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2012年3月

2012年3月28日 (水)

PS Vitaの動画デコード仕様について

有償版アプリの話で申し訳ないですが、
TMPGEnc Authoring Works 5という動画エンコードソフトの発売元サイトにて
以下のPS Vita向け出力テンプレートサンプルが配布されてます。(上記サイトの右側あたりにPS Vita向け出力テンプレートサンプルというリンクがあります。)

PSVITA_720P高画質24P.tvmw5e
PSVITA_720P高画質30P.tvmw5e
PSVITA_720P標準24P.tvmw5e
PSVITA_720P標準30P.tvmw5e
PSVITA_ピクセル等倍30P.tvmw5e

細かい設定なしでPSVitaのネイティブ解像度の設定でエンコードできるようになったのがありがたいね。

そのテンプレート出力設定はx264エンコードが基本になっているようです。
細かい設定にてCUDAエンコードに切り替えるのも可能です。

色々やってみたのですが、x264エンコードの方がいいみたいね。
nVidiaのCUDAエンコードが思ったより速くなく、画質も微妙。
まあインタレース解除等フィルター処理への支援に回すことができるので、CUDA能力を十分に利用できるので問題ないね。

PS Vita_720高画質設定にてエンコードしてみたところ、容量はコンパクトなのに高画質。(100分で900MB~1GBぐらい)PS3で再生してみたところ、100インチでも十分に綺麗でした。iPadなどでも再生してますが、問題ありませんでした。汎用性が高いのでありがたい。

うちがエンコードで利用しているPCはWindows7 CoreQuad Q9550/GeForce GTX 460という構成。
現状ではエンコード時間が結構長いので、Ivy世代の新型CPUが欲しくなりますw

インテルのQSV対応の出来がいいなら、CUDAがいらないかもね。

現状のPSVITAの動画デコードの仕様では、カラーマトリクスはBT.709非対応で、 BT.601対応のみになっているそうです。

すなわち、カラーマトリクスのBT.709でエンコードされた動画をPSVitaで再生すると、 色表示がおかしくなります。黄色あたりは分かりやすい。一般的な動画はBT.709でエンコードするのが一般的なので、なぜBT.709非対応なのが、理解しかねます。PS3は問題なく対応されてますが。

以下のブログにて、BT.601対応等を色々指摘されてます。詳細はリンク先を参照ください。

http://pop.4-bit.jp/?p=4813

今後のFWアップデートにより、BT.709にも対応される可能性がありますが、当面はBT.601でエンコードするのをお勧めします。

また、H.264 High 3.1以下でエンコードすること。それ以上の設定はコンテンツ管理ソフトでは転送を拒否される模様。ただし、能力的には4.x系にも対応できるらしいので、今度のアップデート次第で対応される可能性があるかもしれません。

公式サイトではPSVitaの動画デコードの仕様について紹介されてます。

ビデオで再生できるファイルの種類
MPEG-4 Simple Profile Level3 最大320x240ピクセル、AAC
H.264/MPEG-4 AVC Baseline/Main/High Profile Level3.1 最大720p、AAC

最近知ったのですが、PC向けのmp4ファイルは、インタレース解除が基本であると思い込んだので、インタレース保持のままでエンコードできるとは知りませんでした。 よく考えると、BDレコーダーでAVC録画したものはインタレース保持が基本だし、 mp4との親和性が高い。早く気づくべきでしたw

なお、TMPGEnc Authoring Works 5はフィルター設定にてインタレース解除処理を無効にすることができるので、インタレース保持は可能です。(通常ではインタレース解除がデフォルトです。)

PSVITAは、インタレース保持の480iファイルでも、きちんとデインタレース(i/p変換)され、60p表示できました。

明らかにPSPに比べてなめらかでした。実写系動画には分かりやすいです。
PS3でも再生してみました。i/p変換は完璧です。さすがPS3です。
PSVitaのi/p変換精度はPS3に比べて劣りますが、十分実用レベルかなとの印象です。

