雑記

2010年11月24日 (水)

[雑記] 国内版SonyReaderが明日発表されるらしい ほか

ソニー、電子書籍事業/端末発表会をUstreamライブ配信 -AV Watch

やっと国内で電子ペーパー搭載SonyReaderを買えるのか。電子書籍事業を本格的に立ち上げるし、明日の発表は楽しみですな。

北米の話ですが、iPhone版/Android版のReaderアプリも12月に配布されるようで、Kindle戦略の良いところを学んでいるところが素晴らしいと思います。

PSNにもPS3向けの電子書籍が配信されるようになったし、PSN(PSP/PS3向け)で買った電子書籍コンテンツもSonyReaderですべて読めるようにしてほしいと思います。簡単にいえばSony系ストアでコンテンツを買えばどんな端末でも読めるのが理想的です。(Kindle端末は難しいかもしれませんが。)


ビクター、3D対応D-ILAプロジェクタ最上位「DLA-X9」 -AV Watch

Victor1

仕様はX7と同じですが、厳選したパーツの採用により、X7よりコントラスト比が大きく向上したとか。

前機種の日本未発売のHD990も、X9と同じことをやっています。

そのことについては、以下の記事にて詳しく書かれています。

【西川善司の大画面☆マニア】第126回:International CES特別編 -AV Watch

 DLA-HD990は、北米市場側がリクエストしたとも言える商品で、同じLCOS(SXRD)プロジェクタで動的アイリス使用のソニーのVPL勢のダイナミックコントラスト性能に、ネイティブコントラストで対向するための秘密兵器的モデルとなっている。    

 コントラスト比が2万分上乗せできているのは、D-ILAチップのうち、人間の手と目でチャンピオンパネルをセレクトしていることがまず 第一の理由。量産品から優良品をセレクトするのはCPUなどのプロセッサビジネスでも行なわれることだが、あの手法をD-ILAチップにも適用したという わけだ。    

 さらに、DLA-HD990への実装に当たっては、セレクトしたチャンピオンパネルに対し、「非公開」の量産ラインにはない特殊ポストプロセスを施しているという。    

 チャンピオンパネルのセレクトコスト、ポストプロセスコスト、量産ラインに対する特別工程が20万円の追加コストであり、その結果としての“2万”分のコントラスト性能アップということなのだ。    

なぜX3/X7の発表の時点で、X9も発表されなかったかとのことですが、おそらくビクターが製品版VW90ESを購入して実機の絵を確認したが、VW90ESのネイティブコントラスト比が予想以上よかったため、X9の発売を急遽決まったじゃないかという気がします。

あくまでも未確認情報ですが、VW90ESのネイティブコントラスト比はX9を越えているそうです。ソースは当ブログのコメント欄です。信ぴょう性は不明ですが、X9の発表タイミングを考えると、妙に説得力を感じます。最近VW90ESが発売されたばかりですし。VW90ESとHD130との組み合わせでの絵を実際に観た人として、たしかに10万:1以上といわれても違和感がありません。

さて、アバックによれば、3Dプロジェクターの成約件数(予約も含む)が凄いらしい。

入荷情報
初回入荷分は、先行予約分にて完売し、次回入荷分の販売可能な数量も残り少なくなって参りました。次回入荷は、12月15日~25日頃を予定しております。年内入荷予定分完売の後は、年明け1月末になる可能性もあります。お早目のご予約をおすすめ致します。


マジか・・・・(あぜん)

12月中旬あたりまでじっくり検討していたら、入手できるのは1月以降になるか。
うーん、悩むな・・・

関係ないですが、以下の比較記事も面白いね。ユーザ視点に立っているのが好感を持てます。

DMR-BWT3100対BDZ-AX2000-アバック | ホームシアターとオーディオ・ビジュアルの専門店

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2010年11月19日 (金)

[雑記] 新Cell REGZA ほか

【西川善司の大画面☆マニア】第136回:3D時代の第2世代。新CELL REGZA登場 -AV Watch

今回は、表示遅延をかなり検証されており、検証結果も記載されています。次回以降のレビューも徹底的に表示遅延を検証してほしいところですw

新Cell REGZAの画質をじっくりチェックしたわけではないのですが、あの強烈なダイナミックレンジ路線はしっかり継承されており、むしろ強化されているとか。やはりプラズマではあの強烈なダイナミックレンジの再現ができないと思うんです。

自発光系だと有機ELしかありませんからな。XEL-1では強烈なダイナミックレンジ感をいつも体験しているからね。例えばマスコミのカメラマン達が撮影するシーンでのストロボのまぶしさが凄まじいのです。コントラストが低い一般的な液晶TVでは全くそのダイナミックレンジ感を体験できません。

次の機種について言及されていますが、Cellを強化するにはやはり複数のCell搭載しかないのではと思うんです。近い将来に登場すると思われる32nm世代Cellを複数搭載すればいいかもとの気がします。ただ配線が複雑になる可能性もあるので、高コストになる可能性を否定できないかもしれませんが。あるいはPS4世代Cellの登場を待つ方法もありますが、果たして何年後になるかが問題かも。


SCE、torneで番組とTwitterの同時表示に対応 -AV Watch

いいですね。○○なうとの書き込みとかは楽になりますね。やはりGoogle TV路線は間違ってないと感じます。欲をいえば、ニコニコ動画のように文字をTV番組の画面に合成してほしかったかも?
(著作権がネックになる可能性があるらしく、グレーみたいです。)


せかにゅ:「Xperia X12」のスペック、「PSP2」試作機の画像が流出? - ITmedia News

まさかと思うがPSP goが成功したら、PSP2 はPSP go路線のデザインで行くつもりだったのか・・・

PSP go路線だとゲームの操作性がいまいちですし。 その路線を継承されるとはやはり困ります。PSP goについてはある意味ソニーの悪いクセが出てしまった感じです。(とにかく小型化を!!という声が大きい奴らの要望を素直に受け止めてしまった感じです。)

