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2012年6月 5日 (火)

VW1000ESはプロフェショナル機器専門工場にて製造されているらしい

小寺信良が見たモノづくりの現場(1):ソニーの“プロ機”が日本人にしか作れない理由

小寺氏がソニーのプロフェショナル機器専門製造工場の湖西サイトについて紹介している。

SXRDプロジェクターユーザとして興味深いことが書かれていたので、ご紹介したい。

http://monoist.atmarkit.co.jp/mn/articles/1206/04/news004_3.html

ここで製造されているのは、4K撮影が可能なシネマカメラ「F65」、F65に装着するポータブルレコーダー「R-4」、映画館での上映に使用する4Kプロジェクションシステム「SRX-R320」、そして4Kのホームプロジェクタ「VPL-VW1000ES」などだ。

ホームプロジェクタはコンシューマ向け製品ではあるが、高度な製造技術が必要なことや高額商品であることから、プロ機同様湖西サイトで製造することになった。

基本的に業務用機器だけ製造されているが、VW1000ESは高精度が求められる製品であるため、プロ機器製造のラインにて製造されているそうだ。

プロジェクターの値段にしてはずいぶん贅沢だなと感じますね。(もちろん高額商品ですが。)例えば150万円商品は中国工場で製造されている場合、正直不安感を覚えますが、日本の一般的な工場でも妥当レベルなのに、定評のあるプロ機器専門工場にて製造されている点は凄いと思います。

以前、SXRDプロジェクターを使っていると思われる、映画館で視聴したことがあります。
(2D、3Dとも)

コントラストは三板DLP方式に比べてやや低めですが、階調の描かれ方はさすがSXRDであって、三板DLPにはないフィルムっぽい階調感が出てきたのが、とても印象的でした。

現行の業務用SXRDプロジェクター(2009年11月発売)が発売されてから数年以上たっているので、そろそろ新型機種が出てもいいと思いますけどね。最新SXRD技術にて、コントラスト等の向上には期待したい。

ちなみに、2005年発売のVW100と2010年発売のVW90ESのパネル画質については
コントラスト向上はもちろんですが、VW100にはあったボケ感についてはVW90ESの方が、明らかに大きく低減してます。

ゲームの横スクロールを多用するようなシーンは分かりやすいです。有機ELでさえ、ボケ感が発生します。しかし最新型のSXRDはそのボケ感があまり目立ちません。(倍速表示機能は使ってません。)超倍速駆動等の最新技術を導入している去年モデルのソニーのHX920というハイエンドモデルの液晶テレビと比べても残像感がほとんどないと思いますよ。

ですから、最新技術を導入した業務用SXRDプロジェクタが是非出て欲しいと思いますよ。もしかしたら8K4K対応プロジェクタを開発している可能性はあるかもしれません。(まあ精度難易度が極めて難しくなるため、コストがかかりそうな問題もありますけどね。)

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