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2011年7月

2011年7月31日 (日)

3DSの値下げに関する雑感

コアゲーマー層に属するゲームファン達の反応には、極めて厳しいですね。小売り等への事前連絡でさえなかったとは、任天堂が相当焦っているなと思えます。値下げする前のフレアレッドを購入したユーザーにはかわいそうです。中古系小売はずいぶん混乱していたようです。せめて、はじめから19800円にすれば、今のような事態にならなかったと思いますよ。「禁断の話題。ギリギリのうまいところ。」というアホな発言した大手ソフトメーカーの経営者もいましたな。極めて無能だと証明しているようなものです。即刻やめるべきなのだ。

値下げの効果はそれなりあると思いますが、株価暴落等、代償はあまりにも大きすぎたかもしれません。任天堂ソフトの投入によってはライトユーザーや小学生達の間では売れると思いますが、DS並に普及するかどうかは極めて厳しいでしょう。最低限のハードルはGBA並に普及することでしょう。(ちなみにPSPはそのGBA台数を超えてます。)

実は、PS1は発売してから半年で1万円値下げしたこともあります。SCEが独断で値下げしたこともあって、当時の本社とずいぶんもめていたようです。初期型からS端子を外してモデルチェンジを行いましたが。代償はそれなりありましたが、値下げのリターンはずいぶん大きかった。当時の感覚では3DSのほどに失望感を覚えなかったのは、フレアレッドの失態がさすがになかったこともありますが、ゲームハードとして最先端ということもあったかもしれません。その経緯については麻倉怜士氏著作の「ソニーの革命児」には詳しいです。今後電子版が出るそうで、楽しみです。

3DSの値段が最初に発表された際、高すぎるとの印象でした。デジタルカジュアルとして見ていたライターには高くないとの意見もありましたが、そもそもゲーム機として高すぎるのです。伝統的には任天堂のハードは、プレイしたいソフトがあるから仕方なくハードを買う面がありましたよ。そもそも任天堂の売りはソフトだったはずなのです。北米の売上は極めて不振だそうで、(日本の方が一番売れている。)ハードの値段が足を引っ張っていたと思えます。

3DSの性能に関しては、贔屓目にみても、7年前のPSP世代ハードとしか思えません。売りだったはずの3Dも、あまり評判がよろしくありません。やはり裸眼3Dはまだ完成してない面があるでしょう。まあ、3Dを売りにしていた点は一番まずかったと思います。せめて3DSというネームはDS2にした方が、よかったかもしれません。PSPは最近国内では値下げしてませんので、おそらく3DS並か3DS以下の値段に値下げすると思われます。値下げの効果が薄くなる可能性もあります。

PS VITAへの影響に関する意見もありますが、個人的には全くないと思いますよ。そもそもハード世代として全然違いますよ。やや乱暴な言い方になるが、2万5千円のPS3と1万5千円のPS2がどっちほしいか?といわれるようなものです。SCEも、初年度にはコアゲーマーをターゲットしているようで、ソフトラインナップによっては、売上には期待できると思います。

任天堂のターゲットしている層といえば、ライトユーザーやカジュアル層だったと思います。しかし、そのユーザ層にはスマートフォンのゲームやソーシャルゲームにシフトしていると言われてます。前から言われていたと思いますが、DSソフトの値段は割高感が強くありました。残念ながら3DSソフトの値段にも割高感があります。85円アプリの方がまだ遊べるなと思えるソフトが多いです。今電車や街で見る限り、スマートフォンやiPhoneでゲームをプレイする姿が増えてます。DSや3DSソフトの値段が高すぎると気づいた人が増える度にますます苦戦されると思います。

僕にはiPod touchでゲームをプレイすることもありますが、85円アプリにはさすがにすぐに飽きるなと感じます。ただPSPから移植したAVG(アドベンチャーゲーム)は結構遊べると実感してます。実は2本ともクリアしました。AVGならタッチという操作性では相性がいいです。iPod touch4GやiPhone4では綺麗に表示されるので、ゲームハードとして良いハードだなと感じます。PS VITAとしては操作性で差をつくしかないでしょうね。また5インチという大画面にしたのも正解だったと思います。ただiPhone5も大画面化との噂があるらしいので、楽観視できないでしょうね。

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2011年7月29日 (金)