PSP goとPSP-3000の両方を持っていますが、やはりPSP-3000のバランスの良さを改めて実感します。さすが久夛良木氏が直接ディレクションしたものである。(PSP-2000は最後にディレクションされたものだから、PSP-3000はPSP-2000の改良品にすぎない。)

PSP goはデザイン的にもやはりソニーらしくない。全体的にもモバイル系機器ではどうもソニーのデザイン力が落ちているような気がする。現行のウォークマンのデザインも個人的にはいまいちですし。

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2010年11月18日 (木)

[雑記] デジタル版HiVi12月号を買ってみたよ ほか

月刊HiViが<デジタル版>で登場! 美しく読みやすい誌面をお楽しみください!

お試し価格が500円でしたので、(来月号以降は1000円)買ってみました。まずPCにて購入したのですが、iPadでも(FujisanReaderというAPPインストール必須)読めました。iPod touch(iPhoneも)でも読めました。(画面が小さすぎて読みづらかったのですが・・)PCでも読める、iPadでも読めるところがいいですね。

やっぱり雑誌は電子書籍との相性がいいなと思いました。バックナンバー分がたまると置く場所が困るからな。自炊する手間を省くことができるのでありがたいのです。


「音展」の歩き方、2010年版 - ITmedia +D LifeStyle
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 ソニーは、例年通り2カ所の試聴ルームを設けて最新オーディオ機器や3D対応ビジュアル機器を展示。「オーディオルーム」では新製品ESスピー カーの試聴、もう1つの「シアタールーム」では、最新AVアンプ「TA-DA5600ES」やBlu-ray Discプレーヤー「BDP-S5000ES」、そして3D対応のSXRDプロジェクター「VPL-VW90ES」による3D上映も行う。AV評論家を招いた講演会も多数予定されているため(要聴講券、無料)、お目当ての講演があれば事前に整理券をゲットしておきたい。詳細はソニーの告知ページを参照してほしい。

VW90ESも展示されるとか。その記事で思い出したのですが、以下のSS-AR系統スピーカーの新製品も展示されるらしいので、興味あります。

山之内 正の週刊AVラボラトリー - Phile-web
第242回:ソニーのスピーカー「SS-NA2ES」に注目する理由
(11月21日まで会員登録なしで読めます。)

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SS-ARシリーズのSPとして一番安いSPって感じでしょうね。
(念のためですが、ソニーブランドのSPは100万円以上投資するようなオーディオマニアにとっては対象外なのが一般的です。しかし、SS-AR1、SS-AR2はソニーのSPにしては驚くほど音が良いので、一度聞いてみる価値があると思います。)


パナソニック、2011年前半にAndroidスマートフォン投入へ - ケータイ Watch

スマートフォンといえばiPhoneとAndroidだけになりそうですね。内部はAndroidベースだけど見た目はガラケーが増えるのではないかと思います。REGZA Phoneなどのスマートフォンの出来を見ると、いわゆるスマートフォンのイメージが間違いなく変わるなと確信しました。


ソニー、Eマウント採用のスーパー35mmビデオカメラ - デジカメWatch

業務向けですが、EOS対抗って感じでしょうね。価格的にはあまり差がないので、注目されそうですね。

EOSで撮影したドラマは観ました。感想ですが、どちらといえばデジタルシネマ系画質寄りって感じですね。デジタル地上波の画質じゃ、本来の画質を体験できなかったかもとの気がしますが、レンズの描画力の高さを感じました。たしかに本体の値段は50万円台だったと思いますので、デジタルシネマの撮影機器としては非常に安いのです。ただ、暗いシーンの際、CMOS特有のノイズが見られました。(わずかですが。)

ソニー機種は裏面照射CMOS搭載なので、暗いシーンばかりのミュージックビデオとの相性がよさそうですね。(元々30フレーム撮影が中心ですし。)今のEOSじゃきついところですし。(裏面照射CMOSを搭載すれば別ですが。)  ※裏面照射型じゃないらしいです。


 オーエス、反射率0.97の高拡散型スクリーン生地「ピュアマットII EX」を発売 - Phile-web

評判の高いピュアマットIIのハイゲイン化。画質重視のPJとしては相性がよさそうですね。3D対応もいいかも?

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2010年11月15日 (月)

[雑記] ビクターのX7/X3の3D画質がかなり良いらしい ほか(追記あり)

本田雅一のTV Style:家庭向け3Dプロジェクターの基礎知識(2) - ITmedia +D LifeStyle

 DLA-X3の3D投写映像は、VPL-VW90ESのそれよりも圧倒的に明るいのだ。ゲイン0.8のスクリーンでも100インチ程度なら全く問題にならないし、完全に遮光された環境ならば120インチクラスでも充分な明るさだ。この時点でSOHOシネマズなどに見られる一般的なXpanDの3Dシアターよりずっと快適だ。より明るいスクリーンになら、なおさらである。

 また、120Hz駆動ということで心配されたクロストークも極めて少ない。ソニーVPL-VW90ESもクロストークは少なめで快適だったが、DLA-X3も同等以上のクロストーク性能を持っている。

3D画質において、デジタル駆動の優位点が発揮された模様です。120Hz駆動なのも、明るさを確保する点においては有利だそうです。アクティブシャッターメガネのオープン時間が長いとか。なるほど。

うーん、今年の3Dプロジェクターの選択肢はこれしかなさそうだな・・

正直いってX3あたりにしようかなと考えています。GT5はまもなく発売されるし、3Dゲームとしてはまさに最大級キラーソフト。GTファンにとっては現在考えられる最高の3DシステムとしてはやはりビクターのX7/X3にするしかありません。

