PS4が北米発売後24時間で実売100万台以上を達成!
PlayStation 4が北米発売後24時間で実売100万台以上を達成
あのPS2を超えるスピードでわずか24時間で100万台以上を達成しました。史上最速です。
日本においては、CS(コンシューマーゲーム)に対する悲観論が当たり前のようになっていますが、北米での売り上げでその悲観論を完全に吹き飛ばしました。日本のゲーマーとして、北米のゲーマーには本当に感謝したい。SCE関係者の努力もやっと報われたでしょう。
PS4発表前には、PS4悲観論はよく聞かれましたが、明らかに誤りですね。欧米市場の分析をろくにせず、日本の市場しか見ないので、誤った認識を持つのは当然です。欧米市場の事情を知っていれば、PS4が成功する可能性が高いと分かっていました。もちろん予想以上に好調だったとは驚きですが。
とりあえずコアゲーマー向けの市場は予想以上大きかったですね。スマホではいくら進化しても、コアゲーマーを満足させるにはきわめて困難です。CODシリーズ、GTAシリーズは日本人にとっては、コアゲーマー向けのように見えますが、欧米市場にとっては、ライトゲーマー向けのゲームという認識です。おそらく平均的な日本人ゲーマーは、アクション性の低いゲームを好むことが多いためと思われます。最近のアンケートでも、RPGというジャンルが一位でしたし。
PS3時代はライバルのXBOX360が極めて好調だったため、ずいぶん苦戦していたエリアだったが、PS4は北米市場を制覇する可能性が高くなりました。PS3はもともと日本と欧州市場が強かったので、完全制覇する可能性が極めて高いです。要するにPS2時代の再来です。
PS3は確かに北米市場で苦戦していましたが、十分商売できるレベルを確保していたのが大きかったでしょうね。ちなみに、セガがゲームハード事業から撤退したのは、北米市場でのセガサターン(SS)、ドリームキャスト(DC)の販売が極めて不振だったためです。歴史を見ても、北米市場での販売が極めて不振だった会社は100%撤退しています。海外市場で極めて苦戦している某社はどうなるでしょうね。
北米市場でのPS4の売れ行きが今後も好調で続けた場合は、ぶっちゃけ日本でのPS4販売が極度に不振になっても、SCE的には問題ないレベルで商売できるかもしれません。ただ日本人の嗜好に合わせたゲームが少なくなるリスクもありますけどね。ある意味、保険としてPS Vitaの成功も重要になるかもしれません。
日本のゲーム市場においては、PS3/PS Vitaという保険を用いてPS4/PS3/PS Vitaソフトのマルチ化が主流になるのではないかと思います。海外でも売れるようなAAA級ソフト(MGS、FFシリーズ等)は、PS4らしいゲームには期待できますが、国内専用かつ、PS4/PS3/PS Vitaというようなマルチソフトは、残念ながらPS3よりキレイになった感じというレベルになる可能性が高いでしょうね。(PS3版とPC版の関係と同じようなものと思えば分かりやすいかも。)
ところで、PS VitaTVは昨日開封して使ったばかりですが、ゲーム機として実に満足できる機器だと思います。PSP/Vitaゲームを大画面で遊べるのがありがたいです。世界からみて特殊な市場と言われる日本市場を復活させるには、PS VitaTVの存在が重要になるかもしれません。ある意味日本人にとってはリハビリとなりそうです。据置ゲーム機の「入門機」というより、据置ゲーム機の「リハビリ機器」かなという感じがします。
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