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2012年9月 2日 (日)

IFA2012に関する雑感

IFAにて、ソニー新製品が色々発表されました。

HMZ-T1の後継機種「HMZ-T2」について興味深いですね。

軽量化、装着感の向上、イヤホンの交換あたりでしょうね。

解像度は720pのままですが、24pモード対応の追加などで改善されているそうです。
おそらく光学系も改善されている可能性あるかもしれませんね。

HMZ-T1ユーザーとして、軽量化、装着感の向上について、実に羨ましい。まあ、フルHD対応待ちかな。

4K対応液晶テレビも発表されました。
84インチ。値段は2万5千ユーロ(約242万円)にするので、一般層にはあまり関係ない感じですね。普及タイプは来年以降となるでしょうね。

HDMI周りで4K/60p入力に対応されているか、不明です。おそらく対応されてないかなと思いますが。まあ、ぶっちゃけ金持ち層向けの商品なので、やや中途半端な規格であってもそれほど問題にならないとみているかもしれませんね・・

東芝からも4Kテレビが発表されました。興味深いのはスクエニ等から4K対応デモ、PCの4K対応ゲームが展示されてましたね。個人的にはおそらく数年後は約1440P対応PCモニターが主流になる可能性が高いと思います。4K対応できるHDMI対応であれば、4Kソースを1440p前後表示で対応するのが普通になるかなと感じてます。現にiPadの解像度はフルHDをすでに超えており、テレビもいつまでもフルHD解像度が最大で続けるとは思えません。

【IFA 2012】Sony、84型/4K液晶BRAVIA発表。年内発売

業界最大クラス 84V型4K対応液晶テレビを世界全地域で年内より順次発売

さて、ソニーの新型4Kテレビの話に戻します。
特に注目なのは、偏光3D対応を採用したことですね。VW1000ESはフレームシーケンシャル方式を採用してますが、元々プロジェクターは偏光方式との相性がよくありません。
正確には、光学系ユニットが2ついるので、コストが結構かかります。つまり業務用向けに限られてます。

84V型4Kパネルと「4K X-Reality PRO」の超解像処理により、3D映像をフルHD解像度を超える高画質で楽しむことができます。「ブルーレイ3D」のフルHD解像度の3D映像を4K2K(3840×2160)映像にアップスケールした上で、画面上の偏光シートで左右それぞれ4K1K(3840×1080)の映像として表示します。電池が不要で軽くてかけ心地のよいパッシブ型3Dメガネを用いて、映画館のような迫力ある大画面で3D映像を楽しむことができます。

3D映像も、超解像処理にて4Kへアップスケールしているみたいので、偏光方式の欠点である解像度低下という問題は解決されているかもしれませんので、要注目ですね。

【IFA 2012】シャープ、進化したICC-4KやIGZOパネルなど

ちなみにシャープが、ICC-4K試作機を公開してます。ご存じと思いますが、ICC-4Kの開発者はDRCの生みの親である元ソニーの近藤哲二郎さんです。

「4K X-Reality PRO」はそのDRCベースで4Kに対応したものです。DRC系統であるといえます。(低価格機種のHW50ESはDRCベースの超解像機能を搭載しているのも興味深い。)ICCは全く新しい考え方で、開発されたそうです。同じ開発者が発明したものであるだけに、いろんな意味で、比較されそうな気がしますね・・

さて、DA5700ESの後継機種と思われるものが発表されました。

<IFA>ソニー、ネットワーク再生機能を強化した9.1ch対応AVアンプ「STR-DA5800ES」

この記事では書かれてないのですが、4K出力をサポートしたそうです。
(4K/60p対応も可能か不明です。)

個人的に注目なのは、HDMIは9入力/3出力を搭載した点。(従来は6入力/2出力)

9入力/3出力を搭載した点が凄いと思いますね。HDMIの入力がいくらあっても足りないと感じていたからね。9入力なら十分かな。3出力の点もありがたいね。

「ソニー最後の聖戦」 鈴木国正執行役EVPインタビュー

本田さんによるインタビュー記事。本田さんいわく、強靭な平井体制を今より数年早く構築すれば、今のような厳しい戦いになることがなかったかもしれないことです。確かにその通りだなと感じます。鈴木氏はSCE副社長も務めたし、現在はXperiaを扱っているソニーモバイル社長も務めている。いわば平井社長の右腕といってもいい。関係ないけど、河野さんもSonyマーケティング社長とSCEJ社長を兼務してますね。それは平井社長の意向だそうです。ちなみに数年前、SCEJ社長に就かせたのも、平井社長。ソニー叩きで有名なダイヤモンドサイトにて河野さんへのインタビュー記事が載ってます。参考までに、4gamerのインタビュー記事もあります。

また本田さんのツイートによると、クラウドへの対応に消極的で守旧派の幹部が足を引っ張っていたという示唆があったそうです。現在の平井体制は、その幹部もいないことがプラスになっているらしいです。良い結果が出るよう頑張って欲しいです。

マスコミも、昔のソニーが良かったというような感じでソニー叩きを行なっている記事もありますが、ぶっちゃけ、昔のソニーが良かったという考えは終わっていると思ってます。いくら昔のソニー体制であっても、超円高及びデジタル全盛期という環境で、戦い方を変えない限り、アップルへ対抗できるとは不可能です。いわば、絶滅した恐竜のようなものだと思ってます。