なぜかというと、X3/X7は120Hzなので、240Hz駆動のVW90ESと比べたら低遅延として有利です。最低限でも1フレーム遅延が発生しますが、240Hz駆動だと、どうしても2フレーム遅延が発生します。しかも圧倒的に明るいらしいので、視聴環境についてあまり神経質にする必要がないわけです。

※追記(11/16): VW90ESの表示遅延については、もしかしたら僕の勘違いかもしれません。VW90ESの240Hz駆動については、3Dモードの際、フレーム補完処理ではなく2度描きを行っていますので、120Hz駆動相当である可能性が高いかもしれません。つまり最低1フレーム程度である可能性があります。

ちなみに、うちのVW100の1080p入力では、きわめて遅延を感じられないレベルになっていることを確認しました。最近買った、GTX460のHDMI出力を利用してマウス動作のチェックを行ったのです。なぜかPCモニターよりレスポンス感が良かった。そのPCモニターはDVI入力にしているので、遅延1フレーム以下といわれているのです。XEL-1も、1080p入力なら遅延を感じられませんでした。(最初は1080i入力にしているのを知らず、妙に遅延を感じていたのでショックを受けたw1フレームの差とは僕にとってはあまりにも大きすぎる・・・・・・)

VW90ESの3D画質も、5~6年前大ヒットしていた三洋のZ3ぐらいの明るさらしいとか。(VW90ESの2Dが明るすぎるだけです。)一応実用レベルなのですが、ちょっと残念。

11月末あたりの某イベントにてビクターのX7/X3の絵が観られそうなので、じっくり観ていきたいと思います。懸念といえばフリッカーはどこまで感じないことでしょうね。かなり気になるのであれば見送るしかありません。


キヤノン、デジタル一眼レフ「EOS」で撮影した連続ドラマ開始 - TBS系列 | 家電 | マイコミジャーナル

今日の深夜より連続ドラマが開始されるとか。EOSで撮影したドラマの画質はどんなものか非常に興味あります。録画予約したぜ。


家電-コラム-そこが知りたい家電の新技術-GOPAN開発秘話「飯炊きおじさん」が挑んだ最後の挑戦

あの"炊飯器の神様"が、大ヒット中のGOPAN開発にも関わってきたようです。三洋への置き土産としてはあまりにも大きすぎるかもしれませんね。本当にしびれます!!

「先日、お米屋さんからお手紙をいただいた。ご飯がおいしく炊けるというので、半信半疑で三洋電機の炊飯器を購入してみたら、予想以上においしかったと記 されていた。こうしたお手紙をいただくと本当にうれしい。三洋電機の炊飯器は、お米屋さんに注目される炊飯器。GOPANも、お米屋さんに注目されるベー カリーになってほしいと思う」

米のプロでも認める三洋の炊飯器。本当にいい炊飯器を買ったなと改めて思いました。


土曜日にドコモ内覧会の会場に行っている間、話題の店を偶然みかけたので、撮影しました。

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そう、あの話題のEVスポーツカーを発売したテスラのショールームです。ちなみにそのショールームの向かいにはレクサスショップがありました。以下は10月の記事ですが、面白いことが書かれていたので、紹介。

Car Watch テスラ、アジア初のショールームを青山にオープン

 16時30分から始まったプレビューは、詰めかけた報道関係者と招待客でごった返し、ショールーム内に入れないも。招待客の中にはグリーの田中良 和社長や、ソニー・コンピュータエンタテインメントの久夛良木健名誉会長といった、IT業界関係者が目立った。eBay、PayPalといったインター ネットサービスで起業したイーロン・マスク会長率いるテスラ・モーターズらしいと言えるかもしれない。    

 久夛良木氏は2年前にシリコンバレーでテスラ・ロードスターに試乗済みで「トルクが太くて加速がすごいのに静かなのが魅力。電気自動車は 理想のクルマだと思っているし、とても欲しい」と言う。さらに「でも、ドアは4枚あったほうがいいね」と、2011年登場予定の5ドアサルーン「モデル S」への期待を語った。

意外な招待客も含まれていたとはびっくりw

僕もほしいけれど、まあ当面はセレブ向けでしょうね・・(苦笑)やっぱり僕にとっては、今のZ34には最後のガソリンスポーツカーとなりそう。予算はともかく、次に買い換えるならEV系スポーツカーにしたいところです。多分Zも、EV化される可能性があるかもしれませんね。おそらく10年後の話になりそうですが。

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2010年11月11日 (木)

[雑記] Apple TVの雑感 ほか

アップル、新「Apple TV」を今週発売。8,800円 -AV Watch

思ったより安いけれど、レンタルや購入は全然しないと思うので、ネイティブコーデック対応も弱いので、使い道が見つからんとの印象です。購入価格は高すぎる。Amazonあたりで投げ売りのBDソフトや2000円以下のBDソフトを買い集めた方がまだ満足できるじゃないかなと思います。例えば個人的に大ファンだったアポロ13のBD版はなんと2000円以下で買えたし。画質は非常に満足できるレベルでしたし。

レンタルについてはPSNとあまり変わらないですし。画質があまり良くないと分かっているので、利用する気になれんです。PSNのレンタルも1080p対応されるといいですが。ダウンロードする容量が増えるネックもありますが、Apple TVをリードできる点はこれでしょうね。ちなみに3D対応動画が配信されていますし。(3DTV必須ですが。)

アップル - Apple TV - 技術仕様

HDMI出力は720pまでとは残念。それにしてもAppleはアンチ1080p派とのイメージが強いな。フルHDTVに出力させるとTV側のスケーリング性能によってはややボケる可能性もありますし。まあ"AVファン"を自認する方には期待しない方がいいでしょう。現在のTVはほぼフルHDが主流となっているのにね。YouTubeではボケボケになるかもしれませんし。(元々画質がよくないけどね。)