ちなみにWindows7のWMP12(WindowsMediaPlyear12)アプリはi/p変換の出来がいいので、事前にインタレース解除した動画より、動きが滑らかで綺麗に表示されているとの印象でした。なお、WMVだけではなく、mp4ファイルも再生できます。(ちなみにwmp12世代は対応コーデックがかなり増えたそうです。)

ためにiPadで再生してみましたが、デインタレース性能があまり良くないせいか、 いわゆるスダレ現象が出ます。ただし動きは滑らかなので、その動きは捨てがたい。

現状のPSVitaはDLNAクライアントアプリが出てないので、PS3リモートプレイ以外はネットワーク経由に動画を視聴できませんが、無線LANでのHTTP経由にダウンロードするのが可能です。無線LANの11n環境(150Mbps)ですが、1GBの動画は20分ぐらいDLできました。

通常はHTTPサーバを自前で立てるのに知識や経験が要りますが、以下のHTTPサーバソフトならWindows端末にインストールして動画ファイルが入っているフォルダをマウントする設定にすれば、PSVitaのブラウザで簡単にDLできるようになります。

http://www.vector.co.jp/magazine/softnews/040522/n0405222.html

ただし、Windowsのファイアウォールの設定によってはつながらない場合もあるので、原因切り分けのため、ファイアウォールを一時的に無効にしてやってみてください。ファイアウォールのせいなら設定を変更してください。ちなみに日本語名のファイルはDLできないようです。全て半角英数字にしてください。

まあDLNAクライアントアプリが早くでてほしいけどねw

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2012年3月27日 (火)

やはり彼が何らかの形で復帰してほしいですね

特別リポート:ソニー盛衰の時、平井新社長が担う「ゲーム」の結末は

久夛良木氏のコメントが結構出てきたので、抜粋しました。

ソニー再生の道はないのか──。この問いに答えたのが久多良木健氏だった。ソニー元副社長でソニー・コンピュータエンタテインメント(SCE)を立ち上げた「プレイステーション(プレステ)」の生みの親。「異才」の異名を持ちながら05年に志半ばにソニー本体の取締役を退任した。だが運命は交差する。SCE後継者の平井氏が、ソニーのトップに駆け上がる。

東京都内の住宅街でロイターの取材に応じた久多良木氏「ゲームのルールを変えて現状をひっくり返せるチャンスはいくらでもある」と語った。アップルも90年代後半に経営危機に瀕したが、ジョブス氏の復帰を受けて見事に復活した。ソニーもアップルも人が考え付かないようなことをどこよりも早く実現して世の中を驚かせてきた。だからソニーにも次のチャンスはある――と。

サムスンとLGが市場投入を計画する有機ELテレビの価格帯は8000―1万ドルと予想され、同サイズの液晶テレビの10倍近く。平井氏も2月9日のロイターなどとのインタビューで「あと2―3年は液晶の時代が続く」として有機ELの時代がすぐに訪れることはないとの見通しだった。

しかし、ソニーの見方は甘いかもしれない。久多良木氏はロイターに「有機ELは大方の予想を超えて、あっという間に普及が進む可能性がある。ブラウン管が液晶に置き換わった以上のスピードで進んでいくのではないか」と述べた。その上でソニーを念頭に「日本の家電業界が、まだ2―3年は液晶でやっていけると思っているなら致命的な判断ミスになるかもしれない」と警鐘を鳴らした。

平井氏の「プレステ事業の応用モデル」の詳細は不明だが、ロイターに対して久多良木氏は、自ら立ち上げたプレステ事業について「ハードとソフトを区別して考えたことはない。一般的なハードに既存のコンテンツ群を流し込むというモデルではない。ハードもソフトも一体で生み出した」と述べた。

その上で「アップルが提供しているユーザー体験もハードとソフトが不可分のもので一体だ。平井はSCEで長年しっかりとキャリアを積んできたので、ハード・ソフト一体で新しいユーザー体験をトータルで提供するビジネスをよく理解している」と期待する。果たして平井氏はクラウド時代においてネット業界の勢力図を塗り替えるだけのモデルを構築できるのだろうか。

