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2012年6月23日 (土)

有機EL量産の「印刷方式」が本命か

ソニーとパナソニックが有機EL提携で合意、来週にも発表へ

提携は秒読みになってきたそうです。

【SID】有機ELで500ppiの可能性、ソニーがオフセット印刷で実証(閲覧は無料会員のみ)

高精細化が難しいと言われている有機ELパネルで、最先端の液晶パネルに迫る500ppiの精細度を実現できる可能性を、ソニーがディスプレイ関連最大の学会「SID 2012」のシンポジウムで示した。オフセット印刷法によって、500ppiに相当する画素ピッチ51μm(ドット・ピッチ17μm)で有機EL材料を塗り分けた成果について発表した[論文番号:68.4L]。

同社はまた、このオフセット印刷法を用いて試作した最新の有機ELパネルを、オーサーズ・インタビューで披露した。画面サイズを1年前の3型から7.4型に大型化した。画素数は960×540(q-HD)、精細度は150ppiである。有機EL材料は、R層とG層には高分子材料、青色の共通蒸着層には低分子材料をそれぞれ用いている。

ソニーは印刷方式を採用した有機ELをSIDで発表してます。印刷方式なら高コストな有機ELの材料を無駄なく使えるのがメリットです。現行主流の「蒸着方式」は無駄が多いので、どうしても高コストになってます。ソニーの発表により、高精細化との相性は抜群であると明らかになってますので、ソニーとパナソニックの提携により、印刷方式が本命になる可能性が高いかなと思います。

ソニーが「印刷方式」が本命であると判断したとすれば、パナソニック方式を採用することに関する技術的障害はないですよね。おそらく技術的対立はほとんどないかもしれません。ソニー技術者が「蒸着方式」の将来性がないと明言してますし。

ソニーとAUOの提携については、おそらく「蒸着方式」で当面量産するのではと思われます。

AUOも独自に発表してます。「蒸着方式」を採用していること。

【SID】AUOの32型有機EL、IGZO TFTは7枚マスクで作製 (閲覧は無料会員のみ)

ちなみに、シャープが高解像度有機ELを発表してますが、白色有機EL+カラーフィルタ方式ですね。おそらく今後は主流になる可能性が高い方式ですね。

【SID】シンポジウム初日の一番人気、シャープと半エネ研の13.5型有機EL (閲覧は無料会員のみ)

LIPS方式は結局断念した可能性が高いとみていいですね。ソニーでさえ断念したとすれば、サムスンが開発しているLITI方式での実用化は果たしてできるか注目ですね。

55型有機ELに手厳しい技術者 (閲覧は無料会員のみ)

55型の有機ELテレビの映像を見た技術者の多くは、「ついにここまで来たか。大型有機EL、いよいよ離陸だね」と感慨深げ。ただし、「韓国メーカー2社の55型品はムラがある。韓国Samsung Mobile Display社製は有機EL素子、韓国LG Display社は酸化物半導体TFT起因のムラだね、アレは」と手厳しい。ご指摘の通り、注意深く見ると多くの人が確認できるレベル。展示会向けではなく実際の地デジ映像を映し出して見てみたい思いに駆られます。

さらに別の技術者は、「やっぱり量産に向け相当苦労しているみたいだ」と続けます。展示会向けのベスト・サンプルでムラが確認できることを考えると、本当の意味での量産には時間がかかるかもしれません。SID 2012のビジネス・カンファレンスで、米DisplaySearch社でSenior Vice Presidentを務めるPaul Semenza氏は、55型の有機ELテレビの価格を8000米ドルと予測します。発売の際の生産台数によって、両社の量産技術の確立具合をうかがい知れるかもしれません。

サムスンの有機ELテレビはやはり「蒸着方式」で量産していること。

【SID】Samsung Mobile Displayが55型有機ELを出展、パネル仕様を明らかに (閲覧は無料会員のみ)

駆動素子には低温多結晶Si(LTPS)TFTを用いた。RGB3色の発光素子を塗り分けることでカラー表示に対応する。デバイス構造は、TFT基板から光を取り出す「ボトム・エミッション型」(同社の説明員)という。

低分子型の発光素子を、マスク蒸着技術を用いて形成した。55型の有機ELパネルでは「SMS (small mask scanning)」と呼ぶ、小型のマスクを移動しながら蒸着していく技術の導入が噂されるが、「詳細については明かせない」(同社の説明員)とした。

日本勢が勝つには、サムスンのLITI方式への移行が失敗すること。パナソニック方式(印刷方式)の実用化を実現することだね。

ソニーはLIPS方式への移行を断念したとすれば、サムスンができるとは思えませんけどね。まあ白色有機EL方式への移行という道が残っているけどね(苦笑)

ぶっちゃけ、白色有機EL方式は技術力のないメーカーが採用するイメージがあるよね。

関係ないが、最近XEL-1とモニターアーム(+エレクタ)との組み合わせを検討してますw
もちろんXEL-1はVESAマウント対応ではないので、ノートPC設置できるオプションを代用して設置できないか検討してます。うまく行けたら、是非報告したいと思います。

それができれば、飛行機の座席モニタのようにリクライニングチェアでも、かなり近づけて視聴できるので、快適にPS3プレイできるかもと思ってます。寝プレイもできるようにしたいと思ってますw

ただ本命はVESAマウント対応の25型ぐらいの有機ELモニター(テレビ)であると思ってます。

PVMの25型有機ELモニターは一応VESAマウント対応ですね。重量は10kg台なので、その重量に対応できるモニターアームが必要になりますけど。VESAマウント対応25型ぐらいの民生用テレビが早く出てくれないかな。参考までに、17型フルHDモニターは7kg台です。ネット上で検索してみたら、34万円台で購入できるそうです。(25型は50万円台)

25型のCLEDテレビも出てくれたら言うことはないけどね。実際に出てくるのは多分数年後の話でしょうね・・

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