8時間使えるモバイルWiMAXルーター「AtermWM3500R」 -INTERNET Watch

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やっとまともといえるWiMAXモバイルルーターが出ますな。8時間使える点は非常に魅力的。TGS会場とかで1日でずっとWiMAXを使っていた経験がありますが、現行機種のバッテリー時間(4時間)ではとても足りません。もちろんエネループの大容量バッテリーと一緒に使っていましたが、厳しかったのです。(夜あたりにもうバッテリーが切れました。)もう1個のエネループのバッテリーを買い増ししようかな?と思ったぐらいです。

ヨドバシカメラあたりで、1ヶ月縛り条件で5000円ぐらいで買えるかもしれないので、買い換えようかなと考えています。エネループ(5000円ぐらい)を買い増しするより、そのWiMAXモバイルルーターにすればエネループ1個で十分になりそうと感じます。


稼げないソニー! テレビ新製品を連発し、出荷台数急増でも…[上](1) | 企業戦略 | 投資・経済・ビジネスの東洋経済オンライン

稼げないソニー! テレビ新製品を連発し、出荷台数急増でも…[下](1) | 企業戦略 | 投資・経済・ビジネスの東洋経済オンライン

ソニーのテレビ事業が厳しいことを伝えている記事。まあ北米の景気が悪いからな・・韓国勢がウォン安のメリットを生かして安売り攻勢しているからな。円高に苦しむ日本勢にはきわめて不利です。

個人的には印象に残ったところは以下の通り。

 米国でインターネットテレビを発表した次の日、デバイス事業のエンジニア約50人がひそかに奈良・天理へ飛んだ。向かった先は、シャープの研究開発拠点。広いホールにはシャープのあらゆる事業のエンジニア約500人が集まり、熱気でむせ返った。

 ソニーの最先端のデバイス事業をシャープにアピールする、いわば“技術見本市”。製品ごとでは従来からキヤノンやパナソニック向けに開かれていたが、デバイス事業すべてを横断し、これほど大規模に開かれた例はここしばらくなかった。

 ソニーのエンジニアが惜しげもなく披露したのは、電気自動車用バッテリーとして期待されるオリビン型リン酸鉄を正極材料に用いたリチウムイオン電池、裸眼3D映像用の撮像素子、独自開発した静電式タッチパネルなど、ソニーが誇る先端デバイスの数々。シャープの町田勝彦会長と片山幹雄社長も姿を現し、これらのデバイスに見入っていたという。

へえ、ライバルのところで技術展示とかで技術交流のようなことをやっているか。

客観的にソニーには技術力が低下しているとは思わないけれど、市場の需要を掘り起こす力が足りないじゃないかなという気がします。つまり企画側のセンスがいまいちじゃないかなと思う。Appleの企画力を見習うべきといえるかもしれませんね。


FPD International 2010:3Dテレビ、次の一手 (1/2) - ITmedia +D LifeStyle

東芝モバイルディスプレイは、OCB(Optically Compensated Bend)液晶パネルを使用した3Dメガネを展示した。OCB液晶のメガネは、従来の液晶に比べて「1ケタは上」(同社)という高速応答性と上下左右 170度〜180度の広い視野角が特長。液晶シャッターを開く時間を長くすることで、3D視聴時の明るさを1割以上アップできるほか、クロストークの抑制 にも役立つ。また同社ブースでは、15.4インチの3D対応OCB液晶とOCB液晶メガネを組み合わせた“クロストークフリー”3Dテレビも展示してい た。

やはりアクティブシャッターメガネに搭載している液晶が原因なのか・・・>クロストークの発生

来年あたりにOCB液晶搭載アクティブシャッターメガネが登場すれば、現在売っている3DTVにも使えるだろうか?例えばVPL-VW90ESを買ってからも、OCB搭載アクティブシャッターメガネを買い増ししたらクロストークが減るといいな。

思ったが、有機EL搭載メガネならどうだろうか?応答速度が最強だし。相性はどうでしょうね?まあ値段が高くなるのがネックか。せめてOCB液晶を搭載してもらいたいところです。

中でも目をひいたのが、AUOの3D対応14インチ有機ELディスプレイだ。パッシブ型である偏光メガネを使いながら、3D表示でも1920×1080ピクセルのフルHD解像度を実現したという。

 一方、AUOの展示機は、右目用と左目用の映像を交互に映し出すフレームシーケンシャル方式を採用している。パネル表面に「LC scanning retarder」と呼ばれる偏光層を設けたことで、偏光メガネでありながらアクティブシャッターメガネと同様、時分割の映像を左右の目に振り分ける役目 を果たすという。フルハイビジョン3Dを可能にしながら、軽く、電池もいらない偏光メガネが使えるのは大きなメリットとしている。

3DTVがフレームシーケンシャル方式なのに、メガネが偏光方式。解像度もフルHDを確保している。メガネのかけやすさが魅力的なので、その方式が素晴らしいですな。有機ELでもクロストークが出るらしいが。(フレームシーケンシャル方式の場合)

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2010年11月10日 (水)

[雑記] LTEサービスの雑感 ほか

ドコモがLTEサービス「Xi」の料金を発表、上限6510円の2段階定額で5GB超には追加の従量課金:ITpro

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うーん、エリアの狭さ、料金の高さを見るとWiMAXの優位点を改めて強く感じます。まあ、現行3Gのように建物内でちゃんと電波を受信できるか気になります。WiMAXの弱点はコンクリート系建物内だと受信しづらい点になっていることね。(一応窓に近いところであれば受信できるようですが。念のためですが幕張メッセの会場だと問題なく受信できました。まあ上野駅のように室内に小型基地局を導入すれば問題ないですが。)