だが「ハードとソフトの融合、ネットワーク戦略」のスローガンが、時代とともに意味を変えて混乱をもたらしたことは確かだ。平井氏には明確な方針の提示が求められるだろう。久多良木氏「抽象的なスローガンではなく、何に具体的にチャレンジするかをクリアーにすることが大事だ。ウォークマンを作る、ベータマックスを作る、プレステを作ると言った方が分かりやすいし、組織は動きやすい」と述べる。出井時代の末期に副社長を務め、ストリンガー時代の始まりとともにSCEも去ることになった同氏の経験は重い教訓になる。

エレキの経験がない平井氏について、久多良木氏「それ自体は本質的な問題ではない。エレキの経験がないがゆえに内外の才能を集めてすごいチームが作れる可能性もある」と語る。プレステの成功はチームが作った。CBS・ソニーから丸山茂雄氏が参加するなど「音楽人脈」が計り知れない役割を果たした。平井氏を音楽事業からSCEに呼び寄せたのも丸山氏。異文化チームの融合がソニーの歴史を作ってきたのは確かだ。

「内外の才能の集結」で久多良木氏の復帰を求める声もある。エアボードでアイパッドに先駆けながらソニーを去った前田氏は「ソニーには強いリーダーシップを持ったカリスマが必要だ。それは久多良木しかいないのではないか」と語る。アップル復活も一度は会社を追われたジョブス氏の復帰があって実現した。「ジョブスのような強いリーダーシップは経営者や従業員にとって怖いことだが、そこから逃げてはいけない」とも指摘している。

巨大化の末に生じた社内の亀裂と断絶。さらなる低迷はソニーの存続も危うくする。「ソニーしかできないことを、ソニーがやらなくなったら、ソニーではなくなる」―。創業者の井深氏は語ったが、「モルモット」であることを誇り、誰もが驚く商品を誰より早く世の中に出すのがソニーだったはず。求心力を取り戻し、世界のゲームに勝つためには「次の時代の挑戦がどこにあるかを考えて、未来に向かって何をやるのか。それを素早く決断することが必要だ」という久多良木氏の言葉が響く。

久夛良木氏が、エレキの経験を持ってない平井氏を擁護しているのが実に心強いですね。あの久夛良木氏が本質的に問題ではないとおっしゃっているのだと擁護できるわけですw

現状のソニーにおいては、ユーザー体験の意味がよくわかっている経営者は平井氏しかないだろうと思いますよ。(アップルのジョブズ氏だって、技術に精通していたわけじゃない。とことんユーザ-体験を追求するのが強みだった。)ただし技術に精通しているとはいえないので、やっぱり久夛良木氏が平井氏を厚く支援する形にするのが理想的だなとも思います。その意味でソニーに復帰してほしいなと思いますね。もともと平井氏との関係は悪くないだけに、平井氏が久多良木氏に支援を求めることは期待できるかもしれない。

麻倉氏もツイートにて久夛良木氏をソニーにトップとして復帰させるべきだと言及してますね。

前田氏は「ソニーには強いリーダーシップを持ったカリスマが必要だ。それは久夛良木しかいないのではないか」と語る。

あの時に出井氏が久夛良木氏を巻き込んで退任させなければよかったのにね・・と今でも強く思います。

やはり現状のソニーの低迷の原因をつくってきた出井氏の罪は極めて重い。ただ、当時久夛良木体制になった場合を想像すると、すなわちアップルのジョブズ独裁体制のように独裁体制との意味もあるので、おそらくソニー本体はもっと混乱していた可能性も否定できないなと思う。出井氏もおそらく懸念していたかもしれない。

今のソニーは90年代のアップルみたいに倒産寸前にもうどうにでもな~れ状態ではないが、少なくとも久夛良木待望論は強まったように思える。おそらく5年前ならソニー本体からの抵抗が強かったかもしれない。もちろん当時は平井体制とは考えられなかっただろう。

