« VPL-VW1000ES、HiVi誌ベストバイ一位等を獲得! | トップページ | VW1000ESに関する本田雅一氏のレビュー記事 ほか »

2011年11月21日 (月)

結局、AX2700Tを導入しました。

昨日、AX2700Tが来ました。軽く使っていた程度ですが、感想を書きたいと思います。

 

ソニー機種の導入は2007年発売のX90以来です。

10月のCEATEC時期あたりに、東芝のM190を導入するかもと書きましたが、例のタイ洪水によるHDD供給不足が深刻になってます。

東芝のM190は3基のHDDを搭載されているそうです。(2基:3.5インチのHDD 2TB、1基:2.5インチ 1TB)おそらく入手不足になる可能性が高いのではと思いますし、USB-HDDも割高になっていることを懸念してます。それじゃ、M190のメリットをあまり活かせないかもしれないと思うようになりました。

最近、AX2700Tのために近所の量販店にてUSB-HDD 2TBを購入しました。幸い良心的な値段でした。(10月以前とあまり変わらない値段です。)秋葉原だと、バルクHDD(内蔵型HDD)なのに2TBは1万3千円オーバーですし・・(10月以前は6千円台で購入できたけどね。)USB-HDDを購入して分解した方が安いと思えるほどです。

東芝の得意とする自動チャプター機能は通常録画機能(2番組同時)しか使えないし、AVCの高画質モードでもややノイジーなのが気になったし、(CEATECにて確認しております。) DRモードじゃ3日分なので、通常HDD及びUSB-HDDへのダビング作業が多くなるので、面倒になるかもと思うようになりました・・そもそも観る時間はあまりないからな・・(苦笑) BS録画も行いたいのに、通常録画機能の貧弱さを見るかぎり厳しいと思うようになりました。3番組録画対応なら問題がなかったかもしれませんが。

ちなみに、友人がM190を導入すると宣言されたのですが、結局AX2700Tを導入されたことです。理由はBSしか観ないので、M190のコンセプトを活かせないのが問題になったとか。

パナソニックのBZT810、BZT910、BZT9000のことも検討していたのですが、BZT9000は事実上の最高級BDプレイヤーとして最後の機種になるかもしれないので、導入する価値は十分あると思っていましたが、予算はないので、後回しにしました。来年あたりに安くなったら導入するかもしれません。

BZ810/BZT910のことも一応考えていたが、今使っているBW870の満足度は正直言ってX90以下です。確かにAVC録画の品質は素晴らしいですが、レコーダーの基本性能というか、X90以下のことばかりで、不満を持っていました。例えばグルーピング機能は貧弱。日時順が基本なので、大量に録画されるほどになると、特定のコンテンツを探すには大変。X90はジャンル分けにグルーピングされているので、探すのは容易です。

HDDの容量が不足になりそうな場合でも、全然警告されない。(録画中になってから警告される・・・)

X90の場合、ちゃんと警告されますので、わずか500GBでもなんとか運用できましたし。
BD-REへのダビング作業は毎週のようにやっていましたし・・(苦笑)

僕だけの事例かもしれませんが、BW870へのLAN接続を行うと、なぜか録画失敗の事例が度々ありました。LAN接続を外したら、その録画失敗の事例が全く再発しないようになりました。正直いって信頼性はいまいちという感じでした。そのため、DLNA使えないのが困っていました・・ ネット経由の予約もNGですし・・

個人的には最大の不満だったのは、BW870は連続ドラマとかアニメ番組とかが途中で休止される場合もあるけど、(例えばプロ野球中継で休止されるとか)なぜか予約の番組名を別の番組名に上書きしてしまうのです。余計な番組を探して削除するのは結構面倒でした。現在の機種では改善されているでしょうか?

X90の場合には、そういうことが全くありませんでした。ジャンル分けに余計な番組が録画されているとわかりますので、すぐに削除できます。

最後に画質に関しては、BW870とX90で比較する限り、X90の方が好みでした。BW870の画質はノイズレスで、無理も無いナチュラル画質なのが売りかもしれないが、解像感というか精細感はやや物足りないのが不満でした。いつもはX90で観てました。

WEBアプリのチャントルはiPhone/iPad/ipod touch等のiOS端末、Android端末、PC端末から予約、録画番組の削除ができます。AX2700Tを導入したら、同じ時間帯で3番組を予約できるようになったのがありがたいです。X90の場合は1番組だけでしたからね。