まあ当面LTEサービスのことを考慮しなくても問題なさそうですね。(つまりLTE対応端末にする必要性が薄い。)2012年より商業サービスとして開始する予定のWiMAX2は330Mbpsに対応されるらしいので、マジで有線通信の光サービスはやばいな。まあ理論的には1Gbpsに移行するのは可能ですが、多分500Mbpsあたりにシフトするかもな。まあ実効速度はそこまで出ないので、あまり期待しない方がいいかもしれませんね。

関連:第492回:WiMAX2 とは - ケータイ Watch


瞬間起動にマルチタスク 高画質・高音質回路を搭載したプレステージモデル ブルーレイ3D対応 ブルーレイディスク/DVDレコーダー ソニーBDZ-AX2000 - Impress Watch

一応広告記事ですが、何より本田雅一氏が執筆されている点が注目。僕の記憶する限りでは2代目のBDレコーダーのV9よりソニー系BDレコーダーの画質をあまり評価されなかった印象が強かったんです。いつもパナソニック系レコーダーを優遇していました。ある意味で驚きを覚えました。

この手の記事は悪くいえば提灯記事扱いとなっても仕方ないですが、非常に説得力のある記述を探せばいいじゃないかなと思いますね。

 私自身、「BDZ-AX2000」をシステムの中に迎え入れたが、所有する映像機器、音響機器の実力をいかんなく発揮させる能力は、レコーダーというカテゴリーの中では突出していると評価したい。AV機器のファンを自認するならば、レコーダーとプレーヤーの間に再生品質の大きな断絶があると感じているかもしれないが、本機に関しては画質はもとより音質面でも、高いポテンシャルがある。

本田氏の評価記事を読者として長年読んでいますが、"システムの中に迎え入れた点”は高く評価されているなと感じます。ある意味最高の絶賛の1つです。つまり、ある商品を非常に絶賛しているのに一切買わない評論家の記事には要注意でしょうw

 中でも音質に関してはここ数年の改良により、かなり大きな改善が図られてきているが、今年は画質面で大きな進歩があったように思う。従来よりナチュラルで強調感の少ない画質設定、滑らかかつ情報量豊富な映像は従来のソニー製BDレコーダーやプレーヤーには見られなかったものだ。

へえ、いい意味での高画質になっているか。今までのソニー系レコーダーやプレーヤーの画質には本田氏にとっては不評だったわけかw

関連:【西田宗千佳のRandomTracking】合言葉は「パーフェクト録画」。ソニー新BDレコーダの狙い -AV Watch

うーん、ユーザの声をリサーチする面はまだまだ甘い気がするのは残念。高速起動やまともなマルチ等は高く評価しますが、東芝RDユーザーやパナソニックユーザーを奪うぐらいに頑張って欲しいところです。たとえばRDユーザーのネットコミニュティーをウォッチするぐらいの努力がほしいところです。


ソニー、スーパー35mm相当CMOS搭載のデジタルシネマカメラ -AV Watch

Sony1

驚いたのは凄い大判センサーサイズなのに裏面照射型CMOSを導入したことですね。現行一眼レフカメラでも裏面照射型CMOSをまだ導入されてない思います。(まあ大判センサー系カメラは裏面照射型の必要性が低い意見もありますが。)

NEXシリーズあたりが裏面照射対応されたら凄いことになりそう。NEXは一眼レフ並の大判センサーサイズにしているだけでも凄いのに、裏面照射を導入されたら鬼に金棒となりそう。一眼レフの世界では大判センサーのサイズが大きいほど画質面で有利となりますからね。ただしコストが結構高くなりますが。カメラもでかくなりますし。だからNEXが凄いわけです。

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2010年11月 5日 (金)

[雑記]ブルーレイディスクがエミー賞を受賞 ほか

Sony Japan | ニュースリリース | ブルーレイディスク(TM)が栄えある技術・工学エミー賞(R)を受賞

おめでとうございます。きわめて栄誉のあるエミー賞を受賞できたとはめでたいです。それにしてもフィリップスは何の貢献していただろうか?

TDKは文句なくMVPだったなと思います。TDKのハードコート技術がなければ、マジでBDがやばかったと思います。山田氏の主張が正しいことになってしまうことになったかもしれませんし。次点はパナソニックかな。2層やH.264の貢献がやはり大きかったのですね。もちろんソニーの貢献も大きかったと思います。PS3の存在もあるし、ある意味PS3ソフトのおかげで量産効果によりBDメディアのコストダウンへの貢献がきわめて大きかったですね。

放送業務用制作機材の歴史 | 映像制作機材 | 放送・業務用 | ソニー
さすが放送機器メーカーの最大手であってエミー賞の常連らしいな。ちなみにトリニトロンはソニーにとっては初めてのエミー賞だったそうだ。


本田雅一のTV Style:家庭向け3Dプロジェクターの基礎知識(1) - ITmedia +D LifeStyle

結構参考になります。それにしても出し惜しみ感の漂う記事はやめてほしいな。ITmediaの編集部の方針かもしれんが・・

偏光系だとシルバースクリーンといってもシビアになるとは知りませんでした。ドルビー3D系が意外と使えるものになる可能性があるとは知りませんでした。僕にはドルビー3D系映画を観たことがないんですが、普通のスクリーンとの相性が良いみたいので、場合によっては家庭用PJとしてドルビー3D系が本命になる可能性があるかも。(まあ作るメーカーが出るどうか問題かも。)