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コメント

「昔のソニーはよかった」
たしかにそうですけど
「今のソニーもなかなかでしょ?」
と思ったり。

正直,ソニー製品って学生の頃は
せいぜいウォークマンとイヤホンぐらいでしたよ,買えなくてw
でも,他のメーカーとやっぱ違ってて,お金が自由になってもずっとソニー。
そんなイヤホンとプレイヤーすら食指が動かない時期があったんですよ。
今では,国産ならソニー買っておけばまず間違いは無い,という状況にはなってると思うんですけどね。
コンポやいわゆるラジカセ系スピーカーの類いも,値段と性能とデザインのバランスを考えたらソニー一択の状況だと思うんですけどね。
少なくとも,人に勧めるときの最初の選択肢になっちゃう。

たかだかハイテク商品だけでなく,
XBA-1のような,ほんと普及価格帯のイヤホンで
「殆どの人がコレで満足する音質」
というのを出してきたのがすごい。ええ,あれはすごいですよ。
ちゃんとモノづくりについても見るべき点は多くある,
それがソニーの現状です。

まあ,シャープがNEC病に罹ってるような気がするので
そこが気がかりですが。

投稿: kon2 | 2012年9月 3日 (月) 09時51分

昔のソニーが良かったのは2点。素材の質感を生かしたデザイン。アップルとかその辺うまいですよね。もうひとつはトップの気概。ベータ時代にハリウッドと戦ってまで録画文化を広めようとした気概があれば、ロケーションフリーなどももっと陽の目を見てたのではないでしょうか。

nasne触りましたが、期待通りの製品でした。nasの速度を強化してWチューナーを積んだスーパーnasneが直ぐにほしいくらいです。torneアプリにメディアサーバー機能を内蔵して個人、放送波番組を一括制御出来る様になって欲しいですね。torneアプリでnasne触ったらDLNAでの再生はする気が起きません。トリックプレイの速度が違いすぎます。

今年のソニー新製品はやった各部署で纏まりが出てきたし尖った製品がいい感じにブラッシュアップされていてなかなかよかったです。BDレコとか守旧派の新製品もそれに続いて欲しいです。提携を唄いながら自社製品ですらDTCPIPムーヴも出来ない異常さ位は改善して欲しいものです。

投稿: k | 2012年9月 3日 (月) 16時25分

レコーダーに関しては抜本的な設計変更をする必要があると思います。
DTCP-IP関連もそうですがVideo Unlimitedにも未だに非対応ですし。
個人的にはHDDにVideo Unlimitedの配信タイトルを蓄積できるようにするとかSony版Apple TVのような機能も盛り込んで単に放送番組を録画するだけの使い方から脱却してみてもいいんじゃないかと思います。

投稿: TSS | 2012年9月 3日 (月) 23時25分

>>kon2さん

(名前は無記入でしたので、こちらが記入させていただきました。)
そうですね。オーディオメーカーとしてもやはり実力のあるメーカーだなと思いますね。率直に言って、今も良い製品を作っているのは間違いない。しかし、その点はあまり正当に評価されてないという印象を強く持ちます。要するに昔はよかった~という言い方は大嫌いです。まあ年寄り特有の比較論は嫌われてますねw

>>kさん

nasneの出来についてご期待通りで何よりです。
確かに、PS3のtorneアプリ上でAX2700のコンテンツ、nasneのコンテンツはどちらもLAN上で流れているものですが、明らかにnasneの方がレスポンスが良いですね。

レコーダーの基盤という問題もあるので、(EMMAプラットフォームを採用していた。)先進的な機能をしっかり採用するかは未知数ですね。今のBDレコーダーはあまり売れなくなってますし、開発費をかけて大幅改善という点はあまり期待できないかもしれません・・

>>TSSさん

確かにレコーダーとしての伝統的な使い方から脱却する必要あるかもしれませんね。すでにBDプレイヤーで使われているみたいですが、BDレコーダーはもっとできないか提案が欲しいですね。

投稿: mkubo | 2012年9月 4日 (火) 01時40分

mkubo様
まあ放送でもVOD等の通信でもコンテンツを提供する手段に過ぎず、それを高画質、高音質に楽しむという要求は変わらないはずなのでこれまで蓄積してきたノウハウや基礎研究はアドバンテージになるだろうと思います。

ただレコーダー(に限らずデジタル家電全般ですが)については近々に予測される規格の策定がいくつかありますからプラットフォームの再設計には慎重になるかもしれません。

1つは来年1月と見られているHEVCの標準化です。圧縮効率が高まることでHEVCを長時間録画モードに採用する可能性がレコーダーではまず考えられますが、それよりもVODの事業者にとって画質の向上・転送量の削減が見込めるHEVCは魅力的でしょう。ひかりTV等のIPTVにも採用されるのではないかと思っています。MPEG2のSDチャンネルやデジアナ変換終了後の帯域を使って陳腐化したCATVのサービスをHEVCベースに入れ替えるCATV事業者もあるかもしれません。
機能の追加開発が容易なプラットフォームにする必要があるように思います。

投稿: TSS | 2012年9月 4日 (火) 21時44分

>>TSSさん

HEVCはBD規格に組み込まれるかわかりませんが、4K対応BD策定に合わせて組み込まれる可能性あるかもしれませんね。そうしないとレコーダーでHEVC対応が難しくなるためです。(もちろんHDDオンリーなら問題ないかもしれませんが。)

IPTVに関しては、HEVCを採用することも考えられますね。放送系と違って、縛りはあまりないからね。

投稿: mkubo | 2012年9月 5日 (水) 07時54分

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