年齢の問題もあるが、久夛良木氏がおっしゃっているように、平井体制にてハード・ソフト一体で新しいユーザー体験をトータルで提供するビジネスできるのが当たり前という環境ができあがったら、久夛良木氏の出番かもしれない。率直にいえば5年早ければ・・・と思うのだ。

ソニー本体の最大の問題は、そもそもハード・ソフト一体で新しいユーザー体験をトータルで提供するビジネスができなかったことに尽きるのだ。しかし平井氏が2009年以降副社長になってから、そのビジネスが段々と出てくるようになってきた。これからも平井体制にて、もっと改善されるかもしれないので、期待したいところです。

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2012年3月22日 (木)

R35 GT-Rはやっぱりほしいなw

【連載】西川善司の「NISSAN GT-R」ライフ 第1回:そうだ GT-R、買おう

あの西川善司氏がR35 GT-Rを導入されたそうです。

長年の愛車だったRX-7を手放した理由は未だに不明。話せば長くなるので・・という話だそうです。

某漫画みたいに、RX-7使いがGT-Rに乗り換えた話を連想させますなw

僕もZ34を購入する前、R35 GT-Rが本気で欲しがってましたw

今もGT-Rに憧れる気持ちは変わってません。

ちなみに、僕がZ34のメンテでお世話になっている日産の販売店では、GT-Rのメンテも行われてます。

つまりGT-Rのメンテができる整備士は腕がいい証拠であり、高度整備技術を持っていることが認められたとの意味があるそうです。(日産ハイパフォーマンスセンター検索)

旧GT-R、Z31のメンテが行われているところを見かけたこともあります。実績は問題ないでしょうね。

愛車が日産の車なら、GT-Rのメンテができる販売店(日産ハイパフォーマンスセンター)が限られているので、近くにある日産の販売店はGT-Rのメンテが行われているなら、その販売店でなるべくお世話になったほうがいいです。

GT-Rの値段は性能の割に安いと思いますけど、純正パーツは非常に高く、維持コストもかなり高いからね・・

純正ブレーキローターやブレーキパッドとかは馬鹿高いだしw 金額にすると、噂では普通の車を買えるぐらいの値段にするそうです。まああの超高性能の車をきちんとコントロールするには高性能ブレーキも必要でしょうね。

ここだけの話だけど、スピードを上げるのは簡単だけど、短い距離できちんと止まるには意外に大変だなと感じました。

しょぼいブレーキじゃ、パニックブレーキの際は危険だろうなと思いました。ブレーキのメンテはきちんと行いましょうね。

2007~2009年あたりは車輌保証の条件が厳しかったらしく、純正外パーツを使うとメンテを拒否されるケースもあったらしい。現在はずいぶん緩和されているそうです。

西川善司氏は別にリッチではないようで(失礼)庶民派GT-Rオーナー日記として注目してますw

編集部の意向で月1回に連載されるそうです。ブログにて次回予告されてます。興味ある方はどうそ。

関係ないけど、X68Kと縁が深かった西川氏の記事で取り上げられたX68K。
そのX68Kが出てきた頃、まだSFCがなかった時代だったのに、当時のゲーセンのゲームと遜色のない画質が表示されていたのが非常にインパクトありました。本当に欲しかったという記憶はあります。高くて買えなかったけどねw

SFCが登場したとき、個人的に期待はずれだったなという印象が強かったです。PS1は当時先進的だったゲーセンの3Dゲームと遜色なく遊べるのが強烈でしたからね。

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2012年3月17日 (土)

