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2013年9月27日 (金)

VW1000ESの後継機種が発表される!

米Sony、4K/60p対応の新4Kプロジェクタ「VPL-VW1100ES」

米Sony Electronicsは、新4Kプロジェクタ「VPL-VW1100ES」と、「VPL-VW600ES」を発表した。実売価格はVW1100ESが約28,000ドル、VW600ESが15,000ドル。

VPL-VW1100ESは4,096×2,160ドットの新SXRDパネルを採用した4Kプロジェクタ。2011年発売のVPL-VW1000ESの後継モデルとなり、最新バージョンのHDMIを搭載し、4K/60p入力に対応する。ソニーの4Kコンテンツ再生対応のメディアプレーヤー「FMP-X1」でVideo Unlimited 4Kからダウンロードした4Kコンテンツを再生できる。

予想していたより早かったな。北米での値段ですが、前機種より値上げしているみたいですね。VW1000ESは25000ドルでした。(日本円では約250万円であるが、国内版は168万円。)4k/60p 4:4:4は対応されているか気になりますが、詳細について早く知りたいですね。

前機種のVW1000ESは4K/60p対応できるようアップグレードサービスが行われるようです。有償サービスになりますが、VW1000ESオーナーとしてありがたいですね。

また、既存のVPL-VW1000ESユーザーに対し、4K/60pに対応可能にするプレミアムアクティベーションサービスを実施。4K/60p対応のほか、4Kメディアプレーヤー「FMP-X1」や、コントローラ用の「Xperia Z Tablet」をセットにしたものとなり、10月以降に詳細を案内する予定。

北米向けの話なので、国内の場合はどうなりますかね。軽く20万円かかりそうですねw

下位機種のVW600ESも発表されました。VW500ESというものがあったような気がしますが、単にリネームされたかな?

15000ドルは、日本円では150万円にするので、国内版はどうなりますかね・・・ 国内版はおそらく前機種より大幅に値上げするじゃないかな。多分180~190万円台になるじゃないかな。ただVW1000ESは国内の工場で作られていますので、国内版に関しては、ドルの影響は基本的に受けないはずと思いますが、どうなりますかね。

それにしても、VW1000ESの時代は円高だったのに、今は円安傾向。北米版の値上げ見る限り、国内版の値段はあまり期待できなさそう・・(苦笑)

VW600ESの値段は多分120~130万円程度かな? VW100/VW200相当の値段になる可能性が高そう。VW100/VW200は130万円台にしましたので。

今回のVW600ESは、VW95ESの後継機種というより、VW200の後継機種と言った方が正確であるかもしれません。VW95ESの値段は70万円台ぐらいにしましたので。
 
おそらくVW95ESの後継機種といえるものは今年出なかったことになるかもしれません。

VW600ESは、VW1000ESより出力を下げたランプ、小さめな口径のレンズ等を採用してコストダウンしたと思われますので、パネルはおそらくVW1100ESと同じもの。サイズは小さくなってないみたいです。気になるのは、VW1000ESのパネルから変わった点がないかという点ですね。

VW95ESの後継機種に関しては、4KSXRDパネルのシュリンク(微細化)待ちかな。2K系SXRDシリーズは、0.61インチSXRDパネルを採用していますので、0.74インチじゃちょっと大きいかもしれません。

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コメント

VW100、200はキセノンランプ搭載。重量が20㎏とVW1000ESと同じくらい大型でハイエンドと言う位置づけだったはずです。
一方でVW50はミドルクラス。
ソニーのフルHDSXRDを参考に価格的に言えば、ソニーのSXRDはハイエンドが100万円以上、ミドルクラスが50万円以上80万円未満。ローエンドが50万円未満って感じです。
型番的見ても、VW1000ESはVW100、VW500ESはVW50と似通っており、VW500ESはミドルクラスなので100万円を超えることは無いでしょう。
つまり、VW500はVW50の後継機かと思われます。
ちなみにVW60は50万円未満なのでローエンドです。
ただ、今回ミドルクラスのPJの型番が500ESのほかに600ESもありますが、これはVW60の後継機であることも含まれているのではないかなと思っています。
これが正しければ、日本に関しては恐らくVW50とVW60の中間的な位置。しかし価格は同じグレードでもフルHDより4Kのほうが高くなるでしょううから、ミドルクラスであるVW50の70万円より少し高くなり90万円。ローエンドであるVW60の40万円より少し高くなり60万円。
つまり今回の4KミドルクラスがVW50、60の中間的な位置と考えた場合、60万円~90万円の中間的な価格=75万円じゃないかなと思います。