Light Peakには期待してます

大変ご無沙汰しております。別に大したことありませんが、ブログ更新をずっと行ってないのは申し訳ないと思います。私的なことですが、電力不足のこともあって、7月~9月は土日出社になりました。水木曜日は休み。正直言って土日出社には精神的にきついなw

数週間前に書いたものなので、内容が古くなってますが、公開しないのはもったいないと思いましたので。

会員登録制(無料)のtech-onしか報道されてないが、興味深い記事の情報量が多かったので、ご紹介したいと思います。会員登録(無料)しないと閲覧できない点はご了承ください。

ソニーの新型VAIO Zによって、ついに光を利用した「Light Peak」が搭載されることが明らかになりました。光を利用したLight Peakは本命中の本命のインタフェース技術だと言われてます。

【Light Peakついに光る:その1】インタフェースの集約化がトレンドに

【Light Peakついに光る:その2】搭載に向けた三つの課題

【Light Peakついに光る:その3】光版USBの誕生か?

Apple社が、今年銅線を使ったLight Peak(Thunderbolt)を搭載したノートPCを発表しましたが、正真正銘のLight Peakが搭載されるのは数年後の話だといわれたが、なんとソニーが今年に発売するのが衝撃的だったようです。

アップル純正 Thunderboltケーブル (4800円)の中身

ちなみに、銅線のThunderboltについては、どうも評判が悪いみたいです。ネックは仕組みが複雑のせいか、高価格になっていること。当初、距離面についてUSB3.0より長いとの情報もありましたが、どうやらUSB3.0と変わらないぐらいに短いそうです。(最大3m)

あくまでも僕の予想であるが、次世代HDMIに関しては、おそらく光を利用したLight Peakをベースにした技術になる可能性があるかもと思います。現行HDMIケーブル(1.4a)では、4K2K/30pが限界です。(ただし4K2K/60i入力ならOKかもしれませんが・・)また1080/60pフレームパッキングには対応してないし・・・(苦笑)

今年末あたりから、4K2Kテレビが発売されるのではないかとの噂があります。しかし、現行HDMIのままでは4K2Kテレビが中途半端になるのではないか強い懸念を持ってます。

過去でいえば、フルHDテレビなのに、1080p入力非対応のテレビがたくさんありましたし。
(どちらかというと、技術的に可能なのに、1080p入力がNGだったのは政治的な面が強かったらしいね。今回は単に技術的な問題だしw)

現行HDMIの問題を解決するためには、やはりHDMIケーブルの仕組みを大幅に変えるしかないかもしれません。一応DualDVIのような仕組みもありますが、品質的にシビアになる可能性があるかもしれません。

個人的には、その次世代HDMI技術に関して今年に発表あってもおかしくないかもと思います。

現行HDMI搭載のままでは、4K完全対応は難しいし。次世代HDMIなら4K2K/60p入力が最低限だと思いますよ。もちろん4K2K/60p フレームパッキング対応も望ましい。

もしその次世代HDMI搭載した映像機器を導入した場合、AVアンプの買い替えも必要かもな・・(苦笑)

日経エレクトロニクスの記者の衝撃度を見る限り、ソニーらしい技術力を久々に見た感じですね。Apple社の銅線版規格がどうやらマイナー規格になるかもしれません。ケーブルが高すぎるし、USB3.0と使いわけるにはちょっと難しいかもしれません。

やはり光版USB4.0が本命ですかね。まあインテルとして元々光版USB3.0を策定するつもりだったし。周りのメーカーの反対により見送ったとか。インテルも、USB3.0の普及には注力してないし・・・

光版USB4.0の普及により、次世代HDMIケーブル等のコストダウンには期待できるのではと思いますよ。まあ数年後の話かもしれませんが。

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2011年7月 4日 (月)

HW30ESの絵を観てきました。そして新型メガネのTDG-PJ1の出来について

先日、アバックのシュートアウトイベントにて3D PJの絵を観てきました。

今回は小規模なイベントのためか、ソニーがブースを出展していませんでした。
ビクター、三菱がブースを出展していたけどね。

・ビクター X3
・三菱 HC9000D
・ソニー VW90ES、HW30ES

個人的には、HW30ES及び新型メガネ(TDG-PJ1)が一番気になっていました。
新型メガネと旧型メガネの両方を使いながら、VW90ESとHW30ESの両方でじっくりチェック。