新しいiPad購入しました

結局購入しました。Wi-Fi 64GB版/ブラック。

3月10日にヨドバシカメラで予約開始されたとのお知らせがあったので、当初迷ったがとりあえず予約することにしました。

本日(16日)ヨドバシカメラに行って、新しいiPadをじっくり触ってみました。もし不満感じていたら、キャンセルするつもりでしたw

思ったよりインパクトがあまりなかったのが正直な印象です。iPhone4を初めて触った時の方がインパクトが大きかったと思う。印刷物のように素晴らしい!という提灯記事のほどにあまり感動を覚えなかった。ただiPad2とかにもう戻れないのは確かです。iPad2ユーザーには、若干重くなっているので、その重さを受け入られるどうか。

厚さはiPad2より0.6mm厚くなってますが、個人的には逆に歓迎できるレベルです。iPad2より持ちやすくなった気がします。バランスがいいと思います。

液晶パネルはサムスン製だそうですが、いろいろ画質をチェックしてみましたが、意外にもあまり癖のないのが印象でした。色温度、視野角、色再現範囲、ぎらつき度については本当に癖のないレベルだと思います。初代iPadとかはLG製パネルが採用されていたらしいんですが、色温度とか、ぎらつきにはかなり癖がありました。

ネットでは目が疲れにくいとの感想もでてきますが、理由として高解像度というより、LG製パネルを採用しなかったことじゃないかなと思いますw

ゲームとか動画チェックしてみた。720p/1080p動画とかは黒帯が目立つの気になりますが、低解像度動画をフル画面表示にしてもあまりボケ感が気にならない印象でした。

自宅にかえって初期設定。初代iPadのバックアップから復元して、いろいろ設定。

実は初代iPadは今手元にありません。1月にうちの身内に貸しました。ずっとiPadを触ってなかったのですw中毒症状みたいもんが出てきたかもという気がしますw

身内より返してもらう気がなくなったので、結局あげることにしようかなと思いますw

新しいiPadの画質。動画画質については、コントラストが物足りない。ソニーの液晶TV、Sony Tabletなどが採用されているTrublack方式を採用してないため、コントラストは正直いまいちです。有機ELの絵やTrublack方式の絵に見慣れていると、厳しいと感じます。

静止画の画質は、まあまあかな。欲をいえばコントラストがほしいが、色再現範囲は満足できるレベルだし、iPadならの操作性が素晴らしいので、実用度がバッチリです。

また高く評価したいのは、色温度についてはあまり癖がないですね。サムスン製液晶パネルは実は良い物を作っているのではないかと感じました。おそらくLG製液晶パネルが採用された場合、色温度などには癖が出てきたかも。

自炊していた電子ファイルの表示については、十分満足できるレベルかなと思います。

動画の表示画質については、個人的に期待はずれ。やっぱり有機ELでないとダメかな。最低でもソニーの独自方式(Trublack技術)を搭載してほしい。静止画はさすが高解像度の恩恵が大きいけどね。

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2012年3月15日 (木)

GRAVITY DAZE、プラチナトロフィーゲット!

PS Vita「GRAVITY DAZE」でプラチナトロフィ-をやっととれた。本当にうれしい。

PS Vitaを代表するにはまさに相応しいソフトだと思いますね。PS Vitaの機能の全てを
活かしているといっても過言ではないです。PS Vitaを持っているならぜひプレイして欲しいと思います。

グラフィックスとしてPS3と遜色のないレベルを実現しているのが凄い。PS3よりメモリー容量が多いだけに、広い箱庭でのプレイ感が素晴らしいです。

欠点を述べるなら、チャレンジミッションのリトライの際、ロード時間が長いところが残念だね。あれはストレスがたまりますね。アンチャテッドシリーズみたいに 何回やられても、すぐにリトライできるため、ストレスを感じないのです。

ちなみにPS Vita版アンチャーテッド -地図なき冒険の始まりの上級にチャンレジしていたとき、難易度の高かったステージで数えきれないほど何度もやられました。なぜかあまりストレスを感じませんでしたし。これがアンチャテッドシリーズの良さでもありますが。