さて、僕には基本的にオタク系コンテンツのことはあまり書かないけれども、あまりにも出来がよかったのでご紹介させていただきます。

電撃文庫『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』β版公式サイト

現在はアニメで結構有名になっていますが、実は原作1巻だけの時代からファン。人を選ぶコンテンツなのは否定できませんが、オタク系に抵抗感のない人にはオススメできると思いますね。今日は新宿の某店にて7巻をフラゲしました。(公式発売日は11月10日)早速スタバにて読了wシリーズとしては最高傑作と思いました。マジで続刊を読みてえええ。原作はまだ未読の方には1巻から順次に読むのをオススメします。1巻だけだった時代、友人にオススメしたことがあるんですwその友人もはまって、全巻も読破したとか。

最近知ったけれども、原作者の伏見つかさ氏は俺の妹1巻で完結して作家として引退するつもりだったそうだ。予想以上の人気が出てきたため、シリーズ化となってきたとか。今回の7巻は伏見つかさ氏の作品としての最高傑作かもしれません。

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2010年10月28日 (木)

[雑記]VW90ESレビュー記事 ほか

初のフルHD 3Dプロジェクタ「VPL-VW90ES」を体験 -AV Watch

AV Watchの編集者さんのレビュー記事だそうですが、僕の感想とはあまり大差がないようでした。

 今回は、「くもりときどきミートボール」、「モンスターハウス」、「G-Force」などのBlu-ray 3Dや、720pのビデオコンテンツを3Dで見た(3Dメガネ明るさ設定は「中」)。100型のスクリーンで、視聴距離3m程度で視聴したが、確かにクロ ストークは少なく、ほとんど知覚できないほど。色も自然で、すぐに「3Dを見ている」という感覚が無くなるのが一番の驚きだった。  

そうそう、とても自然で、いつのまに3Dを見ている感覚がなくなっているのが印象的でしたね。

 輝度も実用十分なレベルという印象。ただ、2D画質も向上しているVW90ESでは、黒の締まりが向上しているだけでなく、ピーク輝度の高さ、白 側の輝度パワー感が強力。その2D映像の時のパワフルな映像と比べると、やや物足りなさは感じる。2Dを見てしまうと、もう一歩、明るくなってほしいと感 じる。

確かに2Dと3Dを1つ1つ比較すると3Dの輝度が気になるところです。その面は割り切るしかありません。(まあ他社の3DPJも同様でしょう。)

 画質モードは、2Dと3Dで共通となっており、「ダイナミック」、「スタンダード」、「シネマ1/2/3」が用意される。3D用の画質処理としては、 「青色を補正しているほか、中間調を若干持ち上げるなどの調整を加え、2Dと3Dの色の見え方の違いを抑えている」という。    

なるほど、3Dの際、色を補正しているわけか。3Dと2Dの色の見え方の違いについては違和感を感じなかったことは評価したいですね。


ビクター、シネマ画質を追求した3D対応プロジェクタ -AV Watch

Victor01

日本でも発売されることが決まりました。

ビクターのX7、X3という名前を聞いてS-VHS名機を連想するのは僕だけでしょうか?w

HR-X3、HR-X5、HR-X7とか。

 新ドライバICで、D-ILAデバイスをデジタル駆動。新しい駆動方式を導入することで、
従来のデジタル駆動方式の弱点とされてきた階調表現(階調段差)や疑似輪郭を大幅に低減した。さらに、倍速駆動技術の「新クリア・モーション・ドライブ」を搭載し、複雑で動きの速い映像に対しても中間フレームを正確に生成するほか、新たに黒挿入モードも搭載し、シーンに合わせた残像感低減を可能にした。

 また、新ドライバでは新しい駆動方式を採用による階調表現の向上とともに、3D表示に対応。ソニーの「VPL-VW90ES」はSXRDのアナログ/240Hz駆動で3Dを実現しているが、DLA-X7/X3では、デジタル駆動のメリットを生かし、120Hz駆動でも3D表示が可能となったという。

デジタル駆動の弱点だった階調表現の問題が解決されたそうです。元々デジタル駆動は倍速駆動との相性がよくありませんでしたが、120Hz駆動で階調表現がスポイルされる欠点が克服されたといえるでしょう。デジタル駆動の良さを生かし、切れの良い画質で、豊かな階調表現を実現されることができたことは高く評価すべきでしょうね。

それにしても今までのD-ILA(デジタル駆動)の階調表現を持ち上げた方のレビューはどうも信用できなかったんです。まあコントラストの高さによりカバーされた可能性も否定できませんが。コントラストの高さで7難を隠すといわれたからな。(苦笑)

黒挿入ですが、おそらくちらつきが目立つ問題が出てくるかもしれません。LED光源かレーザー光源でないとちらつき問題を解決できないかも。

それにしてもレーザー光源搭載SXRDプロジェクターが早く出てくれないかな。業務用でもいいので。
レーザー光源なら、黒挿入やらなくても一瞬消灯すればいいからね。CRTのインパルス表示もどきができるだからね。1フレームあたりに数ms程度消灯すればおそらくクロストークが完全に追放されるじゃないかなと期待しています。
(LED搭載液晶TVも、似たようなことをやっています。)

残像も低減されるはずなので、2D画質も上がるのではと思います。

 3D対応だが、メガネやエミッターなどは別売となっており、「2Dのシネマ画質にこだわった」という。
X7とX3の違いは、ネイティブコントラストや接続端子、THXディスプレイ認証の有無などで、
X7がネイティブコントラスト7万:1、X3が5万:1。これらは動的絞りなどを使わない1フレーム単位でのコントラスト値となる。輝度はともに1,300ルーメン。

凄いですね。ネイティブコントラストが一層上がってきたのに1300ルーメンという輝度を確保できたとは凄いとしか言いようがないですね。噂のX9は日本投入されるか未定だそうですが、輝度もそのままで10万:1に達しているなら凄いかもな。

3D対応されているのに、メガネやエミッターが別売なのは非常に残念。まるで3D画質には自信がないように思えますよ。まあ、X3は仕方ないけどね。確かに3D対応PJとして安い方ですが。

