AX2700TのHDMI2系統出力、利便性と高音質の両立可能とは知らなかった
結局、AX2700Tを導入しました。
前回のエントリーでは、利便性優先のため、HDMI2系統出力を使わないと書きましたが、どうやらこちらの勉強不足でした。ソニーのBDレコーダーの機能として、本体前面についている「HDMI出力切替ボタン」を押せば、通常のHDMI1系統モードとHDMI2系統での映像/音声分離モードの両方にどっちも切り替えるのは容易であると分かりました。
AX2700Tの初期設定では、HDMI1とHDMI2だけで、単に切り替えするタイプですが、本体設定にてAVピュア独立モードを有効にすれば、HDMI2系統の映像/音声分離モードを使えるようになります。
初期設定: HDMI1→HDMI2 (ループで繰り返します。)
AVピュア独立モードが有効だと、HDMI1→HDMI2→AVピュア (ループ)という感じです。AVピュアとは、HDMI1:映像専用、HDMI2:音声専用というモードです。
つまり、通常のTVで見る場合、HDMI2モードを常用にします。プロジェクター及び高音質モードで視聴する場合、AVピュアモードに切り替えます。本体前面のHDMI出力切替ボタンを押すだけです。通常のTVに戻したい場合、HDMI2に切り替えればいいです。一応音質にこだわらない場合でも、プロジェクターでも視聴することができます。(AVアンプのHDMI関連機能によりますが。)もちろんHMZ-T1も問題なく視聴できました。
なお、HDMI1出力については、プロジェクターへの出力専用となってます。HDMI2出力はもちろんAVアンプへ。
以前使っていたパナソニックのBDT900はBDプレイヤーであるため、プロジェクター専用を想定していたので、HDMI出力の切替を意識してませんでした。切替方法がわかりにくかったかも・・
もちろんHDMI2系統ならの恩恵を不便なく受けることができました。明らかにHDMI1系統を使うより、音が結構良かったのです。少なくともHDMI1系統のみのBDP-S5000ES以上かなと思います。
古い記事ですが、一応2008年発売のBDレコーダー上位機種以来、以下のことができていたみたいですね。
さらに、X95/X100では、HDMI出力が2系統搭載されている。同時出力はできないが、「普段はテレビでカジュアルに、週末はホームシアターでしっかりと、という使い方を想定してのものです。実は、私がそう使っているからなんですが。その時、リピーターを接続して分岐したりすると、ノイズの影響が避けられません。本体から直接出力してもらうために、2系統搭載されているのです」と桑原氏は話す。
ちょっと関係ないけど、VW90ESの色温度問題については、解決できました。どうやらランプの輝度モードが原因みたいです。ランプの輝度モードを高にすると、VW90ESの色温度を低にしても、あまり意味がないみたいです。つまりランプの輝度モードを「低」にすればいいです。キセノン系に近い、やや低い色温度モードという感じになってきました。もちろんランプの輝度を低にすると暗くなりますが、実用上では暗いとあまり感じないので、問題ないレベルでした。 さらにAX2700Tの導入で、2K画質として、ほぼ理想的なレベルに達したと感じます。スクリーンのFireHawkG2とのマッチングも、ほぼ完璧だと思う。それまでは正直色々不満を感じながら我慢していたのですが、今回は自信をもっていえるほどのレベルになってきたと思います。
AX2700Tの画質設定については、極めて強力で、例えば地上Dのアニメあたりだと、超解像で解像感を高めにしたり、色をこってりにするのは簡単にできます。まさにフリーダム。詳しい話は以下の記事をご参照してみる価値はあると思います。
ASCII.jp:ソニーが放つ至高のBDレコ「BDZ-AX2700T」をチェック|鳥居一豊の「最新AVプロダクツ一刀両断」
欲をいえば、カスタム2種類だけじゃ、少ないと感じますw せめて5種類モードがほしいな。できれば名称変更ができるようにしてほしいw たとえば特定のアニメ番組専用画質モードとか。
関連記事:“ただし書き”の少ない3番組録画、ソニー「BDZ-AX2700T」を試す (1/3) - ITmedia +D LifeStyle
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