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2013年4月12日 (金)

ついに1インチ1万円を切る4Kテレビが登場

ソニー、65/55型4K BRAVIA X9200A。4Kの臨場感を家庭に 55型が50万円。“トリルミナス”で色表現向上

 

 

ソニーは、4K/3,840×2,160ドット解像度の液晶テレビ「BRAVIA X9200Aシリーズ」を6月1日より発売する。65型「KD-65X9200A」と55型「KD-55X9200A」の2モデルで展開し、価格はオープンプライス。店頭予想価格は65型が75万円前後、55型が50万円前後。    
      
4K対応液晶テレビ〈ブラビア〉X9200Aシリーズ2機種を発売

 

東芝が1インチ1万円切る4K対応モデル投入を予告していたが、ソニーも足並みを揃えた模様。   
   
高画質・高音質路線を何としても死守している点は高く評価したいですね。

 

ソニー、テレビ黒字化へ賭け 売れ筋の40型未満に大ナタ

 

30型台は1種類のみとなりました。20型台はなし。ソニーにとっては儲からないゾーンになってきたため、縮小したそうです。まあ仕方ないなと思いますね。

 

■30型台は1モデル、20型台はゼロ      
      
一方で、ソニーの「選択と集中」がはっきり見て取れる変化もあった。今回の10モデルをサイズ別に分類すると、40型台が5モデルと最も多く、次いで50型台が3モデル、そしてハイエンドの60型台が1モデル。一方、売れ筋製品として例年数モデルを投入していた30型台は、32型が1モデルあるのみ。個室やワンルームマンションなどに向けた20型台に至ってはゼロで、発表資料やプレゼンでも一切触れられなかった。

 

ただし、32型を完全に切り捨てるつもりはないようです。

 

「小さいテレビに対するニーズはあるので、今後も32型のラインアップは必要。手を抜かずきちんと進化した製品を投入するが、ラインアップは薄くなっていくだろう」と語るのは、国内市場におけるブラビアの販売を統括するソニーマーケティングの本多健二統括部長(ホームエンタテインメントプロダクツマーケティング部)だ。

 

32型有機ELテレビなら欲しいですけどね。多分20型台も出るなら、おそらく有機EL系となるじゃないかな。高くても売れると思いますけどね。   
   
関連:4Kアプコンの特徴は?4K放送への対応はどうなる? - ソニー“BRAVIA”発表会詳報   
関連「絶対、テレビをコモディティにはしない」、ソニーの意志表示

 

   
ソニー、フルHD最高画質BRAVIA「W900Aシリーズ」

 

 

KDL-55W802A

 

1,920×1,080ドットのフルHD/倍速パネルを採用。残像感を低減する「モーションフローXR480」を搭載。W900Aシリーズ同様に、ガラスの素材感を活かした新デザインを採用し、ベゼルの外線が光によってエメラルドグリーンに輝く。映像エンジンは「X-Reality PRO」。

 

W900Aシリーズとの違いは、パネルが120Hzの倍速駆動となるほか、トリルミナスディスプレイ非対応となること。また、3D方式も偏光方式の3Dとなる。3Dメガネ「TDG-500P」は6月1日より発売し、店頭予想価格は1,000円前後。

 

4Kモデルだけではなく、2Kモデルでも、偏光方式の3Dを採用している。その点はびっくり。アクティブシャッター方式に注力しても、需要はあまりないと思われたかもしれませんね。偏光方式は、2Kモデルとして解像度が半分減るデメリットはありますが、目には優しく、クロストークの少ない3D画質を味わえるメリットはあります。個人的には偏光方式派です。

 

4Kテレビは2014年ブラジルW杯で試験放送開始 いつ買うか?   
   

週刊誌が相変わらず高画質路線に対してネガキャンしてるようです。まあ、当面は画質にこだわる方々が中心に購入されるだろうと予想していますけどね。AVマニアなら4K放送に対応したBDレコーダーを追加すればいいからね。その手は慣れているからねw 

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コメント

更新お疲れ様です。
記事重複してますよ

投稿: ど~も | 2013年4月13日 (土) 13時44分

以前これからのAV機器はローエンドとハイエンドに分かれて、ミドルエンドが抜けるのではという趣旨を書いたことがありましたが、やはりそうなりました。

とりあえずは限られた開発資源を高画質化に注ぎ込んだソニーの姿勢をAVマニアとして歓迎したいです。

これからのTVの方向性として、画質以外の付加機能をレコーダーやPCのアーキテクチャを強く受けたSTBに委ねるのか、それともある程度機器に組み込んで対応するのかが注目点ですね。

AVマニア的な視点で組みこもろうとしているのが東芝、一般層に何とかアピールしたいのがパナソニック、LG。そして組み込みを諦めて、シンプルにコストを下げたのがソニーと言う感じです。

ソニーグループにはPS4がありますので、その提携に期待したのかもしれませんね。日本だけ4Kプレイヤーを出さないのも、ソニーマーケティングとSCEJA社長を兼ねる河野氏の意向もあるのかもしれません。大型量販店ではnasneが家電売り場やPC売り場でも見かけることが多いですし、SCE製品をソニーのAV機器フロアに組み込むという取り組みは
すでに一定の実績を示しています。PS4ではPSXみたいな継子扱いされることなく普通にAV売り場に置かれるかもしれません。もともとPS4は起動時間の問題を解決しているので、AV機器として使っても全く問題ありません(消費電力を無視できれば)。録画機能が欲しければnasneを追加すればいいだけです。

