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2012年2月13日 (月)

VPL-VW1000ESレビュー記事を読んで思ったこと

【西川善司の大画面☆マニア】第160回:リアル4Kプロジェクタついに登場 -AV Watch

西川善司氏がソニーから評価機(製品版ではない)を借りてレビューを行ったことです。評価機のためか、4K2Kパネルの組み込み精度には問題を抱えているみたいです。

ただ、4K2Kパネルの組み付け精度には、苦労があるようで、最初に筆者宅に到着した評価機は4K2K画素レベルで、5-6ドットほどRGB(赤緑青)が互いにずれてしまっていた。

ただ、4K2Kパネルの組み付け精度には、苦労があるようで、最初に筆者宅に到着した評価機は4K2K画素レベルで、5-6ドットほどRGB(赤緑青)が互いにずれてしまっていた。

ソニーのVPL機には「パネルアライメント」機能と呼ばれる、RGBの各パネルを上下左右方向にデジタル画像処理で移動させる機能が有るので、これで補正を試みてみたが、画面全域での色ズレが収まらず、やむなく評価機の変更を依頼した。だが2台目の評価機もこれまた2~3ドットほどずれていた。このズレは、色収差により画面外周へいくのに従ってずれるものではなく、画面全域にわたってズレているので、おそらくSXRDパネルの組み付け精度が原因と思われる。

2台目の評価機に対してもパネルアライメント機能を使って補正を掛けたが、特に画面左側が赤と緑のズレが完璧には押さえきれず、やや妥協した状態での画質評価となった。

ユーザーとしては大きな問題ですね。うちのSXRDプロジェクターのVW100ではちょっとG部分あたりのズレがあるんですが(1~2ドットぐらいかな)、VPL-VW90ESは見た目ではズレがないレベルになってます。(電子補正なしにしてます。)初めての0.7インチの4K2Kパネルなので、組み込み精度には苦労しているみたいね。まあ評価機の話なので、製品版で解決されているといいですが。ちなみに本田雅一氏がロット7台目として注文されているらしいんですが、まだ製品版が来てないそうです。一応ソニーが、パネルズレがない!と宣伝している以上、組み込み精度がOKになるまで量産が遅れているだろうか。初期ロットには正直不安が残りますね。

西川氏のブログによれば、以下の色ズレはこういう感じらしい。(評価機の1台目)

うちのVPL-VW100でも、そこまでの色ズレがでてないぞwあまり酷い状態だと、電子補正でも難しいらしいとか。どうみても交換対象レベルだと思う。もしオーナーになった場合、電子補正なし状態で、目立つ色ズレがないか確認した方がいいと思います。初期不良として交換対応になるかもしれませんよ。まあ1ドットズレレベルならおそらく交換対象にならないかもしれませんが・・(電子補正にすればズレがなくなるため。)

気になった表示遅延については、標準モードでは5フレーム遅延。ただしゲームモードでは3フレーム遅延とのこと。3Dモードなら、2フレーム遅延だそうです。一応VW90ESより短縮されてますね。まあもう少し頑張って欲しかったなという正直な印象です。まあ4K2K対応なので意外に頑張ったなという感じですが・・・(個人的には期待してなかったしw)4K入力ならもっと短縮されるならありがたいのですが。(おそらく西川氏の環境では4K入力での比較できるものをもってなかったと思います。現時点では東芝の4K2KTVがないとできませんしw)

出たばかりのVPL-VW1000ESには悪いけど、3GbpsHDMI搭載のVPL-VW2000ESあたりが本命かな。組み込み精度の問題はおそらく解決されていると思いますし。表示遅延ももっと短縮されるといいですが。

VPL-VW1000ESは極めてクロストークが少ないと評価されてます。ただし明るさは2000ANSIルーメン対応にしては暗いということです。ほぼ1300ANSIルーメン対応のHW30ES並だそうです。

関係ないけど、以前、西川氏がDLA-X70Rのレビュー記事を執筆されてますが、以下に気になった部分がありました。

ただし、3D画質に関して、クロストークの少なさについてはVPL-VW95ESの方が上だ。昨年の「VPL-VW90ES対DLA-X7」でX7の方がクロストークが少なかったのだが、今年は逆転されたと感じる。この差は、VPL-VW95ESの240Hz駆動対応の4倍速駆動SXRDパネルの優位性によって生まれたものだと考える。JVCの次の一手を求めるとしたらこの部分だろう。

実際にVW95ESと比較したように見えますが、なぜか現時点ではVW95ESレビュー記事が掲載されてません。まあ後日掲載されるかもしれませんが。

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