AX2700Tのソニー機種を選択したのはやっぱりチャントルを使える点が大きかったかもしれません。

まあ、X90のBDドライブがややヘタれている感じになってきたので、故障でダビングがNGになる前に更改するしかなかった感じですw 落ち着いていたら修理に出すつもりです。

X90は最後のBD-REver1.0(殻付きメディア)(HDMI出力)対応の機種なので、永久保存となりそうです・・・ ちなみにBDZ-S77も保存しております。現在は使ってませんが。

今回はパナソニックのBDプレイヤーのBDT900を下取りにして、差額12万円台で購入できました。HDD供給不足の影響により、おそらく12月以降実売価格が値上げされるかもしれないので、11月中に購入するしかなかったと思いました。価格comでも、最安価格がじわじわ上がっている模様で、平均価格も上がっている気味ですし。量販店でも在庫があまりない状態みたいですね。

AX2700TはHDMI2系統の出力をサポートしてますが、音質優先の観点からHDMI2系統の出力を使うのが望ましいですが、今回は利便性優先で、とりあえずHDMI1つのみに使うことにしました。(2系統の出力だと、VW90ESへの出力専用になり、XEL-1に接続できなくなるため。HMZ-T1への接続もできませんしw)

それにもかかわらず、かなり音が良かったのが印象的でした。以前使っていたBDP-S5000ESに遜色しないレベルであると思います。X90に比べても情報量は全然違いますね。

デザイン本体は安っぽい感じが全くなく、高級感がしっかりあったのが印象的でした。
近年はコスト削減優先のため、本体デザイン等が安っぽくなっている話はよく聞きますが、AX2700Tに関してはそういう印象がありませんでした。少なくともX90以上に高級感があります。

画質に関しては、初期設定にてまずモニター種類の有機ELテレビモードにしてしまったため、日本シリーズ等を録画中にしていたので、プロジェクターモードに変更できませんでしたが、精細感がかなり良かったのが印象的でした。地上Dなのに、まるで解像感がアップしたように見えました。AX2700Tの売りである、オーバーシュート低減に関しては、確かにX90に比べて全く目立たない感じです。画質調整で、画質プリセットもあって、いろんなモードがあります。HDMIダイレクトもあって、おそらく一番加工されてないモードだと思われますが、そのモードに切り替えてみたら、一番好みな感じになってきたので、とりあえずそのモードにしました。

ちなみに、シネマHMDモードもあるようです。HMZ-T1に合わせたモードも用意されているとは素晴らしいと思いましたね。まだ確かめてませんが、マッチングが良かったら最高ですね。

BW870/X90と比較してみました。BW870と比べても、BW870の方はやはり解像感がかなり甘いと感じます。X90の場合には、ややノイジーでエンハンスで加工されている感じもありました。AX2700Tは、解像感が高いのに、エンハンスで加工されている印象は全くないのです。精細感も素晴らしいです。ノイジーな感じも全くないのです。

当然ですが、録画中でも、普通にBD-ROM再生できたのは感動しましたねw

BD-RE等のマウント時間は早いので、ストレスを感じませんでした。X90でのマウント時間は結構長かったからね・・・

気になったといえば、番組表の表示がややもっさりであることですね。その点は残念ですね。ただWEBアプリのチャントルの出来はとても優秀なので、AX2700Tで予約する必要性はあまりないですね。トルネ経由での予約(有償対応)もできるようですが、後日にやってみたいと思いますね。

USB-HDDはまだ使ってませんが、USB-HDDへの直接録画できる点が良いですね。HDD容量が圧迫されているときには、お世話になりそうですね。度々指摘されていると思いますが、USB-HDD→BDの直接ダビングは対応されてません。是非アップデートで対応されてほしいですね。

実に満足度の高いBDレコーダーでした。X90世代(2007年)前後のBDレコーダーを使っている方にはオススメします。

|

« VPL-VW1000ES、HiVi誌ベストバイ一位等を獲得! | トップページ | VW1000ESに関する本田雅一氏のレビュー記事 ほか »

Blu-ray」カテゴリの記事

オーディオビジュアル関連」カテゴリの記事

ソニー」カテゴリの記事

コメント

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 結局、AX2700Tを導入しました。:

« VPL-VW1000ES、HiVi誌ベストバイ一位等を獲得! | トップページ | VW1000ESに関する本田雅一氏のレビュー記事 ほか »