ソニーの「VPL-VW90ES」はSXRDのアナログ/240Hz駆動で3Dを実現しているが、
DLA-X7/X3では、デジタル駆動のメリットを生かし、120Hz駆動でも3D表示が可能となったという。

ぶっちゃけ、デジタル駆動は240Hz駆動にするのはきつすぎるからな。(階調表現が悪くなる)

ただ、120Hz駆動なのに、クロストークが目立たなかった報告もあるので、実際に観てみたいところ。


パイオニア、PC用で世界初のBDXL対応BDドライブ -AV Watch

やっと来ましたな。BDXL対応BDドライブ。BDXLメディアが安くなるといいな。


町田の新IMAXデジタルシアターが11月6日にプレオープン -『アバター<特別編> IMAX 3D版』を上映 - Phile-web

やっと東京初のIMAXシアターが。(正確には東京のIMAXシアターとして復活されたというべきか。)

町田か・・・川崎IMAXシアターに近いなw バランスが悪いと思うが・・・

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2010年9月17日 (金)

[雑記]エプソン、反射型液晶PJを国内発表 ほか

エプソン、反射型パネルで“黒”を高めたプロジェクタ
-「EH-R4000」は実売65万円。電動ズームなど

Epson05

VW90ESの実売とほぼ同じですね。下手すればVW90ESより高いかも。アバックではVW90ESの市場価格は60万円前後といっていたしw

エプソンのPJとしてはその価格帯のハイエンド機種が初めてだったかも・・・?

新開発の反射型高温ポリシリコンTFT液晶パネル(3LCD Reflective HTPS)を3枚搭載したプロジェクタ。従来の透過型液晶に比べ、開口率が大幅に向上したほか、DEEP BLACKテクノロジにより黒の再現性を高めてコントラストを向上したことが最大の特徴。EH-R4000では、ネイティブコントラスト4万:1、ダイナ ミックコントラスト100万:1を実現。EH-R1000は、同25,000:1、50万:1を実現した。

ダイナミックコントラスト値はともかく、ネイティブコントラスト値が凄いですね。ネイティブコントラストが業界最高といわれたDLA-HD950は900ルーメンでネイティ ブコントラストが5万:1だから、すごいといえます。VW90ESのネイティブコントラスト値は不明ですが、VW85に比べてアイリスに極力頼らない画質が標準になったらしいので、おそらくHD950相当かそれ以上とみていいかもしれません。それにしても、ビクターの新機種情報が全然来ていませんね。

反射電極層を独自の技術で極限まで平坦化し、光の錯乱を制御している。なお、開口率や応答速度などのパネルスペックは非公開としている。ソニーのSXRD やビクターのD-ILAなどの反射型液晶(LCOS系)は、基板にシリコンを採用しているが、Reflective HTPSは基板が高温ポリシリコンとなる点が大きな違い。    

残念ながら、開口率などは非公開だそうです。0.74インチはSXRD0.61インチよりサイズが大きめなので、画素間スペースの大きさがSXRD 相当ならば、SXRDの開口率より高いはずんです。輝度も結構高いらしいので、開口率が100%に近くてもおかしくないけど、なぜ非公開なのか謎ですね。 画素間スペースの数値を公開すれば、開口率が分かるはずけどね。エプソン独自の反射型液晶パネルはLCOSではないそうですが、液晶を駆動するには半導体が必要だったはずんですが、どういうことでしょうね?確かに透過型液晶でも、液晶を駆動している部分は半導体だったのでは?そもそも透過型液晶は、液晶画素ごとに、光を透過させるのを邪魔しないように、半導体(駆動処理)を液晶画素の横側についています。(そのため、開口率が圧倒的に悪いんです。)

本田雅一氏の解説だったかなと思いますが、透過型液晶と反射型液晶の違いはドライバー(液晶を駆動するもの)の配置が違っているだけで他は変わらないといってきたと思っていましたが。だからエプソンの反射型液晶という定義は僕にはよくわかりませんw

透過型液晶が負けたことを認めたくないため、反射型液晶の定義を無理やりに改変したのではという気がします。


ソニー入魂「BDZ-AX2000」に見るBlu-ray Discレコーダーの進化 (1/2)

 「コントラストリマスター」は、入力画像をリアルタイムでヒストグラム分析し、ブライトネスとコントラストをシーンに合わせて適宜最適化する機能。その振る舞いを注視してみると、シーンチェンジで急速にコントラスト調整し、画面が安定したら、ゆっくりと補正をかけていることが分かる。使い手に不自然さを抱かせないようにという工夫だろう。

 この機能、黒が浮き気味でコントラストレンジが圧縮された印象の作品が多い邦画やNHKの大人気大河ドラマ「竜馬伝」などで絶大な効果を発揮する。ブライトネスとコントラストによる調整というと、黒詰まりや白詰まりなど、階調情報へのダメージが懸念されるが、本機は「スーパービットマッピング」を生かすことでそれに対処している。スーパービットマッピングというのは、本機内で生成し、処理される16ビットの階調情報をディスプレイに合わせて12 ビットや10ビットに変換する際に、下位ビットを切り落さないで一部ケタ上げして12/10ビット出力に畳み込むソニー独自の手法である。

他社のRD-X10などに比べて、AX2000の値段が馬鹿高いのは不満ですが、個人的に興味を持ったのは、この機能かな。

BD-ROMの高画質に慣れてしまうと、放映画質が最高といわれるWOWOWの映画でも、コントラストが浅いと感じるなどに不満を持ちます。デジタル系ノイズはまだ我慢できますが、コントラストの差がかなり気になります。NHK系ドラマも、コントラストが甘いところも気になります。