投稿: | 2013年10月 1日 (火) 09時05分

えーと、前提は違います。

http://www.phileweb.com/news/d-av/201309/27/33822.html

>VPL-VW600ESは、IFAで発表された欧州モデル「VPL-VW500ES」と同等のモデル。

VW500ESは欧州向けの名称だそうです。VW600ESは北米向けの名称でVW500の同等のモデルであること。要するにVW500ES=VW600ESとのことです。

2003年発売のQUALIA 004の値段は欧米の値段は2万5千ドル。日本円は250万円(税抜き)。

VW1000ESも2万5千ドルです。QUALIA 004と同じ値段です。国内の値段は本当は250万円台になってもおかしくないが、なぜか168万円台になっています。多分、国内での製造が行われるので、海外への輸出コスト等を省くことができるため、原価として欧米版より安かったかもしれません。おそらく4K普及のために戦略的な意味が大きかったと思われます。
VW1100ESで大幅に値上げしています。

(VW1000ES:2万5千ドル⇒VW1100ES:2万8千ドル。日本円として250万円⇒280万円)
QUALIA 004より高くなったとは個人的に驚きです。

VW600ESは1万5千ドル。日本円は150万円台です。

性能云々というより、価格帯で単純に比較しています。


http://store.sony.com/p/Sony-Home-Theater-3D-ES-Projector/en/p/VPLVW95ES

北米のソニーストアによると、北米版のVW95ESは6千ドルです。日本円は60万円台。つまりVW600(1万5千ドル)はVW95の2倍以上にしますので、VW60相当というのはいくらでも厳しいです。

VW600ESは、VW100/VW200相当の値段と言った方が適切でしょう。ただし、国内版VW1000ESの値段とのバランスをとるために、国内版は100万円を切る可能性は十分あると思います。

VW100は、QUALIA 004から大幅にコストダウンしたモデルです。確かにキセノンランプを
採用していますが、冷却系にコストをかけているため、コストが高くなっています。(正確にはキセノンランプの扱いは大変なので、一般的なランプ搭載PJよりどうしてもコストがかかります。QUALIA 004のランプは700wランプを利用しています。消費電力もきわめて高いです。

VW100/VW200は400wランプを採用していますが、輝度は暗いです。100インチ程度が限界だったほどです。光効率としてあまり良くありませんでした。取扱いが大変なランプなので、現在は民生用で使われることがなく、業務用だけで使われています。

VW1000/1100ESはUHP 300wランプを採用していますが、200インチでも使えるほどにとても明るいです。ただしカラーバランスがキセノンランプに比べて癖ありますので、フィルターなどでバランスを取るように設計されています。今はかなり進化していますが、低色温度でのカラーバランスについては、やはりキセノンランプが優れているといえるかもしれません。

投稿: mkubo | 2013年10月 2日 (水) 02時27分

日本と海外で価格を単純に比較すべきではないでしょうね。

ソニーストアで言えば、VW1000ESは日本と北米でほぼ100万円の差がありましたからね。

投稿: | 2013年10月 2日 (水) 19時58分

海外のマニアは黙ってないでしょうね。国内のVW600と北米版VW600の値段差があまりにも大きい場合には、海外のマニアが国内版を個人輸入した方がお得になる可能性が高いです。

VW100の電圧は100-240Vで対応されていました。

とはいえ、VW95ESは100V専用になっているみたいので、VW600ESも100V専用になっているなら、さすがに厳しいかもしれませんね。変圧器使えるなら別でしょうが。

投稿: mkubo | 2013年10月 3日 (木) 01時03分

向こうのマニアはレベルが違うのか200万円以上でも売れる市場なんですよね。サムスンの4KTVは400万円ですからね。なにせホームシターの本場ですから、100万円でも安すぎるって感覚でしょう。

投稿: | 2013年10月 3日 (木) 05時35分

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