個人的には昨今のスマートフォンやタブレット向けARMコアの演算力の急速な伸びと、省電力を両立した状態であることを考えると別にメディアサーバーが用意される方が有望でTVはモニター化するのではと感じています。ですので限られた資源を高画質化に集中させたソニーの選択は悪くないと思います。ミドルエンド以下を確保するなら正解とはいえませんが、ミドルエンド以上を狙うのならばアリだと思います。

本当はHDMIのCEC機能を強化したような機能を独自で搭載して、PS4のボタンを押すと即座にTVがHDMI入力に切り替えてくれるという機能があると提携として強力になっていいとおもうのですが。今のCEC機能だとイマイチ反応が鈍いので。

画質は見ないと分からないのでソニービルに行こうと思っています。

投稿: k | 2013年4月13日 (土) 17時33分

観てきました。
結論から言えば、僕は買いません。
Panaのプラズマも見てきました。
こちらも買いません。

4Kに関しては動画のエラーが動じても気になります。
プラズマや4Kでは、地デジの放送がホントに眼に痛いです。
やっぱりPJが一番ですね。
できたらキセノンで見たいです。
そういう意味ではVW200というのは貴重な存在かもしれません。

投稿: 結うまい | 2013年4月14日 (日) 17時22分

>>ど~もさん

ご指摘ありがとうございます。
カテゴリ追加でミスしてしまったみたいです。

投稿: mkubo | 2013年4月15日 (月) 06時38分

>>kさん

確かに利益優先でミドル層切捨ても見られますね。

nasneに関しては保存目的で2台運用しています。PCでBDへの記録していますけど、DiXiM BD Burner2013は異なるnasneからのダビングを一括に行えるようになってないですね。それが面倒かなと感じています。有料放送対応で特定のnasneにする必要もありますので、ガチで運用すればするほど、不満点がいろいろあると感じますね・・

まあたまに記録する程度なら不満は覚えないでしょうね。

投稿: mkubo | 2013年4月15日 (月) 06時45分

>>結うまいさん

要するに、好みとは合わなかったことですね。
客観的に画質が良くても好みな味でなければあまり意味はないでしょうね。

プラズマ、4K液晶はともかく、僕もPJではないと頭に入らないようなこともありますね。

>4Kに関しては動画のエラーが動じても気になります。
僕にはそのエラーとはよく分かりませんが、映像エンジンがまだ熟成が足りない可能性もありますね。

東芝の4Kで発生する動画エラーのことなら、おそらく映像エンジンの可能性があると思います。

>できたらキセノンで見たいです。

そうですね。映画はやっぱりキセノンかなという点もありますね。

投稿: mkubo | 2013年4月15日 (月) 06時52分

mkuboさん

好みではないんですよねえ。
高画質ではないって事ですw

動画のエラーは映像エンジンの熟成の足りなさでしょうね。
ある意味つまんで処理をしている感じがします。
東芝さんも他のメーカーさんも同じです。
7年前だったかなあ、フルHDの登場時期と同じです。購入するのならあと数年は待った方がいいと思います。
それだったら2Kの完成品を購入した方がいいでしょうね。
最近はVW200が欲しくなってきましたね。

4KのPJはPS4とセットで年末に出るでしょう。
出さないと4Kの普及になりませんし、PS4を投入する意味もないですし。
VictorさんもPJをやっと出すでしょうね。
お陰で国内のハイエンド市場の活性化をしそうな感じがします。
反対に海外のブランドは、難しくなると思いますよ。

投稿: 結うまい | 2013年4月16日 (火) 09時47分

放送は60pですから、60pに対応しないテレビは、4KTVとしては価値はないでしょう。

それに2014年には、55インチで20万円台まで落ちるでしょうから、時期的にも買いなタイミングでは無いでしょう。

4KのBDもまだ検討段階です。おそらく2014年の秋ごろに出てくるので、その頃に買うのがベストでしょう。

PJも、2014年の秋頃に、3世代目が40万円台で出るでしょうから、その頃に4Kの製品を揃えるのがベターでしょう。

ネイティブコンテンツが皆無な今は、所詮フルHDの高画質程度でしかありません。4Kは放送やBDが対応してこそ本番です。

投稿: | 2013年4月17日 (水) 05時51分

>>結うまいさん

>高画質ではないって事ですw

VT60、4K液晶はまだ見てないのですが、評論家がキレイ!と評価しているといっても、僕には多分高画質とは思わないので買う気になれない可能性が高いですね。有機ELとかLEDディスプレイ待ちという感じ。


要するに、買う気になれない=高画質ではないという感じですね。

>動画のエラーは映像エンジンの熟成の足りなさでしょうね。
>ある意味つまんで処理をしている感じがします。

おそらく性能不足の可能性が高いですね。昔の2DSTGにあったような処理落ちが出る現象と似ているかもね。あれは性能不足でしたし。PS2世代以降処理落ちがなくなったし。

つまり4Kは重い。PS4はパワフルだから、おそらく動画関連処理に関する動画エラーが出にくいと思います。4K出力させた状態であれば、おそらく2K入力させるより動画エラーが少ないのではと思われます。

>お陰で国内のハイエンド市場の活性化をしそうな感じがします。

ぜひそうなるといいですね。金がなくても真剣に検討したくなるほどの製品が出て欲しいですね。

投稿: mkubo | 2013年4月17日 (水) 06時37分

>放送は60pですから、60pに対応しないテレビは、4KTVとしては価値はないでしょう。

4K放送のことですか?60p対応とは初耳です。

NHKのスーパーハイビジョン放送は60p以上みたいですけどね。

投稿: mkubo | 2013年4月17日 (水) 06時49分

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