パソコン・インターネット

2014年1月20日 (月)

XperiaZで海外SIM使ってみた

ご無沙汰しております。1月上旬あたりに4泊5日旅行でタイのチェンマイに行ってきました。ゴルフ+観光。

5日分のコースまわって、立派なホテルに4泊で泊まったのですが、ゴルフ代+ホテル代合計で18000バーツでした。(バーツのレートは約3.1バーツ/円でしたので、約56000円)しかもキャディさん付きでした。日本ではキャディさん付きだと結構金かかりますので、一度もキャディーさん付きでラウンドしたことありませんでした。タイはチップ制の国なので、キャディフィーは300バーツでした。(日本円は約920円)

ゴルフコースでは、韓国人が結構来ていたのは印象的でした。韓国からチェンマイへの直行便があるようです。日本ではチェンマイへの直行便がありません。今はバンコク空港経由で行くしかありません。(昔はあったそうですが。)ちなみに韓国人は極端に日焼けをいやがるみたいです。女性みたいにマスクを使ったり、日よけ傘を使っていたようです。だから遠目でも、韓国人であるかどうか分かります。

さて海外SIMですが、大活躍でした。COMST販売のSIMを利用しました。3980円でした。現地で買えば安いのですが、今回は初めてなので、高めになっても仕方ないと思いました。

参考記事:タイ・DTACのプリペイドSIMカード~データ定額7日間/299B

299バーツといえば日本円は約920円。

利用したことがないのですが、1680円で売っている日本の店もあるようです。

XperiaZは事前にドコモショップでSIMフリー化を行いました。テザリングは一応OKでした。

チェンマイのホテル周辺は通信が混雑しているか、XperiaZを再起動しないとつながらない症状が度々ありました。Windows8.1タブレット、Nexus7、PS Vita本体を持ってきたのですが、Windows8.1タブレットはテザリングがうまくいかないこともありました。最初はできたのですが、途中から遮断されたせいか、できなくなりました。テザリング通信ができた話ですが、Windowsタブレットのブラウザにて艦これをやろうとしたら、海外からのアクセスのため、プレイできませんとのこと。VPNを利用するしかないみたいですね。VPNに関する知識は詳しくないので、うちはリモートデスクトップでやってみました。日本の自宅サーバ経由なので、問題なく艦これをプレイできました。

Windowsタブレットはテザリング通信がNGになったので、XperiaZのsplashtopアプリを利用しました。実に安定していました。遅延はややあるかなという感じですが、艦これプレイに関しては全く問題ないレベルですね。

PS Vitaはテザリングが問題なくできました。短時間でしたが、サムドラをプレイできました。ダンジョンプレイをプレイするのを忘れましたが・・・ やや遅延があるなあという印象でしたが。

LINEはSIMを変えると使えなくなるのではと心配していましたが、問題なく利用できました。日本の友人に問題なく連絡することができました。

ドコモメールですが、去年12月から対応されるようになったクラウド対応のおかげでブラウザを用いて、ドコモのメールアドレスで連絡することができました。いつものドコモメールのアプリは使えませんでしたが。

Nexus7は思っていたよりあまり活躍しなかったなという感じでしたね。タイの指さし会話帳は見やすかったのですが、レスポンスが悪くて、使い勝手があまり良くなかったね・・・本あればいらないのですが。こちらは本を忘れていたため、出発前、日本の空港で慌ててダウンロードしていたのですが、あまり役に立たなかった感じです。多分iPad mini系なら多少マシになったかもという気がしますが。

Windowsタブレット、Nexus7は思っていたよりあまり使わなかった。XperiaZだけで十分でした。10000mAhのモバイルバッテリーも活躍でした。なぜか国内よりバッテリーの消費速度が激しい感じでしたので。

タイではAndroidスマホ、タブレットがずいぶん普及している印象。小学生低学年と思われる子供たちはタブレットで遊んでいたのが印象的でした。おそらく無料ゲームを遊べるのが目的だったと思われる。タイでは3DSが販売されなかったけ? iPhone、iPadはたまに見かける程度だったかな。あちらは高級品みたいですね。同伴していたタイ人ガイドさんもAndroidタブレットを利用していましたし。

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2013年12月 9日 (月)

Lenovo Miix2 8買いました

ジョーシンのネット通販にて64GB版を購入しました。4万円台のタブレットとして満足度の高いタブレットだと思います。Office H&B搭載なのも凄いですね。

Atom搭載という割に、処理速度が遅いという印象もありませんでした。さすが最新鋭Atomです。インテルの底力を見た感じです。ブラウジングはデスクトップモードのChromeの使い心地ですが、かなり満足できるレベルです。Android系タブレットはかなりもっさりと感じるほどです。ちなみに、Kindle Fire HDX8.9も体験しましたが、ブラウジングは期待外れでした。Android系タブレットもダメですが。7型Nexusは結局買わなかったし。

液晶画質については1280x800ですが、意外にも精細感は十分あります。少なくともWindowsのデスクトップモードとして不満はあまりないと思います。動画表示は十分満足です。漫画表示はやや解像感が足りないという印象もありましたが・・

8型というサイズはやはりちょうどいいサイズだと思う。7型(16:10)のサイズは個人的にちょっと小さすぎるというので、好みではありませんでした。

視野角・コントラストは良好です。アンチグレアではないのに映り込みがあまり気にならないのが素晴らしいです。色温度は若干高めですが、問題ないレベルだと思います。

とはいえ不満点としては、BTキーボード、BTマウスがなければ使いづらい点もあります。ThinkdPadブランドのBTキーボードを用いています。マウスはLogicoolのBTマウス。仮想キーボードの出来もいまいちです。CTRLキーだけは足りないです。Shift、Winキーが欲しいところです。

タブレットとしての使いやすさはiPad、Androidより劣るかなという感じです。ただWindowsソフトウェア資産をそのまま使えるので、かなり強みになっています。自由度が実に高いです。

