任天堂の不振に思うこと
任天堂は“時代遅れ” Wii U不振で3期連続営業赤字、海外からは厳しい声
やっぱりですねというのが率直な感想です。
PS4が発表される前に、某ライターさんがこういいました。
PS Vitaの不振に苦しんでいたSCEには、PS4の発売をやめた方がいい。SCEがマジでヤバイだろう。ファミリー層を持つ任天堂は大丈夫だろうのことでした。
結果的には逆でしたね。 元々専門外のくせにあたかも専門家のような言い方だったので本当にキレマシタよ。実に分かってない!と怒っていましたし。こういう言い方でなければ、どんなにとんちかんな予想であっても、怒ることもありませんでした。要するに専門ではない分野で素人らしく弁えるべきでしたよ。
コアゲーマーのほどに、実は任天堂がヤバイと分かっていましたよ。2013年初めは。
当時もミリオン連発していましたが、陰にはサードのソフトがPS Vitaよりあまり売れてないことも度々ありました。コアゲーマーには気づいていたのです。
確かに携帯ゲーム機のPS Vitaがスマホの逆風を受けており、苦戦されています。ただSCEにとっては救いだったのは、PS4が絶好調であることですね。
わずか2カ月で420万台以上売り上げたPS4が世界的に絶好調であるのは、おそらく日本のライターさんには、予想外だったでしょうね。
例えば、新ちゃんというライターには、PS4の好調という結果については、予想外だったと言及しているほどですし。まあアンチ思考だから、こういう予想になるでしょうね。
任天堂はスマホに進出せよという話がよく聞かれるようになりました。はたしてスマホ進出はうまくいけるかというのが疑問ですね。スマホの世界はもう超レッドオーシャン化になっています。据置ゲーム機はSCEにとってはブルーオーシャンの世界になりつつあるのです。しかし任天堂には難しくなりました。3DSの次を出しても成功するどうかは分かりません。
HDゲームソフト開発力も、微妙ですし、新規IPを生み出す力があまりないように見えます。
岩田体制で投資しなかったツケが大きく出ていますね。例えばアカウント制。未だにSCE・MSに追いついていませんし。任天堂ファンボーイのライターとかが、SCEのアカウント制について批判した記事もありましたし。(苦笑)ぶっちゃけ、任天堂大好きな人々が任天堂をダメにしてしまったと思っています。某信者たちは実に凶暴ですし・・・(苦笑)
ハード事業に関しては、据置ハードは完全撤退。携帯ゲーム機事業(3DS系)は続行でしょうね。ただし赤字ハードを作らないこと。それが最低限。スマホに進出してもよいと思うが、基本的に新規IP中心にやった方がいいかもしれません。伝統的なゲーム(マリオ、ゼルダの伝説、ポケモン等)は携帯ゲーム機中心にやった方がいいと思います。そもそもスマホの操作性と相性が良くないので、無理に進出するのはリスクが大きいかなと思います。
今の任天堂の状態は、まさに「進むも地獄退くも地獄」だと思いますね。とりあえずWiiDS成功体験を完全に捨てることですね。WiiUは、少なくともWiiの互換性を完全に切り捨てるべきでした。PowerPCを切り捨て、x86系APUに切り替えたら、なんとかなった可能性もありましたね・・・
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