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2011年9月 6日 (火)

ソニー、VPL-VW95ES発表

ソニー、2.1倍明るい3D投写が可能なSXRDプロジェクタ -AV Watch

VW90ESの後継機種が発表されました。パネルはVW90ESと同じもの。HW30ESで採用されたランプ制御技術を導入し、クロストーク低減や明るさ向上を図ったものです。

VW90ESと比較すると、画質だけではなく、機能的にも進化しました。3Dメガネ(TDG-PJ1)はHW30ESと同じものです。VW90ESユーザーもその3Dメガネを購入できます。定価も、6万円ぐらい安くなってます。実売ではおそらく50万円台を切ってもおかしくないでしょうね。

・「2D/3D専用画質モード」を搭載

・簡単にシネマスコープサイズを視聴できる新「ピクチャーポジション」

・3D対応の新型リモコン

あたりでしょうか。VW90ESユーザーとしてうらやましいと思った点です。

「2D/3D専用画質モード」ですが、VW90ESでは、2D視聴時、3D視聴時それぞれの画質で別々にするのはできません。2D視聴と3D視聴に切り替える度に、調整する必要がありますので、結構手間がかかるのが問題でした。ガンマをいじるだけで、がらりと3D視聴の明るさ等が変わりますので。また、HW30ESでは搭載された低遅延重視のゲームモードはもちろん搭載。

シネマスコープサイズを簡単に視聴できる機能は凄いですね。北米ではブームになっているらしいですが、正直言って敷居の高いものです。シネスコスクリーンの導入はもちろん、高価なアナモフィックレンズ(数十万円台)と一緒に使う必要がありました。シネスコスクリーンの導入だけで、簡単に実現できるのは凄いですね。

3D対応の新型リモコンについても、HW30ESにも導入されてますが、サイドバイサイド(SBS)方式3Dを視聴するには、VW90ESの画質設定でいじる必要がありました。これは手間かかるのが欠点でした。3Dボタンを押すだけで、サイドバイサイド(SBS)方式3Dを手間なく視聴できます。

今回の進化については、マイナーアップデート版というところでしょうね。VW85の再来があるか期待したいですね。VW80→VW85では、同じパネルを使っているのに、コントラストが大幅に向上したという名機です。VW80までは、同じ時期のビクター機種と比べてもコントラストが劣っていました。VW90世代になってから、ついにビクター機種を超えたといってもいいと思います。(一部の評論家は認めてないらしいですが。)

【本田雅一のAVTrends】IFA 2011で見た3Dプロジェクタの画質進化 -AV Watch

他社では、完成度の高い3D対応プロジェクターが投入されてます。エプソンの8倍駆動透過型液晶パネルの搭載により、パナソニック、エプソンの機種の出来についてかなりいいらしいです。それにしても、エプソンは反射型液晶の開発をあきらめたことかね・・

三菱は3Dとの相性がいい単板DLP PJを投入。専用メガネの開発により、クロストークフリーレベルをほぼ実現しているそうです。明るさも、標準DLPの2倍ぐらい明るいらしいとか。凄いですね。

ビクターは、未発表だが、4K機種を投入するのではという噂もあるそうです。ソニーも4K対応VW400(仮称)?との噂もあるそうです。3Dの明るさには弱いキセノンランプを使うかな。レーザー光源を搭載するなら面白いけどね。

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