うちは自作PCのWindows7、Windows8.1マシンがあります。Windows7マシンはCorei7 3770K+NVIDIA GTX660+DDR3 16GBで組んでいます。Window8.1マシンはHaswell世代のCorei7 4770T+LDDR3 8GBという低消費力重視で小型キューブケース。ちなみに消費電力は平均20w程度です。最近はWindows8.1マシンばかり使っています・・

Windows8.1タブレットの標準リモートデスクトップからの接続を実施したところ、Windows8.1マシンはWindows8.1タブレットのようにタッチ機能での操作できます。実に相性がいいです。個人的に驚いたのは、ビデオの再生が非常に滑らかだったこと。Windows8.1のリモートデスクトップの完成度が高いようです。

ただ、Windows7マシンについては、タッチ機能は使えませんでした。マウスを使うしかありません。とはいえ方法はあります。タブレット側にSplashtopソフトウェアをインストールすることです。

Splashtop公式サイト

ステップ1 アプリを取得するところ、WindowsRT版をダウンロードすればインストールできます。WindowsRT版はWindows8/8.1でも動作できます。英語版ですが、Android版、iOS版を使ったことがある方なら使い方は理解できるのではと思います。

Windows7へのリモートをやってみたところ、タッチ機能は使えました。Android版/iOS版の操作感と大きく変わることはありませんでした。ただ、Windows版の仮想キーボードの出来はいまいちです。Android版は仮想キーボードの出来は本当に良く出来ています。どうやらOS標準の仮想キーボードを用いているためか、OS側の改善が必要みたいです。

色々やってみたところ、ゲーム画質は実に滑らかでキレイでした。(念のためですが、NVIDIA系ビデオカード使わないと、フレームレートが落ちます。AMD系ビデオカードは持っていませんので、不明です。)lenovo Miix2は350gで軽いので、あたかも携帯ゲーム機のように楽しめます。本当に感動を覚えましたよ・・・ 1280x800という解像度も良いです。ドットバイドット表示が多いのがうれしいです。

惜しいなと思ったのはStation TV はエラーでnasne等からの動画が表示されないことです。自作PCのWindows8.1マシンは問題なく動作できたので、リモートデスクトップでやったのですが、NGでした。リモート接続はNGだそうです。Miix2でのエラーはアップデートで改善されるならありがたいのですが・・

不満点としては、ソフトウェアのインストール時間が長いことですね。ストレージの速度がかなり遅いみたいです。暗号化処理が行われているため、遅くなっているらしいですが。CPUはAtomのため、暗号化処理が重いという事情もあるかもしれません。一応暗号化処理を無効にすれば速くなるそうですが・・・ モバイル機器なので、暗号化を無効化にしない方がいいかもしれません。

iPad mini Retinaについては個人的に欲しかったのですが、予算的な理由で、今回はWindowsタブレットにしました。結果的に、買ってよかったと思います。東芝製MicroSDHC 64GBも追加しました。低コストで容量を増やせるのが良いと思いますね。iPadシリーズは容量が大きいほど高くなるので、不満ですね・・16GB版はそろそろ廃止してもいいと思うぞ・・・

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2013年8月 7日 (水)

4Gamaerの記事が一部の人々の間で話題になっているらしいw

RTX810と「艦これ」の関係!?

「艦これ」を外出先でも快適にプレイするための4Gamer的解決方法。乗り越えるべきハードルは1つだけだ

ツイッターにてたまたま知ったのですが、なんかフラッシュ対応ゲームの「艦これ」が結構ブームになっているみたいですね。とりあえず登録してみたのですが、深夜時間帯のためか、サーバが満員のため、入れませんでした。

関連:この1ヶ月間で「艦これ」がとんでもないことになっている

気になったのは4gamerの記事では、Splashtopを使うには、VPN対応ルーターが要ると書かれていたことです。VPNルーターを持ってない僕にとっては意味がわかりませんでした。調べてみたら、理由がわかりましたので、ご紹介していきたいと思います。

iPad Splashtop2 Anywhere Access Pack 永久無料権 取得方法 [iPad]

この記事はiPad版Splashtopの旧バージョン(v1.7.5.4等)をもっていた人向けに
Anywhere Access Packの永久無料権を手に入れる方法を解説しています。
ではまずSplashtop2のアプリ内でアカウント登録は済ませておきましょう。
※iPad版Splashtop2から購入した人は対象外となります。
※iPhone版のSplashtopは購入可能ですので対象外だと思います。


なるほど・・・ 早いもの勝ちでしたか。僕には早期に導入していたため、永久無料権を保有しているようです。新規に導入される方には月170円or 年1500円かかるみたいです。要するに4gamerの記者は無料で利用するためにVPNルーターを使いたかったことでしょうか。

Splashtopの問題点については、前の記事の時点に気づかなかったので、すみませんでした。(念のためですが、室内で利用する限り、無料で利用できます。)

VPNのメリットは、外部からのアクセスにも関わらず、あたかも家庭のLAN内で利用できることですね。一般的にSSLというプロトコルを用いて暗号化されます。インターネット環境でも安全な通信できる仮想専用回線を構築することができます。

関連: 5分で絶対に分かるVPN

SplashtopのIP直打ち設定で艦これリモートプレイが簡単にできてしまった

MacはVPNサーバを簡単に構築できるみたいので、高価なVPNルーターを導入しなくてもいいみたいですね。Windowsでもできるみたいですが、ちょっと敷居が高いかもしれません。VPNソフトウェアといえば、OpenVPNが有名ですね。まだやったことはありませんが。

Brynhildr – 極高速リモートデスクトップ  
iOS版OrthrosからWindowsへの接続方法
関連:音声転送に対応した「TrueRemote」後継のリモートデスクトップソフト

