今年も、TGSへ行ってきました。僕の感じたことを、書きたいと思います。
まず色んな有名人を見かけました。
・龍が如くの名越氏。セガブースにて目の前にみかけたw
・元カプコンの稲船氏。 SCEブースにて実際にプレイしているプレイヤーの様子を熱心に観察しているところを見かけた。
『SOUL SACRIFICE(ソウル・サクリファイス)』ユーザーの反応を見たコンセプターの稲船敬二氏に直撃インタビュー!【TGS 2012】
今日も朝から、実際に触っている方のプレイを横から拝見していたんですよ。今回のプレイアブルは少し難しめにチューニングしたのですが、うまい人が多くてびっくりしました。でも、そういう方々が「なるほど」いう感じで納得されているので、よかったです。
・他にも色々な有名人を見かけました。小島監督、西川善司氏等。
ブシロードブースにてなぜかリアルでプロレスが行われたのですw 新日本のプロレスラーたちが集結してました。TVで見たことがある有名なプロレスラーが結構いました。タイガーマスク、獣神サンダー・ライガーもいました。有名な審判もいましたw
新日本プロレス『東京ゲームショウ2012』大会に、3月末に退団した本間朋晃が出場!因縁のCHAOSと久しぶりに対戦
実はWiiUのGamePadを触りました。コーエーテクモブースにてWiiU版三国志12をプレイ。
GamePadとは、タブレットのような?コントローラで、6インチ液晶パネルがついてます。
三国志12のプレイにおいては、TVやGamePadに同時出力されますので、GamePadだけでのプレイは可能です。TVだけをみてもOKです。
なぜかSony製TVが使われました。ちなみにPS3で使われたTVは、6年前の古いBRAVIAのX2500。おそらくSCEが貸したのではと思われる。WiiUの場合、コーエーテクモが用意する必要があったので、最近のBRAVIAシリーズを使うことになったでしょうね。
持った印象ですが、新しいiPadよりやや軽め。新しいiPadを横持ちで持ち続けると重いと感じるので、比較的に軽いと感じました。ただ長時間に持ち続けても大丈夫かという点については、なんともいえません。
サイズについては、思ったより大柄。大人男性でも大きいと思える。小学生が持っても快適に遊べるだろうかという疑問を覚えました。
実際に持った感覚は、何かと似ているだろうかと思ったら、ドリームキャストのコントローラを持った感覚とちょっと似ている気がします。さらにサイズがビッグしたようなものかな?
画質については、視野角は広め。IPS系液晶だと思われる。ただし、液晶パネルの解像度があまり高くないか、精細感はいまいち。三国志12で表示される文字が若干ぼやけていたので、きついなと感じました。おそらくPS Vita、iPhone4以降のパネルの高精細感に慣れると、きついと感じるかもしれません。
ただし、PS3とPS Vita連携によるリモートプレイの画質より綺麗かなと思います。(綺麗といっても、満足できる意味ではないですが。)
タッチパネルは、シングルタッチ方式で、タッチペンは使わなくても、指で操作することができました。いわゆるマルチタッチ対応はないのは残念。
遅延については、BRAVIAシリーズとほぼ同時に表示されます。どっち遅れているかは判断が難しいです。GamePadの方が遅れているかもと思うこともあります。BRAVIAの方が遅れているかもと思うこともあります。少なくとも差は大きくても1フレーム程度だろうと思ってます。
ただ、BRABIAシリーズの表示遅延は最速2~3フレーム遅延といわれてますので、GamePadの遅延は0フレームとはありえないなと個人的に思ってます。任天堂社長が遅延がないのだとアピールしてますが、おそらく厳密的には違うかもしれません。ちなみに試遊できたGamePadは有線接続 です。無線接続だと、表示遅延が悪化する可能性もありますので。
ちなみに、ネット上では、LG製液晶TVより表示遅延が少ないとの情報もありましたが、そもそもLG製液晶TVは表示遅延が大きいと知られてます。
表示遅延について定評のある西川善司氏の記事にて書かれてます。
第163回:上品な画作りになったLGハイエンドTV「55LM9600」
測定結果は画調モードによって差があり、「ゲーム」モードで60Hz時、約3.4フレーム(約57ms)、「標準」モードで60Hz時、約5.0フレーム(約84ms)。「ゲーム」モードに関しては3D立体視(サイドバイサイド)モードでも計測してみたが、この時は60Hz時、約4.0フレーム(約67ms)だった。
三国志12とGamePadとの相性ですが、他のプレイヤーの様子を見る限り、GamePadの画面に集中し、TVを全く見てなかったのが印象的でした。
タッチパネルでの操作性は正直いまいちだし、画質もいまいち。素直にPS Vita版を待った方が良いと思った。TVだけで使うなら、軽いコントローラが欲しくなるのは間違いありません。XBOX360コンもどきコントローラは別売りですので、余計な投資がかかるなと思います。
ちなみにPS Vita版信長の野望が出てくるようで、タッチパネルでの操作性について機会あればプレイしたいと思う。