次回作には、何度もやられてもストレスを感じないように改善してほしいですね。

PSNにて配信されている体験版は残念ながら本来の良さを体験できる出来になってない。

体験版と製品版はずいぶん違いますよ。体験版にあまりいい印象を持たなかった友人も、製品版で印象ががらりと変わったことです。

プラチナのハードルだったチャレンジミッションは結構しんどかったが、ネットの攻略記事のおかげでなんとかクリアできてプラチナ取りました。

グラビティデイズ(GRAVITY DAZE) 神攻略wiki

ダラダラGAME生活さんの攻略記事
(チャレンジミッションあたりの攻略記事には丁寧に解説されてます。)


PS Vita版アンチャーテッド -地図なき冒険の始まりも、一応クリアしました。
上級もクリアしました。一番難しい難易度のプロはまだ未プレイです。

今回のアンチャは本家のノーティドッグ制作でありません。外注開発です。

正直言ってノーティドッグ制作のアンチャシリーズに比べると、やや不満を感じた点もありましたね。例えば、ノーティ制作のアンチャシリーズなら、どこへ進めればよいか、ヒントを教えてくれる場合もありますが、アンチャテッド地図なき冒険は 謎解き系しかヒントぐらいしかなかったようです。ノーティ作品に比べて、どこか不親切が目立つと感じました。まあロンチソフトのためか、開発期間が限られた事情もあったかもしれませんね。

ノーティ作品は、洋ゲーにしては、非常にユーザーライクです。洋ゲーと距離のある方々には、ノーティ作品を是非体験してほしいですね。

PS Vita初期にしては、結構綺麗だったと思いますので、次回作には期待したいですね。

まだプラチナを取ってないけど、取れるよう頑張りたいと思います。ただ今回のプラチナのハードルが結構高いので、心を折れるかもね・・

関係ないけど、ノーティドッグの新規IPである「The Last os US」(youtube動画です)はかなり楽しみです。

名作だった「アンチャテッド2」のディレクターの人が今回のディレクターとして開発を指揮されているそうです。(ちなみにアンチャテッド3の開発に関わってなかったそうです。)

据え置きのアンチャシリーズを久々にやってみたくなったところですw
恥ずかしいけど、プラチナをまだとってないので、機会あればすべてのシリーズでプラチナをとれるよう頑張りたいと思いますw

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2012年3月 9日 (金)

The new iPad?に関する雑感

高解像度ディスプレーにため息 新iPad、驚きの表現力 LTEは国内で使えず :日本経済新聞

こういう提灯記事だろうでも、他にはない高解像度ディスプレイを採用されたし、欠点だった色再現範囲も44%向上するなどに改善されたので、その点だけでも欲しくなります。

率直にいえば、ほしいと思います。前回のiPad2の時には、精細感が極めていまいちで、色再現範囲もいまいちで、購入を見送りました。

初代Pad/iPad2にあったぎらつき感もなければ、魅力的だと思えます。

冷静に考えて、正直いって技術的には買い時とは思えません。

フラッシュメモリー容量は残念ながら前回と同じ。64GB版を選択するしかないのが残念。高解像度化による副作用により、おそらく64GB版でも、容量が足りないと感じる可能性が高いと思います。XGA解像度レベルの初代iPadでも、32GBじゃ足りないと感じましたし。64GB版を選択すればよかったかもと思っているほどです。

つまりハードとしてバランスが悪いのです。128GB版も登場させるべきでした。

もうひとつ懸念しているのは、メモリー周り。

やはり後藤氏も、メモリー周りの問題を指摘している。

【後藤弘茂のWeekly海外ニュース】 解像度を高めたAppleの新iPadとそのコア「Apple A5X」のポイント

しかし、ここには、基本的な問題もある。それは、メモリ帯域が追いつくかどうかという問題だ。

現在のモバイルSoCではLPDDR2のデュアルチャネル(x64)構成でも、6.4GB/secのメモリ帯域がせいぜい。LPDDR2を1,066Mbpsに上げるか、メモリチャネル数を増やせば帯域を上げることができるが、消費電力やチップ個数(チャネルを増やした場合)で不利となる。PCで言えば、6.4GB/secはDDR-400 2ch(x128)のメモリ帯域で、それをCPUとグラフィックスで共有しているため、非常に苦しい。

