個人情報流出問題で平井CEOが会見 -1週間以内に一部再開へ、完全復旧は5月内

ソニー長谷島CIOが約7700万件の個人情報漏えいを説明、「巧妙な手口防げず」

「既知のサーバー脆弱性が原因」、ソニーが個人情報漏えい問題で経緯を説明

「現時点で被害はない」「攻撃には断固とした姿勢で臨む」---ソニー記者会見の一問一答

【ソニー情報流出会見】(1)カード登録1千万人「漏洩なしと宣言できない」

【ソニー情報流出会見】(2)公表遅れ「データ解析に時間かかった」

【ソニー情報流出会見】(3)「世界中のシステムに攻撃あった」

【ソニー情報流出会見】(4)おわびの無料ゲーム提供「数千円分」

【ソニー情報流出会見】(5完)「正常な動作で侵入、検知できず」

アプリケーションサーバの脆弱性を突いて不正にツールをインストールさせて攻撃したそうだ。いわゆるバックドア攻撃。ファイアウォール等の防護策があるにも関わらずやられるとは、まさに巧妙な手口であり、かなり高度の技術を持ったクラッキングであるとわかる。

2005年に発生した米国のクレジットカード情報流出事件でもその攻撃でやられたといわれている。

一応サーバ管理の運用保守をやったことある僕としては、Windowsみたいにセキュリティパッチをすぐに当てるのは難しいのです。パッチを当てるといっても、大規模システムでは短期間で影響範囲を見極めるのは難しいです。まず試験環境で検証する必要があります。基本的には影響範囲について見極めるための時間がかかります。(緊急度の高いセキュリティホールは別だが)もし運用側には脆弱性を承知しているがただちに対策やらなかった場合でも、非難する気はありません。おそらくこういう事情を知っているサーバ関連の運用関係者には同じ気持ちじゃないかな。

ただ今回の脆弱性について既出だったにも関わらず、運用保守側には知らなかったそうだ。これは運用側の怠慢なのか、アプリケーションサーバを構築した会社の怠慢なのか、分かりませんが、そのあたりについては見直しを行う必要がありますね。

それにしても、もし未知の脆弱性をついた攻撃かゼロディ攻撃であるならば、さすがにはお手上げです・・・(まあ不正侵入を監視する仕組みを強化するしかないでしょうね。)

だから万が一流出されてもリスクをなるべく抑えるように色々工夫すべきだったかもしれませんね。一応今回は、クレジットカード情報は暗号化されており、パスワードもハッシュ化されている。流出されても不正利用の可能性は少ないと考えられますが、念のため用心した方がいいでしょうね。クレジットカード関連のDBサーバへのアクセスログなかったそうだが、実際に不正ツールにより不正アクセスしてログを消去した可能性も否定できないとか。実際にログを消去する動きもあっても、どうしても不自然な痕跡が残るはずなので、クレジットカード関連DBへの不正アクセスがあった可能性がほぼないと考えてもいいかな。

まあ、初動については問題がなかったとは言いがたいと思いますが、ユーザーへの緊急連絡についてはやはりただちにやるべきだったのではと思います。印象はずいぶん違いますからね。ユーザーの混乱を避けるにしても、アナウンスには色々やり方があったと思いますし。

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