関係ありませんが、別途に興味深いリモートデスクトップソフトウェアを見つけましたので、ご紹介します。作者いわく、超高速リモートデスクトップ版であることです。iOS版もリリースされていること。8月8日正午までにダウンロードすれば無料だそうです。僕は早速ダウンロードしましたw

Windows→Windowsというリモートデスクトップはまだやっていませんが、とりあえずWindows→iPadでやってみました。確かにほとんど遅延が感じられません。正直、静止画の画質はあまり良くありませんが、ゲーム表示はなかなか実用レベルだと思います。FPSでも実用レベルかもと思います。PC側のマウスやキーボードもちゃんと使えました。

それにしても、個人開発であることを考えると、驚くべきかもしれませんね。

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2012年7月27日 (金)

kobo touchに思うこと

楽天「Kobo Touch」のスタートダッシュと今後を考える

楽天ショッピングには一応お世話になっているけど、楽天というか、その企業に関してはあまり好きじゃないので、基本的に距離を置いてます。あのトップは全く信用できないしw ソフトバンクも似た感じですし・・

やはりか、kobo touchに関しては悪評だらけという感じです。PCWatchのレビュー記事も酷評している。甘いのは日経系ぐらいかね。SonyReaderよりコストパフォーマンスがいいとかw

安物買いの銭失いということわざがあるほどだから、値段に釣られた方々には自業自得だと思いますね。

ソフトウェア周りは適当に作ればいい世界じゃないのにね。Windowsの日本語環境での検証は不十分だったらしく、不具合が目立ってきたそうです。楽天社内は英語オンリー?になっているので、日本語環境軽視につながったでしょうか?w 楽天のWEBサイトに関してはぶっちゃけセンスゼロですし。UI設計は本当に下手。胡散臭いイメージは未だに残りますしw 個人的にはマイクロソフトも、Webサイト設計でのセンスみたいものは2流レベルだと感じてます。

楽天の成功のコンセプトの1つに『スピード!!スピード!!スピード!!』があるが、あまりにも性急すぎたが故にひずみが生じた部分があったといえそうだ。

IT業界特有のスピード感は第一という世界ですので、どうみても人柱モードになるなと思ってましたよ。

ユーザー側にも電子ペーパーの特性は十分理解してない方々もいたらしく、勘違いされているところも見られます。楽天も電子ペーパーの特性に関しては丁寧に説明すべきだったかもしれません。それにしても、ハードキー非搭載とは、信じがたいです。Kindleだってハードキー搭載ですし。SonyReaderはタッチ操作も可能ですが、基本的にハードキー利用です。ページ送りはやはりハードキーの方が快適です。

少なくとも電子ペーパーの特性を理解してない限り、国内版Kindleが出ても、満足できませんよ。

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2012年6月15日 (金)

ThinkPad X121e購入 その2

その1の続き

SSD編

うちの自作PCではすでに数年前からSSDを導入しており、SSDのメリットは十分理解してます。 容量はもちろん少ないので、システムドライブ専用としてSSDのみにし、 データドライブはHDDを利用してます。

ランダム速度はHDDより圧倒的であり、もうHDDに戻れない体になった感じです。ちなみに会社のPCはCore2Duoの高クロック版使っているのに、HDDがネックでややもっさりとなってます・・・ i3低クロック版+SSDの方が明らかに体感として高速です。

ノートPCも、SSDは必須レベルであると考えてます。速度の向上はもちろんですが、 落下等によるHDDへの衝撃等について心配しなくてもよいというメリットあります。 つまりSSD搭載なら、ノートPCをラフに使ってもデータが壊れる心配はないです。

X121eが来てから、数日間程度HDD搭載として利用してました。SSDへの交換による速度向上を体験してみたかったのです。HDD搭載は十分そこそこ速度はありましたが、SSDに乗り換えてから、明らかに速度が向上してます。

最新SSDを搭載してますので、去年買ったSSDを搭載したデスクトップPC(自作PC)に比べても速いかもと思うほどです。

ThinkPad X121eに搭載できるSSDについては、
7mm対応SSDが必要になります。主流の9.5mm対応SSDはNGです。

現在出回っている7mm対応SSDは以下のとおりです。

Plexter SSD PX-XXX-M3P
Crucial m4 CTXXXM4SSD1
(XXXは容量の数字)

自己責任範囲となりますが、以下の9.5mm対応SSDでも、少々の改造で7mm化は可能です。
インテル SSD 520

ただし、7mmに対応したネジの入手が必要です。それがないと改造はできません。 参考までに、秋葉原のFreeTで売っているところをみかけました。7mm対応ネジは100円で売ってました。
(実は、後述する別メーカーのSSDをすでに入手した後の話で、早く見かけたら、選択肢はちょっと変わったかもしれませんw)

ネット上の情報によると、ヤフオクで7mm対応ネジ売っている情報もあるようです。自己責任の範囲となりますが。

当初、256GBにしようかと思ってましたが、最近120~128GBクラスのSSDを中心に値下げの動きが目立ってます。 ただし、9.5mm対応SSDが中心です。7mm対応SSDはやや高めです。もちろん以前に比べて安くなってます。

来年あたり、256GBクラスのSSDがかなり安くなるかもと期待してますので、結局コストパフォーマンスの高い120-128GBクラスのSSDを選択することにしました。

次はメーカーの選択。Crucial m4 CT128M4SSD1は一番安かったのですが、(1万円台) Plexter SSD PX-128-M3Pはサーバ用途SSDコントローラ、東芝製フラッシュメモリ採用で信頼性重視という点は魅力的でした。生産終了という情報もあり、在庫処分という形で値下げしてます。

値段はやや高めでしたが、(13980円)結局Plexter SSD PX-128-M3Pを選択しました。ちなみに、自作PC用途SSDとして、Plexter SSD PX-128-M3 (9.5mm対応)も入手しました。値段は9980円でした。