それでも、解像度が上がれば、メモリ帯域は必要になる。そのため、もし、新iPadでメモリ帯域が上がっていなければ、せっかくの超高解像度は、2Dや動画では恩恵があっても、3Dグラフィックスで埋め尽くすことは難しくなる。つまり、高解像度の3Dゲームは難しい可能性が高い。

ちなみにPS Vitaはその共有方式ではなく、専有方式を採用してます。少なくともそのiPadよりメモリー帯域が広いはずです。つまりPS Vitaのメモリー帯域より狭いのに、PS Vitaより極めて高い解像度を採用するとは、どう考えてもバランスの悪いハードだなと思えます。

メモリー帯域などが改善されると思われる、来年あたりのiPad(第4世代?)がおそらく本命でしょうね。

とはいえ、高解像度パネルで体験すると、思わず欲しくなる気持ちが出てくる可能性が高いなと思います・・(苦笑)

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2012年3月 7日 (水)

PSS SDKのオープンβ版が2012年4月に公開!

4Gamer.net ― SCE,「PlayStation Suite SDK」のオープンβ版を2012年4月に公開。年間99ドルの正式版は2012年後半に提供開始

やっときましたね。

クローズドβ版で開発されたアプリはWindows端末上のエミュレータしか動作できなかったみたいですが、オープンβ版で開発されたアプリはPS Vita上でも動作できるようです。(ただしそのアプリの公開はNGかと思いますが。)

最近、PSS SDKのことが気になって、バックナンバーの日経ソフトウェア2月号を取り寄せました。実はPSS SDK関連記事のみを購入できるんですが、トータル的にバックナンバーの方がいいと思って購入しました。

PSS SDK記事を読みました。実に興味深い記事でした。

既出部分も含めて箇所書きでまとめたいと思います。

・開発言語はC#
・IDEはオープンソースのMonoDevelopベースの「PlaySation Suite Studio」。動作確認のためのエミュレータも入っていること。
・時期は未定だが、MS謹製IDE「Visual Studio」向けのプラグインも提供する予定。
・ネイティブコードレベルでのAPIについては、仮想マシンとしてMono VMベース。あのUnityの内部でもMonoVMが使われており、実績があること。ちなみにUnityのIDEはMonoDevelopベースだそうです。

つまりUnityで作られたアプリが快適に動作できる端末なら、PSSアプリでも快適に動作できるはず。ちなみにUnityは個人ベースなら無料で開発できます。(Windows上なら無料。商業利用の場合、ライセンス料かかるそうです。)

・開発者が利用できるAPIとして、HighLevel APIが提供される。そのAPIとはゲーム作成に必要なUIやキャラクターを3次元で動かす際のモデルデータが含まれている。

・もう一方の下位部分であるAPIとしてPSS Core APIにはグラフィック機能やオーディオ機能などを実装する汎用的なAPIが含まれている。OpenGL ES 2.0相当のグラフィック機能をC#らしくアレンジしたものを搭載している。ソケットやHTTP通信、XMLパーサーなどの機能は、C#の標準ライブラリーをそのまま利用できること。

・ただし当面は、クロスプラットフォーム(Android版とPS Vita版)で稼働する環境を整備するため、Vita独自の機能(背面タッチパネルなど)を利用するようなAPIを提供しない予定。

・AndoridやiOSのSDKに比べて、ゲーム開発を意識したSDKになっているそうです。つまり個人レベルでも他のSDKに比べてゲームを開発しやすいと思われる。

・当面の開発言語はC#であるが、将来的には、Mono VMの上で動く様々なプログラミング言語をサポートしていきたいとのこと。

オープンβ版は無料なので、いろいろいじってみたいですw正式版は年99$かかるそうで、無料でやるなら、今年にやるしかないでしょうね。

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