国内もVW1100ES/VW500ESが発表される
小型・軽量化を実現したモデルなど、4Kホームシアタープロジェクター2機種を発売
ソニー、84万円のネイティブ4Kプロジェクタ「VW500ES」
ソニー、4Kネイティブで84万円のSXRDプロジェクター「VPL-VW500ES」
「プロジェクターの4Kシフトを加速させる」――ソニーが「VPL-VW500ES」を投入
型名 | 発売日 | メーカー希望小売価格 |
---|---|---|
4Kホームシアタープロジェクター 「VPL-VW500ES」 | 2013年11月15日 | 840,000円 (税抜価格800,000円) |
4Kホームシアタープロジェクター 「VPL-VW1100ES」 | 2013年12月5日 | 1,785,000円 (税抜価格1,700,000円) |
予想していたより安い。VW500の値段は100万円切っていたようです。80万円台。来年4月以降は3%高くなりますね・・
VW1100ESは前機種のVW1000ESより10万円高くなりました。北米版は3000ドル(30万円)高くなったのに、国内版はあまり値上げしていませんね。海外のマニアが個人輸入する可能性が出てきそうですね。(100V専用なので変圧器が必要ですが。) 実売においては100万円以上という差が出てきそうです。
VW1100ESは4K2K/60p対応が主で大きなアップデートがなく、マイナーアップデートみたいですね。VW500ESからなくなったアナログRGB端子、コンポーネント端子が残っているのは、VW1000ESの設計を大きく変更してないためでしょうね。
VW500ESの新機能(オートキャリブレーション機能)を搭載していません。逆にVW1100ESのみ、DCI広色域に対応していること。VW1000ESの広色域が素晴らしかっただけにVW500ESの画質について気になるところです。
個人的に残念だったと思ったのは、VW500ESは非球面プラスチックレンズを採用していること。これはショック。VWシリーズは全てガラスレンズを採用していたのに、VW500ESで初めてプラスチックレンズを採用することに。理由はコストダウンのためらしい。まあ4Kパネルの組み込み精度はVW1x00ESと同じレベルで製造されるらしいので、80万円台を実現するにはレンズ回りはコストダウンする必要があったでしょうね。
ソニーいわく、プラスチックレンズもかなり進化しており、プラスチックレンズの弱点である耐久性対策もフッ素コーティングを施されていること。まあメガネみたいに乱暴に扱われることがないので、耐久性として問題ないかもしれませんね。
レンズも違っており、VW1100ESが18枚のガラスレンズによる「ARC-F(All Range Crisp Focus Lens)」レンズであるのに対し、本機はプラスチックレンズ1枚とガラスレンズ13枚によるレンズ構成を採用している。また、レンズ部のオートシャッターも本機は搭載しておらず、カバーを手動で脱着する方式となる。
手が届くリアル4Kプロジェクター、ソニーのVPL-VW500ESが定価84万円で発売される!
ちなみにVW1000ESとVW500ESで最大の違いは工学ブロックにある。VW1000ESがオールガラスレンズの18枚構成だったのに対し、VW500ESはプラスチックレンズ1枚+ガラスレンズ13枚という構成になっている。そのプラスチックレンズは業務用で採用例の多い短焦点レンズの開発で培った技術が投入されており、4K解像度の投写用としても充分なクォリティを実現しているという。
レンズは、プラスチックレンズ1枚とガラスレンズ13枚を組み合わせたもので、総重量は0.9グラムと上位機の半分以下に抑えた。「価格を抑えられた大きな理由はレンズだ。VPL-VW1000/1100ESでは、ガラスレンズのみ18枚で構成されているが、VPL-VW1000登場から2年が経過してプラスチックレンズもかなり進化した」(同社)。今回のプラスチックレンズは、非球面レンズにフッ素コーティングを施したもの。またVPL-VW500ESではレンズの電動カバーも省かれているが、「ふたなしでもホコリがつきにくい」仕様だという。
HDMI2.0対応されていますが、どうやら4K/60p 4:4:4フル対応ではないらしく、4:2:0となっていることです。これは残念。間に合わなかったでしょうね。
近いうちにVW500ESの視聴会に参加する予定。今回は予算がないので買わないと思いますが、VW500ESの出来について確認したいですね。
| 固定リンク
| コメント (7)
| トラックバック (0)
最近のコメント