X121eに内蔵しているHDDはリカバリー領域が入ってます。予めにリカバリー用ディスクを作成するのをおすすめします。

基本的にDVD-Rで作成することになってますが、USB-HDDでも作成できます。うちは実際にUSB-HDD(80GB)を使ってリカバリー用データを作成しました。

SSDの交換方法は、2つあります。

・HDD→SSDでコピー(クーロン化でコピー)してから換装する。
・リカバリー用データを予めに用意して、SSDを換装した上で、工場出荷状態に初期化させる。

買ったばかりなので、後者を選択しました。自作PC関連としては、前者はいつもやってますが。初心者レベルの場合、難易度は後者の方が優しいかもと思います。

ファームウェアのバージョンは1.00でしたので、最新版は1.04ですので、
ファームウェア更新しようとしましたが、意外に苦労しました。

メーカーの推奨では、CD起動できるドライブに接続してファームウェア更新するのをおすすめしてますが、こちらはノートPCに接続するためのDVDドライブ等はもってませんので、4GBのUSBメモリでブート用ファイルを作成して、起動しようとしたと思ったのですが、 なかなかうまくいきませんでした。

ネット上でよく紹介されている方法では、NGでした。
・UNetbootin
さまざまなOSのインストール“USBメモリ”を手軽に作成できる「UNetbootin

他にはMS-DOSとかで難易度の高い手順ばかり紹介されていて、そこまでやる気力はありませんでしたw

さいわいXBootはあっさり対応できたので、無事にUSBメモリブートはできました。詳しいことは以下の記事を参照してください。

『XBoot』は複数のlive CDやブータブルメディアをひとまとめにしてくれる救世主!
【取扱注意】XBOOT - マルチブート LiveCD/LiveUSB 作成ツール

無事にSSDのFWは1.00→1.04にアップデートできました。

ちなみに、FWの1.03にてレノボの機種に対応されたそうです。レノボ機種にPX-xxxM3Pを導入しているのであれば、FW更新を行った方がいいかもしれませんね。

1.00に比べて明らかに、4Kランダム系速度は向上してます。

X121eにて測定しましたので、実測値は以下のとおり。本当にHDDに戻れないなw

M3P-20120615

M3P-2-20120615

iPad編

ノートPCがあるから、iPadがいらないのだという話はよく聞きますが、
うちは、ノートPCを導入してからも、iPadを使わなくなったことはありませんでした。 むしろデスクトップのPCをいじることが減りました。

リモートデスクトップに関しては、やはりWindows系ノートPCが最強かなと思います。
iPad、Androidタブレットでの操作性はやはり劣りますし。

逆にiPadのありがたみを実感できることがありました。それはデュアルディスプレイ(マルチモニター)化です。

職場で使っているPCは、デュアルディスプレイを使ってます。経験者ならわかるとおもいますが、 2つのディスプレイを使うことで、極めて利便性は大きくなります。

例えば、2つ目のディスプレイに、WEBブラウザでのWikiとかのサイトで作業手順を表示させて、1つ目のディスプレイに、エディタとかOffice系ソフトを表示させてWEBブラウザでの情報を見ながら入力するのが容易になります。

X121eのサイズは小さく、解像度が低めです。サンプルのコードを見ながら、エディタ(PowerShell+Vim)で作成しようと思ったら、 1つの画面じゃ、とてもやりにくいです。しかし、iPadならデュアルディスプレイ化ができますので、解決できます。

外出先でも、場所をあまりとりませんし、むしろノートPCの頼もしいパートナーといってもいいです。

縦表示も可能です。縦表示の際、純正Dockは使ってます。初代iPadと一緒に買ってました。あまり使わなかったのですが、 まさかデュアルディスプレイ化のために役に立つ日が来るとは思いませんでしたw

MC360

DisplayLink(iTunes)というiPadアプリを使ってます。ただし、Retina非対応です。1024x768対応となってます。新しいiPadの表示画質はややぼやけてますが、コントラストや視野角等が優秀のためか、視認性は十分満足できるレベルです。
もしかしたら、10インチクラスのモバイルディスプレイとして最強レベルかもしれません。

(以下の記事は導入方法等を解説しているので、ご興味あれば参照してほしい。)
iPadでデュアルディスプレイ環境を構築する

動画の表示については、やや不安定ですが、一応表示されてます。Flash動画等は一応バッチリでしたw

ノートPC側の液晶輝度を完全に真っ暗にしてバッテリー節約して、iPadだけ使う方法もあります。(実際にやってみました。ノートPCのバッテリー持続時間が伸びたみたいです。iPadのバッテリー持続時間は十分長いため、iPad側の輝度を明るめにしても問題ありませんでした。)

Androidタブレットも可能です。Sony Tablet Sも同じようなことができました。アプリ次第かもしれませんが、完成度が低めです。例えば表示遅延は極めて遅く、マウスはまともに使えません。ドットバイですので、結構綺麗なのがおしいです。

新しいiPadに表示させた状態をスクリーンショット機能にて撮影しました。もちろんすべてWindowsのブラウザです。マウスは使えますw

その1

IMG_0585.PNG

その2

IMG_0587.PNG

その3

IMG_0589.PNG

次回も続きたいと思います。実は無線LAN周りのトラブルはありました。今は解決してます。ぜひご紹介したいと思います。

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2012年6月13日 (水)

ThinkPad X121e購入 その1

LenovoのThinkPad X121eを購入しました。

2週間以上使ってますが、値段が安い割りに実によくできているなって感じです。

購入目的は、PlayStation Moblie(以前はPlayStation Suite(PSS))開発は無料のうちにやってみたいなと思って、C#の勉強も含めて、外出先でプログラミングできるようなPCがほしくなってきました。

予算はあまりかけたくないので、Ivy世代CPU搭載ノートPCが出る前に、在庫処分狙いで外出先へ持ち運ぶことができて、バッテリー持続時間も長いノートPCがないか調査してみました。