評判の高い、パナソニックのBDT-900でも、その点は残念ながら解決できませんでした。
AX2000/1000で、あっさり解決されるなら、購入するかもしれません。まあ評価待ちかな。


ソニーの学習リモコン「RM-PLZ430D」を使ってみた

既に入手したブログ、掲示板の評判を見る限り、評判がかなりいいみたいですね。現行上位機種であるPLZ510Dを超えている部分が多いそうです。

ただ4台までしか操作できないので、僕の環境では、とても足りませんwでも安いので、サブリモコンとして買ってみようか悩んでいます。早く510Dの後継機種が出てくれないかな・・・・

 

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2010年9月 9日 (木)

[雑記]新型iPod touchのメモリー容量が明らかに ほか

touch、nano、shuffle、どれを買う?:2010年のクリスマスを飾る“最強”の布陣――新型「iPod」ファミリー徹底レビュー (3/4) - ITmedia +D PC USER

 なお、新型iPod touchに搭載されているとウワサされる1GHzのA4プロセッサは、Geekbenchでは識別できなかったものの、内蔵メモリは247Mバイトと認識した。いくつかのアプリケーションの実行では、この内蔵メモリの大きさがものをいう。iPhone 3GS、iPod touch、iPadは軒並み256Mバイト前後だが、iPhone 4はこの内蔵メモリが倍の512Mバイトあるからこそ、高解像度の画像を扱うアプリケーションでも快適に動作するが、新しいiPod touchは、内蔵メモリに関してはiPhone 4よりは旧iPod touchやiPadに近いようだ。

結局システムメモリー容量は256MBでした。ちょっと残念。まあ、解像度の高いiPadと同じメモリー容量であることを考えれば、ほとんどは問題ないレベルかもしれません。

iPadユーザーとしては、touchはメモリーが足りないのだとの不満を言うのは無理がありますしwただ、現在のiPadはiOS3.2なので、iOS4.x対応は問題ないかなんともいえません。

まあ、32GB版は約2万7千円にするのに、512MB搭載だったら、ある意味で驚きですが・・

比較するのは躊躇しますが・・PSPgoはフラッシュメモリー16GB搭載で2万6800円。システムメモリーは64MB。正直言って割高感を感じます。アップルがiPodがゲーム機であるとアピールしたくなるのは無理もありません。それにしても、iPod touchはオーディオ系ではなく、PDA系であるといった方が正確ですね。新型nanoとかはオーディオ機器としてあまりにも微妙すぎるし。オーディオとしてのiPodは事実上終わったという印象を持ちました。ウォークマンが来年度あたりシェアで完全に逆転してもおかしくないと思います。


さて、ツイッターでの西田氏のツイートによれば、新型Sony Readerの出来は非常に良いそうです。旧型ではタッチ対応でコントラストの低下という問題がありましたが、新型はその問題を完全に解決したそうです。

※下のツイート画面ですが、上は最新なので、下から読んでください。


Sonyreader_2

本当の意味で、電子書籍リーダーとして使い物になりそうですね。楽しみです。

関連:ソニー、3D対応VAIOや電子書籍「Reader」など多数展示 -AV Watch


ロジクール、「GT5」対応ステアリングを11月3日に発売 - ITmedia Gamez

Gt27_2

長年フラグシップだったG25の後継機種「G27」が発表されました。G25はレーシングゲームマニアの間では、非常に評判が高いものでした。もともとPC用周辺機器でしたが、GT5Pより、正式対応されました。PCでも使えるはずなので、レーシングゲームマニアには必須アイテムではないでしょうか。

余裕あれば、購入したいのですね。ちなみに新型Driving Force GTも発表されました。旧型Driving Force GTと同じものらしく、GT5のプロダクトコードを追加したものだそうです。(まあ、GT5はあまりにも延期しすぎて、単に再パッケージ化するしかなかったかもw)

Df

僕は旧型Driving Force GTを持っていますw設置するのが面倒くさいのはネックかもしれませんが。


「10億画素超の画像をさくさく見たい」,SCEが高速画像拡大技術について講演 - 家電・PC - Tech-On!(要無料会員登録)


 講演では,PLAYVIEWを搭載したプレイステーション3を使い,ジェスチャー・コントローラ「Play Station Move モーションコントローラ」で操作しながら,その動作デモを披露した(図1)。例えば,公園の様子を撮影した,縦3万4800画素,横9万 2300画素の計32億画素ほどの静止画を利用し,その画像を拡大・縮小させた。一見するとその公園には,巨大なオブジェしかないように見える(図2)。ところがその画像を拡大していくと,徐々に人影が現れる(図3)。さらに拡大し続けると,その人影が女性だと判明する(図4)。このほか,拡大しつづけることで,空に鳥が飛んでいる様子もわかるようになる(図5)。こうした一連の動作を,リアルタイムで実行した。その様を見た聴講者の中には,感嘆の声をあげている人もいた。

 静止画だけでなく,動画や音楽,Webへのリンクにも対応する。SCEは,ゲームソフトの取り扱い説明書や攻略本といったゲーム関連書籍コンテンツに PLAYVIEWを利用する予定で,「PlayView for games」として2010年秋より本格的なサービス提供を開始する。

 例えば攻略本に動画を埋め込めば,この動画を使って攻略法を説明できる。SCEは説明書や攻略本だけでなく,ゲーム中でもPLAYVIEWを利用する考 え。例えば,膨大な数のゲーム・ステージを一画面に表示し,ユーザーが画面を拡大・縮小することでそのステージを選択する,といった使い方ができる。

PS3で動かしているのか。PCより遥かに少ないメモリー容量でよく動かしているなw

Googleでもできない領域であるのは驚きですね。やはりSONYはSCEの技術を最大限に生かすべきのだ。(だからCellを搭載するべしw)

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