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2011年7月 4日 (月)

HW30ESの絵を観てきました。そして新型メガネのTDG-PJ1の出来について

先日、アバックのシュートアウトイベントにて3D PJの絵を観てきました。

今回は小規模なイベントのためか、ソニーがブースを出展していませんでした。
ビクター、三菱がブースを出展していたけどね。

・ビクター X3
・三菱 HC9000D
・ソニー VW90ES、HW30ES

個人的には、HW30ES及び新型メガネ(TDG-PJ1)が一番気になっていました。
新型メガネと旧型メガネの両方を使いながら、VW90ESとHW30ESの両方でじっくりチェック。

HW30ESの絵については、意外にも3Dの明るさが抑えめで、色乗り重視の設定にしている感じ。多分アバックの担当者の好みで設定していたと思われる。なぜかメガネなしではVW90ESの方が明るいようにみえましたし。(ただし明るさ重視の設定でコントラストがかなり浅くなっている。)どうやら、HW30ESの設定はコントラスト重視にしているので、明るさには余裕があったかもしれません。

ランプ制御の副作用か同期ズレかわからないが、メガネを使ってもランプによるちらつきが見られた。買う前には、ランプ制御のちらつきが気にならないか、よく確認した方がいいと思います。

もしきちんとした設定でも、ちらつきを感じるなら、僕には不快感としか感じませんよ。調子の悪いランプを使っているように思えますよ・・ 最悪の場合、ランプの制御を普通モードにできるといいですが。

もしランプ制御の副作用なら、やっぱりレーザー光源かLED光源でないと無理かもしれませんね・・・

その点をのぞけば、全体的な3D画質については、素晴らしかった。VW90ESと比べて、ずいぶん自然な3D画質になっているのが印象的だった。3D感が向上したのも印象的。

(おそらくVW90ESはソニーのスペシャル値?により無理やり明るくしているためか、
コントラストがかなり浅くなっている。そのせいで3D感が後退していると思われる。)

私がまだ実際に確認していませんが、ファイル・ウェブサイトにてソニーのVW90ESスペシャル値が公開されてます。

隣にあったVW90ESと色々比較していたんですが、VW90では動きの少ないシーンでなぜか発生していたクロストークは、HW30ESでは全くといっていいほど感じられないレベルになっていました。

VW90ESユーザーとしては羨ましいところだ・・・

ただ映画系3Dに関しては、VW90ESで新型3Dメガネを使う限り、最新型HW30ESと遜色ないレベルになっていると思いますよ。動きの面では、他社よりリードしていると思いますよ。

なにより印象的なのは、HW30ES+新型メガネでは、生理的には3Dに違和感を覚えるものが全く感じられなかったこと。アクティブシャッター方式として、おそらく最強レベルと思いますよ。偏光方式プロジェクターレベルと言われても、おかしくないかもしれませんよ。

ビクターのX3では、明るさや3D感は確かにしっかりしていたけど、動きの面としてあと一歩かなというレベルだったと思いますよ。三菱のHC9000Dは、動きによるクロストークはまだまだ目立つのは残念でした。明るさはもう少し頑張ってほしい印象。

新型メガネ(TDG-PJ1)の出来は極めて素晴らしい。印象的だったのは、旧型より軽く、装着感は素晴しく、圧迫感が全く感じられないこと。他社(ビクター、三菱)のメガネと比較しても、圧倒的に装着感が非常にいい感じだ。

この時点で、すっかりTDG-PJ1が気に入りました。その後、アバックの担当者に早速注文しましたよw

7月20日頃入荷するらしいので、楽しみです!

VW90ESユーザーとしては、TDG-PJ1を導入する価値は間違いなくあると思いますよ。

少なくとも、旧型より装着感は圧倒的に素晴らしいですよ。ちなみにアバック価格では9000円を切ってました。僕はアバックの当たり金券を使って、6千円程度で購入しました。

3D画質においては、
HW30ES+新型メガネ>>VW90ES+新型メガネ>>VW90ES+Xpand社のX103>>>VW90ES+旧型メガネ

という感じかな。

Xpand社のX103に関しては、動きの面については少々癖あるとの感じだが、新型メガネはそれがありません。純正メガネの強みかもしれませんね。

アバックの発行している情報誌によれば、麻倉氏がHW30ESの3D画質を高く評価していたし、X9オーナーの評論家でさえ、100万円にするX9より3D画質が良い出来だと以下の記事で認めている。

その3D画質はDLA-X9以上に明るくてキレがよく、クロストークが気にならないのだ!

それにしても、この記事は、VW90ESの旧型メガネに関することを指摘してなかったのは残念だと思うよ。まあX9より上である点を素直に認めた点は評価すべきかもしれませんね。

一応新型メガネはもちろん明るさを大きく改善するものではないが、フィルターの副作用が解消された点もあり、色々改善があったのは実感しましたよ。

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コメント

初めてコメントに書かせていただきます。
本来、クロストークは、左右の目に別々の画像が見えるものが、フィルタの漏れにより少し他方の目にも見えてしまう現象で、画像の動きとは関係する現象でないと理解していたので、興味を持ちました。どういう原理で起こる現象か、実際に感じられたお考えを教えて頂けると有難いです。
視差が大きめで変化が激しいと、左目と右目の画像の脳内処理のマッチング(重ねあわせ)が追いつかず、二重に見える事もありますが、その事でしょうか。ただ、これだと機種によって大きく違う理由がよくわからないので、別の現象とは思いますが。
いきなり不躾な質問で申し訳ありません。よろしければ参考にさせていただきたいです。

投稿: mmrsr | 2011年7月11日 (月) 00時02分

>>mmrsrさん


コメントありがとうございます。

僕は専門家ではありませんので、推測の話になりますので、ご了承ください。

VW90ESとHW30ESの最大の違いとは、ランプ制御方式です。

VW90ES/HW30ESはアナログ駆動で、基本的にホールド型です。通常の液晶TVと同じ仕組です。HW30ESはランプ制御によって、黒挿入のようなことをやってます。UHPランプの制御は本来1/60フレーム単位以下の点滅は難しいはずなのですが、3Dメガネとの同期によって、点滅を知覚しないようにしてます(理論上の話ですけどね)。

ビクターのX3/X7/X9のパネルはデジタル駆動です。一応液晶系ですが、プラズマと良く似たインパルス駆動なので、前のフレーム情報が残像として残ることはありませんので、クロストークが基本的に発生しにくいのです。

つまり、HW30ESにはその原理を利用して、クロストークを軽減してます。一応SXRD-PJは240Hz駆動なので、クロストーク対策は十分のはずといわれていたのですが、残念ながらVW90ES、三菱のPJでは十分ではなかったみたいです。(ホールド型のせいか、使いこなしが難しかったかもしれません。HW30ESでは黒挿入の原理を利用したランプ制御方式を導入しました。)

おそらくVW90ESでは、ホールド型のせいで、前のフレーム情報が残っている状態だったので、例のクロストークが発生したかもしれません。

僕も十分に説明できてないと自覚してますが、液晶系の問題としか言いようがないかもしれません。

投稿: mkubo | 2011年7月11日 (月) 18時37分

つまらない質問に、ご丁寧な解説を頂いてありがとうございます。SXRD も D-ILA も同じ LCOS 反射型液晶ですが、駆動方式の差か、結構違うものなんですね。この違いと動きの激しさとの関係は、まだ理解出来ていないのですが、ゆっくり考えてみます。ひとまずお礼まで。

投稿: mmrsr | 2011年7月12日 (火) 00時18分

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