特にこだわった点は以下のとおり。

・キーボードが良いこと。
・解像度は高解像度であること。
・液晶が高画質であること。理想的にはIPSパネルでノングレアであること。)
・バッテリー持続時間が長いこと。理想的には10時間以上。 また交換コストが安いこと。
・持ち運ぶことができるサイズで重量が軽いこと。

実は、MacBook Airも視野に入れておきました。もしRetina対応MacBook Airが出たら
購入を考えたかもしれません。結局MacBook Proの一部機種のみとなってましたが、
発表される前は、どうやらMacBookAirではRetina対応機種がないっぽいと感じたし、予算のこともあって、見送りました。

ヨドバシカメラでいろんなノートPC(Windows系)を触ってみました。好印象だったのは以下のPC。

・LetsNote SX1
・ThinkPad Xシリーズ

どれもキーボードの出来がよくできている機種でした。
元々LetsNoteは好きじゃなかったのですが、ブラックカラーのおかげか、
デザインは随分マシになってますw 液晶はちょっと癖が強めなのが残念ですが。
また、ノングレア液晶を搭載している点は高く評価したい。

VAIOシリーズはバッテリー持続時間を伸ばす機器が充実しており、重量やサイズ、デザインは魅力的でしたが、致命的な点があったため、見送りました。キーボードの出来はあまり悪すぎるのです。そのせいで、買う気がなくなりました。

当初、lenovoのことは全く考えてなかったのですが、実際にThinkPadの機種(X220など)を触ってみると、キーボードの出来は極めて素晴らしく、とても良い印象を持つようになりました。

ネットでThinkPadを調べてみたら、X121eのことを知りました。(ヨドバシカメラでは置いてなかったのです。)

ThinkPadシリーズなのに、直販サイトで4万円台で売っているとは驚きました。AMD系CPU搭載であれば一番安い。

ビデオ動画最再生も強く、バッテリー持続時間も長いインテル系を選択しました。1080pWMV動画の再生は問題ありませんでした。

うちはBTOで組んで、限定クーポンを利用。以下の組み合わせは本来7万円台になるそうですが、なんと5万7千円台に済みました。
 
プロセッサー        インテル Core i3-2367M プロセッサー (1.4GHz, 3MB L3, 1333MHz)
初期導入OS        Windows 7 Professional 64ビット 正規版
導入OS言語        Windows 7 Professional 64ビット 正規版 (SP1, 日本語)
ディスプレイ        11.6型HD液晶 (1366 x 768 LEDバックライト 光沢なし) - ミッドナイト・ブラック(光沢なし) カメラ
グラフィックス        インテル HD グラフィックス 3000
メモリー        4GB PC3-10600 DDR3 (1スロット使用)
キーボード        日本語キーボード
ハード・ディスク・ドライブ    320GB ハード・ディスク・ドライブ, 5400rpm
バッテリー        6セル Li-Ion バッテリー
電源アダプター        65W ACアダプター
Bluetooth        Bluetooth 3.0
ワイヤレスLAN アダプター        インテル Centrino Advanced-N + WiMAX 6250
 
買う前に検討していたのですが、すっかり気に入ったのはバッテリーのコスト。

楽天のレノボ公式サイトにて、バッテリー(6セル)がなんと約6000円で売ってます。
あまりにも良心的な値段ですので、思わず追加バッテリーとして追加しました。
ちなみに、MacBookAir(2011年度)のバッテリ交換は1万3800円かかるそうです。1/2以上安くなるので、魅力的です。

実は昔、ノートPCが嫌いになったのは、バッテリーが原因です。昔はバッテリーが高額だったせいか、バッテリー持続時間が短いのに、バッテリーがすぐにへたれてしまって、
交換代は2万円以上かかるといわれて、ノートPCがすっかり嫌いになってきました。

それにしても、ヨドバシカメラのノートPC売り場を見る限り、どうみてもデスクトップPC代わりに使っているだろと思えるものが主流になっているなと感じます。本当に使えるモバイル用途のノートPCは結構少ないなと感じます。

ThinkPad X121eが来てから、すぐにいろいろ増設や交換してみました。

・メモリ増設。(4GB→8GB) 秋葉原で買ったので、2000円以下に済みました。
・SSD化。(HDD 320GB→SSD 128GB)

一番悩んだのはSSDの選択。 128GBか256GBかで随分迷いましたw
しかし、最近SSD値下げがすごいため、結局コストパフォーマンス重視で128GBを選びました。詳しい話は次回のエントリーにて書きたいと思います。

ThinkPadは僕にとって初めてのシリーズですが、キーボードが本当に素晴らしい。ノートPCの中でも最高峰といってもいいです。
昔のネットブック並の値段で、良質なノートPCを入手できたことは信じがたいことです。

ちなみに、伝統の7列キーボードから6列キーボードへの全面移行については、昔からのThinkPadユーザーには衝撃的な事件だったそうです。以下の記事は詳しいです。

笠原一輝のユビキタス情報局■ 変わるThinkPad、変わらないThinkPad ~6列キーボードになった意図とは

さすが日本の誇る大和研究所が開発されたノートPCですね。lenovoは確かに中国メーカーですが、ThinkPadシリーズは間違いなく日本人が開発しているものです。
Appleも、量産は中国の工場で製造している点を考えれば、大きな違いはないでしょう。

液晶の画質については、思ったより良好。TN系ですので、視野角が狭いのですが、ノングレアで癖があまり目立たないのが好印象です。
もしかしたら、LetsNoteのノングレア液晶より良質かもしれません。

バッテリー持続時間。正確に測定したわけじゃないですが、思ったより長いと感じます。

WiMAXモバイルルーター経由ですが、自宅へのリモートデスクトップ接続、Skypeでのビデオチャットをずっと使うという感じでかなりハードで使っても、6セルバッテリーで5時間ぐらい使えると確認しました。また普通に使っても、6時間ぐらい使えるみたいです。