WiiU版無双OROCHI2 Hyperはプレイしたかったが、定員に達したためか、試遊できず。
PS3版は持ってないので、正確に比較はできないが、全て30fpsみたいでした。
PS3版は、一応可変フレームレートで、60fps表示があるらしいですが。
隣に展示していたPS3版真・北斗無双は60fpsで動作されていたので、差は分かりやすかったのです。
そして、SCEブース。
PSMブースあったので、シャープ製、HTC製スマホ、Xperiaでの動作を確認できました。思ったより、実に滑らか。レスポンスも良好。
滑らかさで定評のあるiOS系と比較しても遜色ないとは、凄いと思いましたよ。Android上のPSMシステムの完成度が高いとみていいかもしれません。下手すれば、Android上のネイティブアプリを開発するより、滑らかでの表示は可能かもしれません。
ただ気になる点もありました。
例えばみんなのミニ・シリーズ。仮想物理ボタン機能にて、特定の仮想ボタンに合わせてクリックするモードがありますが、いわゆるタッチでの操作ができるモードに切り替えることもできます。そのモードの方が、実に相性が良かったです。
パズルゲーのクルトン(PS3/PSPにも出ている)は仮想物理ボタン機能のみ。スマホとの相性は悪いかもと感じました。
どうやら、PSM開発者にとっては、PS Vitaだけではなく、スマホで快適にプレイできるかは考慮する必要がありそうです。できればタブレットも考慮した方が良さそうです。
また、金を出す価値があるとは思えないアプリはいくつかありました。いわゆるク○ゲー品質で、地雷レベルです。地雷で評判が落ちないように、少なくとも体験版を用意した方がよいなと感じました。
例えば、金髪美人と擬似チャットできるユニークな英語学習アプリがあったのはいいですが、なぜか英文の長文をソフトキーボード機能にて打つ必要があるのが理解不能です。それはストレスがたまるので、返金せよと言われても仕方ないです。
色々課題はありますが、PSMの可能性についてやはり大きいと感じましたので、今後は楽しみです。
実物の新型PS3本体を見ました。思ったより悪くないかもと感じました。安っぽい点は否めないですが、形状としては、思ったより悪くないので、好印象です。特に縦型状態はかっこいいので、基本的に縦型の方がいいかもしれません。なんとなくPS2を連想させます。
HMZ-T2でのプレイは話題になってますが、人気のため、残念ながら試遊できませんでした・・
以下のイベントも参加してみたかったな。
ゲームショウの伏兵、エンタメの未来映すソニーの実験 「現実と録画を混同させる」、HMD試作機で実現
SCEブースでの試遊ブースは、結構混んでました。人気ソフトは120分以上の待ちは珍しくありませんでした。すぐに試遊できる、PSプラス会員だけの優遇サービスはあったのですが、うちはPSプラス会員なのに、事前に申し込むのは忘れました・・結構空いていたらしいです。(ネット上での話によると、TOX2を50分ぐらいプレイできたらしいとか。)
PS3ソフトの映像は色々見ましたが、非常に完成度の高いものばかりです。
いわゆる末期ハード特有の感じは全くないのが、印象的でした。本当に。
例えば、パペッティアは実際に動くところを初めて見ましたが、とても印象的でした。
いわゆる横スクロールアクション系ですが、2Dライクながら、3D技術がバリバリ使われてますので、非常にグラフィックが凝ってます。伝統的な横スクロールアクションが好きなら、注目すべきです。
THE LAST OF US、BEYONDは高画質版映像で見ても、本当に画質が素晴らしい。
PS3が発売されてからまもなく7年目になりますが、未だにパワー感のあるソフトが続出している。来年にPS4を無理に投入しなくてもいいのではと今も強く思いますよ。
PS3が出る前のPS2末期にも、PS3の投入は強く望んでいたのですが、今はそういう感じを持ってません。
PS Vitaの試遊は1本しかやってませんが、11月発売のFate/stay night。ネイティブ解像度表示で、ルビもはっきり見えるほど、文字は非常にクッキリ。いわゆるPCモニターでPC版をプレイするより、極めて高画質であるのは間違いありません。女性プレイヤーが多かったのが印象的でした。
全体的にはPS Vitaのソフト新作は実に充実していました。大作は2013年以降ばかりなのは、少し残念ですが、少なくともPS Vitaユーザーにとっては、将来性は間違いなくあると感じたのは間違いありませんね。PS Vitaを持ってきたユーザーは実に様々でした。女性プレイヤーはもちろん、持ってきた小学生も意外にも結構いました。またPS Vitaは持ってないらしいが、PS Vita体験版を熱心にプレイされていたのが印象的でした。例えばPSP/PS Vita両対応のダンボール戦機Wは、PS Vita版しか展示されてませんが、小学生がPS Vita版をプレイしようとしているところは印象的でした。PS Vitaユーザー予備軍として増えるのが重要だと思いますね。その意味で、PSP/PS Vitaマルチソフトを当面出し続けるのが、有効な戦略であるのは間違いありません。
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