HW30ESの絵については、意外にも3Dの明るさが抑えめで、色乗り重視の設定にしている感じ。多分アバックの担当者の好みで設定していたと思われる。なぜかメガネなしではVW90ESの方が明るいようにみえましたし。(ただし明るさ重視の設定でコントラストがかなり浅くなっている。)どうやら、HW30ESの設定はコントラスト重視にしているので、明るさには余裕があったかもしれません。

ランプ制御の副作用か同期ズレかわからないが、メガネを使ってもランプによるちらつきが見られた。買う前には、ランプ制御のちらつきが気にならないか、よく確認した方がいいと思います。

もしきちんとした設定でも、ちらつきを感じるなら、僕には不快感としか感じませんよ。調子の悪いランプを使っているように思えますよ・・ 最悪の場合、ランプの制御を普通モードにできるといいですが。

もしランプ制御の副作用なら、やっぱりレーザー光源かLED光源でないと無理かもしれませんね・・・

その点をのぞけば、全体的な3D画質については、素晴らしかった。VW90ESと比べて、ずいぶん自然な3D画質になっているのが印象的だった。3D感が向上したのも印象的。

(おそらくVW90ESはソニーのスペシャル値?により無理やり明るくしているためか、
コントラストがかなり浅くなっている。そのせいで3D感が後退していると思われる。)

私がまだ実際に確認していませんが、ファイル・ウェブサイトにてソニーのVW90ESスペシャル値が公開されてます。

隣にあったVW90ESと色々比較していたんですが、VW90では動きの少ないシーンでなぜか発生していたクロストークは、HW30ESでは全くといっていいほど感じられないレベルになっていました。

VW90ESユーザーとしては羨ましいところだ・・・

ただ映画系3Dに関しては、VW90ESで新型3Dメガネを使う限り、最新型HW30ESと遜色ないレベルになっていると思いますよ。動きの面では、他社よりリードしていると思いますよ。

なにより印象的なのは、HW30ES+新型メガネでは、生理的には3Dに違和感を覚えるものが全く感じられなかったこと。アクティブシャッター方式として、おそらく最強レベルと思いますよ。偏光方式プロジェクターレベルと言われても、おかしくないかもしれませんよ。

ビクターのX3では、明るさや3D感は確かにしっかりしていたけど、動きの面としてあと一歩かなというレベルだったと思いますよ。三菱のHC9000Dは、動きによるクロストークはまだまだ目立つのは残念でした。明るさはもう少し頑張ってほしい印象。

新型メガネ(TDG-PJ1)の出来は極めて素晴らしい。印象的だったのは、旧型より軽く、装着感は素晴しく、圧迫感が全く感じられないこと。他社(ビクター、三菱)のメガネと比較しても、圧倒的に装着感が非常にいい感じだ。

この時点で、すっかりTDG-PJ1が気に入りました。その後、アバックの担当者に早速注文しましたよw

7月20日頃入荷するらしいので、楽しみです!

VW90ESユーザーとしては、TDG-PJ1を導入する価値は間違いなくあると思いますよ。

少なくとも、旧型より装着感は圧倒的に素晴らしいですよ。ちなみにアバック価格では9000円を切ってました。僕はアバックの当たり金券を使って、6千円程度で購入しました。

3D画質においては、
HW30ES+新型メガネ>>VW90ES+新型メガネ>>VW90ES+Xpand社のX103>>>VW90ES+旧型メガネ

という感じかな。

Xpand社のX103に関しては、動きの面については少々癖あるとの感じだが、新型メガネはそれがありません。純正メガネの強みかもしれませんね。

アバックの発行している情報誌によれば、麻倉氏がHW30ESの3D画質を高く評価していたし、X9オーナーの評論家でさえ、100万円にするX9より3D画質が良い出来だと以下の記事で認めている。

その3D画質はDLA-X9以上に明るくてキレがよく、クロストークが気にならないのだ!

それにしても、この記事は、VW90ESの旧型メガネに関することを指摘してなかったのは残念だと思うよ。まあX9より上である点を素直に認めた点は評価すべきかもしれませんね。

一応新型メガネはもちろん明るさを大きく改善するものではないが、フィルターの副作用が解消された点もあり、色々改善があったのは実感しましたよ。

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