バッテリーのコストが安いので、バッテリーを気楽に交換できるのがありがたいです。
ちなみに、WiMAX内蔵PCです。(BTOにて選択する必要あり。)初めての人なら、WiMAX2ヶ月無料を利用できます。WiMAXモバイルルーターの契約期間を過ぎてから、利用してみようと思います。

次回のエントリーですが、iPadとの関係、SSDなどの導入、WiMAXについて、ご紹介していきたいと思います。

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2012年4月26日 (木)

クラウドサービスは早いもの勝ちかね

旧Google Docsサービスを大幅にリニューアルする形で、Gogle Driveが正式に発表されました。

対抗するように、MSのSkyDriveサービスも大幅にリニューアルされました。

ただし、まだ登録してない方々には随分不利な仕様になってます。

・MSのSky Driveサービスが無償容量を大幅に減少。(25GB→7GB)
ただし既存ユーザーなら、期限限定で無償アップグレードすれば25GBを利用できる。

・Googleクラウドサービス(Google Drive)は実質値上げ。(20GB/年5$→月2.95$(年29.88$))

うちは、Googleストレージサービスを以前から旧プラン(80GB/年20$)で利用してました。

旧プランの80GBは年20$でしたので、新プランの20GB(月2.95$)/100GB(月4.99$)に切り替えるメリットは全くありません。だって、80GB利用で月あたりに約1.67$になるからね。現時点の円レートでも、月133円ぐらいですし。

Google Drive 正式発表:無料5GB、デスクトップ同期、画像認識やOCR検索

これまで容量を購入していたユーザーは今後も旧プランを継続できますが、カード情報の不備などで一時的にでも支払いが途切れたり、一度でも新プランに変更するともう旧プランには戻れません。なお、Google+ への写真などのアップロードは無制限のまま変更なし。

旧プランを利用している方には、新プランに移行しない方がよさそうですね。カード情報の更新には注意すれば大丈夫みたい。

SkyDriveといえば、数年前から無償で25GBを利用できたことは驚きでしたが、1つのファイルで50/100MBまでの制限あり、使い勝手が極めて悪いため、あまり使ってませんでした。

リニューアルされたSkyDriveを使ってみる限り、かなり良くなってます。Dropbox並の使い勝手を実現されているといっても過言ではないです。1つのファイルの制限もかなり緩くなってます。100MB→2GBでしたので、ありがたいです。

旧Google Docsも、使い勝手はやや微妙でしたが、ストレージ容量あたりのコストパフォーマンスが素晴らしかったので、早く加入しました。新プランによる値上げは残念ですが、旧プランで使い続ける予定です。同期ツールの出来はいい感じです。ダウンロード速度はSkyDriveより高速で快適って感じ。

Google Drive 対 Dropbox、SkyDrive、iCloud 詳細比較チャート

Google Drive,SkyDrive,Dropbox,iCloud詳細比較で纏められてますが、Yahoo!ボックスが紹介されてないのが残念です。海外版の翻訳記事のためか、まあ国内ローカルサービスだからかもしれませんが。向こうのYahoo!はオワコンになっているらしいからね・・

無料会員は5GBまで利用できますが、Yahoo!プレミアム会員なら、50GBを無料で利用できます。専用アプリを利用すれば、1つファイルのアップロード容量制限は無制限です。

Yahoo!ボックス

将来的に1TBサービスを利用できるそうです。Yahoo!プレミアム会員なら、月300円で1TBを利用できますので、恐ろしいコストパフォーマンスです。(Yahoo!プレミアム会員の料金を考慮しても、月646円です。)

Yahoo!ボックスの使い勝手については、現時点はやや微妙な点もありますが、iPadのブラウザからのダウンロード速度は無線LANのローカルに迫るほど速いです。(家庭内で利用する場合)

うちが使っているストレージ系クラウドサービスは以下のとおり。
(汎用ファイルをストレージに保存できるサービスのみにする。)

Google Drive 旧プラン:80GB  年20$
SkyDrive 既存ユーザ:25GB 無料
Dropbox  :7GB 無料

Yahoo!ボックス:50GB 無料(※Yahoo!プレミアム会員は月346円)

合計で150GB以上で月あたり500円以下となっている感じです。

うまく利用すれば、低コストで最強バックアップを実現できますよ。HDD壊れても安心かもw

セキュリティに関しては、以下の暗号化ツールを導入する手もありますので、組み合わせるのも1つかと思います。なお、PDF、エクセル単体で暗号化及びパスワードをかけるのは可能です。エクセルの場合:暗号化~Excel編~

http://gigazine.net/news/20120424-cloudfogger/

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2012年2月17日 (金)

IIJの月945円のLTE対応サービスは良さそう

IIJ、ドコモのLTE網を使ったデータ通信サービスを提供
ニュースリリース

インターネットイニシアティブ(IIJ)は、個人向けの通信サービス「IIJmio」において、ドコモのLTEネットワークを利用できるデータ通信サービス「IIJmio 高速モバイル/Dサービス」の提供を2月27日より開始する。月額945円と月額2940円の2つの料金プランが用意されるほか、LTE対応のモバイルWi-Fiルーターも発売される。

「IIJmio 高速モバイル/Dサービス」は、ドコモのLTE網およびFOMA網を利用できるデータ通信サービス。SIMカードまたはmicroSIMカードが提供される。最低利用期間は利用開始日の翌月末まで。端末は別途購入するなどして用意する必要がある。IIJでは、同時発売のモバイルWi-Fiルーターをラインナップしている。

LTEサービスですが、従来の3G(FOMA)サービスも利用できますので、3G専用端末でも利用できます。

LTE対応で128Kプラン 月945円。

しかも100MBというクーポン(525円)を購入すれば
100MB分の高速通信ができるそうです。

最大3枚のSIM付きで月2940円。1GB分のクーポンもついてます。

1GB分の高速通信は利用できます。1GBオーバーした場合、
128Kbps制限になるそうです。ヘビーユーザーでない限り、
実質的に困ることはあまりないですね。


ずいぶん太っ腹なサービスですね。

まあLTEなので3Gに比べて通信コストを安くすることが出来たかもしれませんね。

日本通信のU300でも、300Kbps/月約2400円台なので、非常に魅力的。
日本通信のU300は正直あまり早くないと感じていたので、LTEという高速通信なのに1GB分使えるので文句なし。

月2940円で、PS VitaとLTE対応スマートフォン、LTE対応モバイルルーター(レンタルとか)を同時に利用できますね。

LTE対応PS Vitaも出てくるといいなw(たぶん来年以降となると思いますが。)

あとはドコモからLTE対応iPhoneが出てきたら、このサービスには人気が出そうですね。

3G対応モバイルルーターは現在使ってないので、(WiMAX対応モバイルルーター使っているので。)そろそろNTT東日本に返却しようかな。

今年8月にWiMAX契約を解除するつもりなので、その後はLTEサービスを利用するかもしれませんね。

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2011年5月22日 (日)

本田雅一氏著「これからスマートフォンが起こすこと。」読了して思ったこと

新刊「これからスマートフォンが起こすこと。」の案内と、それに対する各業界の反応

本日に購入して読書しました。そして読了。

実は本屋で「これからスマートフォンが起こすこと。」との書籍を見つけてちょっと立ち読みしたら、驚いたことに久夛良木さんの特別寄稿が載っていましたwもう買うしかないな!と思いましたw

概要ですが、3月11日の震災によるツイッター、Facebook等のソーシャルメディア関連、ガラケーの終焉へ、パソコン業界の影響力低下、クラウド、4G世代のLTE/WiMAX関連が色々書かれてます。主役は全てスマートフォンであることです。

日頃、スマートフォンやクラウド関連をウォッチしている方には、あまり新鮮味がないかもしれませんが、かなりまとめられており、スマートフォンの影響は極めて大きいと実感しました。

印象に残ったことを中心に書きたいと思います。

・近い将来にはガラケーがフェードアウトされるだろう。

やや断言調で書かれていたので、良く読んでみるとちゃんとした根拠があってなるほどと思いました。日本のガラケーはそもそも高級工業製品。スマートフォンは世界向けに大量に製造されているため、コストダウンには期待できる。Androidはガラケーの機能(サイフケイタイ等)を搭載できるようになっており、ガラケーとの融合化は進んでいる。ガラケーの開発費はもう回収するのは難しくなっており、いずれフェードアウトされるだろうとのことです。念のためですが、本田氏は別にガラパゴス化を批判しているわけじゃないです。むしろガラパゴス化の良さを強調してます。正確にはAndroidはガラパゴス化との相性が極めていいので、いわゆるガラケーを作る理由がなくなっていることです。単にスマートフォンがガラケー化になっているといえば分かりやすいかもしれませんが。

この点についても僕も同感です。最近ドコモ内覧会に参加させていただきましたが、面白いことがありました。前回の内覧会(2010/11)では、ガラケーコーナーには人だかりだったのに、今回の内覧会ではスマートフォンコーナーだけに人だかり。ガラケーコーナーではガラガラでした。参加者はプレミアステージとの資格を持つヘビーユーザーばかりなので、(プレミアステージとの資格を持つユーザーと一緒ならOK) ガラケーにもう興味を持たなくなったのが良くわかります。

もちろんガラケーが完全に消えるわけじゃないが、今のような高機能ガラケーの新製品には数年後も登場するかどうかあまり期待しない方がいいのは間違いないでしょう。おそらくシンプル系ガラケーの製品寿命が長くなる可能性が高いと思います。

・スマートフォンのデータ通信量が激しくなっており、3G世代は破綻されるのは時間の問題。LTE/WiMAX世代に移行しないとダメだろう。

米国ではiPhone/Android人気により、もう3G回線は限界に達しているそうだ。まともに使えないレベルになっているらしい。あのソフトバンクよりダメダメらしいですw しかし世界一といわれるドコモ回線でさえ、いずれ限界に来るだろうとのこと。だから早急LTE/WiMAX世代に移行する必要があることです。数年以内にLTE対応iPhoneが出てくる可能性は極めて高いが、ソフトバンクが投資しているLTEについては米国のLTEとの互換性がないといわれている。ドコモのLTEは互換性があることです。もしLTE対応iPhoneが登場するなら、ドコモが有力ではないかとの見方が書かれてます。本田氏の見方によれば、近い将来にはソフトバンク以外のiPhoneが登場するのは違いないだろうとのことです。

・マイクロソフトの復活はLIVEやARM版Windows8がカギである。

スマートフォンに関しては、マイクロソフトが全く目立ちません。クラウドも苦戦されてます。

実はドコモの内覧会にてWindows7携帯をいじっていたのですが、率直にいって全然使い物になりませんでした・・・ 発熱がややノートPC並で、ストレージの速度も遅いか、ファイル表示がかなり遅い。タッチパネルは使い物にならない。トラックボール使う必要があるが、ストレスがたまる。動画(720pのWMV)がまともに表示できませんでした。3Dゲームも論外です。せめてAMDのFusionにしてほしかったかも・・動画支援機能が強力なのにね。そこで、ARM版Windows8です。現在開発中であり、タブレット機能にも最適化されており、快適に使える可能性は十分あることです。もちろんx86版Windowsネイティブアプリには厳しいですが、.NETやsilverlightで作られたアプリなら互換性があることです。また、インテルも、極めて半導体製造技術に投資しており、Atomの進化にも積極的に開発する予定です。おそらく数年後ならx86版Windows8搭載タブレットには期待してもいいと思いますよ。

これはWindows 95リリース以来の感動か...Windows 8について分かってきた7つの秘密を一挙紹介!

本田氏によれば、Windows LIVEというクラウド型サービスは他社クラウドサービスよりよく出来ている。多くのユーザーには魅力が分かってもらえるかどうかカギだそうです。WindowsPhone7にはとても相性がいいので、Windows LIVEをヘビーに使っているほどには恩恵が受けられることです。ただし現在は日本語版が出てないことです。今年中に大幅に改良されたバージョンの日本語版が出てくるそうです。

個人的だけど、Windows LIVEは確かによくできているところもあるが、どこかツメが甘いところがあると感じてます。人に強くオススメできるレベルに達してない気がします。多分Windows縛りは心理的には嫌いかもしれません。ただ言えることはデザインのようなインタフェース周りにはあまり好きになれないです。センスがダサいと言ったほうが正確かも。

最後に、久夛良木さんの特別寄稿ですが、スマートフォンの普及はクラウド型サービスの拡大を押している。クラウド関連の流れはもう誰も止められないという感じで書かれてます。クラウド型サービスの課題は十分承知しているが、クラウドの終焉はありえないとも読めました。

どうやら久夛良木さんのやりたいことは、高画質映像や高音質オーディオ等のリッチコンテンツのアーカイブ化のクラウド型サービスを目指しているように思えました。確かに数年前SCEにいた頃のビジョンと全く変わらない点は印象的でした。

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2011年2月18日 (金)

パソコンの時代の終わりが始まったか

10年以上先を見通したIBMの元経営者 - 日経エレクトロニクス - Tech-On!
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「パソコンの時代は終わった。」

 2011年1月末,NECが中国Lenovo Groupとパソコンの開発,生産,販売を手掛ける合弁会社を設立するという発表を聞いて,ふと,この言葉を思い出しました。別にNECがこれでパソコン事業から撤退するわけではありませんが,1980年代から1990年代前半に国内で独占的な地位を築き,1990年代後半には米パソコン・ベンチャー企業の買収によって世界最大規模の販売量を誇った,パソコン・ビジネスの象徴的存在の終焉だと感じたからです。

なぜ、こういう記事を紹介したのは、スマートフォンなどの半導体の進化が驚くほど早く、なんと一般的なデスクトップPCの性能を超えるレベルが実現される見通しが明らかになったからです。

【PC Watch】 【MWC 2011レポート】Honeycombタブレット市場を席巻したNVIDIA ~クアッドコアTegraでさらなるリードの拡大を目指す

4コアの新型Tegraプロセッサ「Kal-El」が登場、モバイル端末でパソコン向けCPUに匹敵する処理能力を実現 - GIGAZINE

NVIDIA、4コアCPUと12コアGPU搭載の次世代Tegra「Kal-El」公開 | パソコン | マイコミジャーナル

5倍速い 4コア版 Tegra " Kal-El " 公開。8月にはタブレット、年内に携帯へ。

4コアで最大2.5GHz駆動の次世代「Snapdragon」登場へ、スマートフォンの性能が飛躍的に向上 - GIGAZINE

スマートフォンの半導体の進化には本当に驚かされます。面白いことにマルチコア化にすればするほど、消費電力が下がるようです。なぜそういうことができるのは、マルチコア化になると、シングルコアだけの構成に比べて、負荷度が下がるため、全体的には消費電力が下がるそうです。

かなり専門的ですが、興味のある方には以下の記事をお薦めします。

安藤壽茂 氏コラム『コンピュータアーキテクチャの話 第1回 なぜ、マルチコアで消費電力が減るのか?』

NGPはCPU/GPUともマルチコアなので、予想以上消費電力が低い可能性は十分あることです。

マルチコアといっても色々種類があります。

インテルなどのマルチコアCPUはホモジニアス方式です。単に増えるだけでは性能がリニアにスケールアップすることができない欠点もあります。

ちなみに、Cellはヘテロジニアス方式です。今後のCPUにはその方式が主流になるといわれています。インテルのSandy BridgeはCPUとGPUの統合なので、事実上ヘテロジニアス方式といってもいいと思います。GPU系コアはマルチコアとの相性がいいので、そのコアが増えれば増えるほど、性能がリニアにスケールアップすることができます。
なお、従来のCPUコアがあまり増えないだろうとの見通しです。

参考:マルチコアプロセッサ - フィックスターズ

GPU系は、コアが増えれば増えるほど、性能がリニアにスケールアップすることができますので、マルチコアとの相性が非常にいいと言われています。

以下の端末を見る限り、もう普通のPCがいらなくなるかもと感じます。

これは“モバギ”の再来か:ATOKも“Ctrl+c”も使えるキーボード付きAndroidポケットノート──「LifeTouch NOTE」の実力検証 (1/4) - ITmedia +D PC USER

Chromeなどの完成度の高いブラウザやメールソフトを搭載すれば、たいていのことができるし。バッテリー時間が長くなってハッピー。プリンタとのドライバー周りにはクラウドで対応されるので、ネックになると思われる部分がほとんどなくなるな。

Windowsの得意領域だったゲームも、PSSによってAndroidのゲームが充実されるし・・
基本的にはJAVAアプリにすれば、OSの互換を問わなくなるのは可能だし。

Chrome OSやiPhoneとプリンタを結ぶ:Google、クラウド印刷サービス「Google Cloud Print」を発表 - ITmedia エンタープライズ

本当にWindowsPCが要らないと感じる日は遠くなさそうです。

ソニーのAndroid 3.0タブレットは " S1 "、9.4型でQriocityやプレイステーション対応

ところで、ソニーのタブレットのリークが出ていますが、VAIO事業部が担当しているそうです。VAIO事業部が非Windows端末を出すのはある意味当然かもしれません。おそらく5年後あたりでは、Windows端末はもうマイナーになるかもしれません。

数年後あたり以降、Windows端末が本格的に減り始めるのではないかと思われます。その頃には、家庭用端末はAndroid端末/iPad端末がもう圧倒的で、Windows系はハイエンド向けや仕事用端末として生き残るじゃないかなという気もします。

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