今年もTGSに行ってきました。始発の電車に乗って現地は6時50分頃に到着。3時間ぐらい待ったのですが、会場に入れたのは10時過ぎ。PS4ソフト試遊コーナーは早くも入場制限がかかっていたようです。
PS+会員のみもらえるプレミアムラウンジチケット を無事に入手しました。30分間、PS4ソフトをじっくり試遊できるサービスです。 10時40分頃確認したのですが、この時点はプレミアムチケットの配布がすべて完了したみたいです。
プレミアムラウンジコーナーにてPS4ソフトを試遊。モニターは変わったようです。去年までは2006年発売のブラビアのX2500シリーズが使われてました。
今年は低遅延仕様を謳う、KDL-42W650Aを採用。遅延は0.1フレーム程度抑えていること。
個人的に印象的だったのは、2006年発売のハイエンド液晶TVよりずっと高画質であること。とにかくコントラストが高い。その頃の液晶TVはコントラストが低く、白っぽかったのですが、今の液晶TVには、そういう印象がありません。視野角もバッチリ。色はとにかくフラットであまりクセはなく、好印象。2007年あたりのハイエンド液晶TVはぶっちゃけクソだったと思いますよ。当時は、評価する価値はないと思っていました。今の液晶TVはやっと使えるレベルになってきたなと感じています。
精細感については、さすがに4K液晶に劣りますが、42型で1.2m程度なら、気にならないレベルかなと思いますよ。価格コムでは6万円台で買えるみたいので、4K有機ELまでのつなぎとして欲しくなりました。上位機種のW802Aシリーズは3D偏光対応なので、W802Aにするかも。 (W802Aは0.1フレーム遅延仕様ではないみたいです。)
プレミアムラウンジで試遊できたのは、以下のソフト。
・KILLZONE SHADOW FALL
・Deepdown
・KNACK
・hohokum
KILLZONE SHADOW FALLの画質は素晴らしい。間違いなく次世代感はあります。30fpsであるが、レスポンスは特にいい感じであるのは好印象だった。KILLZONE2にあったもっさり感は全くない感じ。改善されたKILLZONE3よりレスポンスがいいと思う。
体験版の仕様は不親切。一からやり直すことができないためか、前プレイした人が詰まったところからプレイしていたため、困惑していました。
PS4コントローラのDS4ですが、思っていたより重い印象はなかった。グリップ部分はずいぶん変わっている印象。確かにPS3のDS3より握りやすくなった。タッチ部分はブラインド操作で操作できるように設計されているのが良いと思いました。良く考えられているなと感心しました。少なくとも悪い印象はありませんでした。
Deepdown。ハイクォリティな画質で話題になっていますが、驚いたのは60fpsであること。おそらくダンジョン内だったので、オープンワールド系に比べて条件が有利だったかもしれません。5分しか試遊できませんでしたが、注目する価値はありますね。
KNACK。PS4コンではなく、PS Vita(液晶機種)本体での操作。液晶TVを見ながら操作しています。要するにWiiUのタブコン操作に近い感じです。僕の場合はほとんど液晶TVを見ていました。(WiiUの場合はタブコンの液晶ばかり見ていた傾向もあったみたいです。)
その操作について、前から注目していたので、とにかくやってみたかった。KNACKは30fps。パッと見では、率直に言ってPS3とあまり変わらない感じ。UE4というエンジンを利用しているし、物理演算もガッシリとやっていますので、ややトレードオフかなという気もしました。PS Vita本体でのリモートプレイも確認できました。液晶TVは0.1フレーム遅延であるため、PS Vita本体側は若干遅延がある模様。感覚では1~2フレームかなという印象。ちなみに、こちらの環境では2フレーム遅延なので、おそらく0.1フレーム遅延の液晶TVを持っていない限り、違和感もなくほぼ同じレベルになるかもしれません。
PS Vita本体(液晶機種)の画質をじっくりチェックしたわけではないのですが、パッと見ではPSP-3000が大きくなった感じですね。操作性は初代機種に比べてやりやすくなった感じかなと思います。(一応別途じっくり液晶画質をチェックしたことありましたが、感想はいずれ後日に書いてみたいと思います。)
hokuhumは、率直に言ってPS4でプレイする価値があるとは思えませんでした。PS3でも楽々にできそうなレベルでした。まあビジネスの観点としてカジュアルゲームも遊べる点は重要と思いますので、悪くないかもしれません。
ところで、HMZ-T3でパペッティアをプレイできました。一応ソニービルにて体験済みですが、PS3の3Dゲームをプレイするのは初めてです。画質については、HMZ-T1に比べてかなり良くなっています。弱点だった精細感は同じ720pであるにも関わらず、良くなったような気がします。印象的だったのは、白ピーク表現が素晴らしいですね。白色有機ELを採用しているのに、コントラスト感の表現力がかなり良くなったとは思いませんでした。HMZ-T1は、どちらといえば業務用モニターライク寄りで地味な画質で設計していましたが、HMZ-T3はXEL-1ライクの画質傾向で設計されていたなという印象です。
装着感はずいぶん良くなっていますし、スイートスポットも広くなっています。予算があれば買い換えたいです。今回はちょっと厳しいので、見送ることになりそうですが・・先ほど紹介した液晶TVのことも気になっていますし。
PS Vita TVもチェックできました。人気のため、1回しか体験できませんでしたが、感想を書いてみます。ソウル・サクリファイス デルタをプレイ。液晶TV側は720p表示と思われる。PS Vitaのシステム画面はややぼやけ感があった。いわゆるアップスケールのボケが出ていると思えばわかりやすい。
ソウル・サクリファイス デルタはドットバイドット表示ではなく、PS Vitaの解像度より低めな解像度でレンダリングしているためか、確かにぼやけ感があると確認できた。ちなみにPSPのTV画面のような表示ではなく、フル表示となっています。
情報量は多いため、ぼやけ感については、思っていたより気にならないレベルだと思います。PS3コントローラのDS3での操作性はとにかく素晴らしく、遅延0.1フレーム仕様の液晶TVとの相性は抜群だった。実に気持ちのいいプレイができた。やはり大画面でのプレイは素晴らしいと思った。
実際に体験していないが、PS VitaTVでのGE2 プレイされるのを観察することができた。GE2は(Vitaの解像度として)ドットバイドット表示であるためか、ぼやけ感というものは全く感じられなかった。(2m程度であるが、そういう感じもなかった。)
PS Vita TVでのPS4版KNACKのリモートプレイしているところを観察することもできた。体験していないので、遅延については不明であるが、確かにあまり違和感のない画質だったと思います。ただMPEG系ノイズがあるとみられた。コントラストの浅さが気になった。MPEG系ノイズは仕方がないのですが、コントラストの浅さについてはぜひ改善してもらいたい。隣のPS Vitaソフト表示のコントラスト感と比較してみると気になりますので・・
PS Vita TVという製品は本当に素晴らしい。少なくとも観察するだけでも欲しくなるのは間違いないだろう。本当に予約してよかったと思っている。
懸念だった認証台数の制限について、どうやらSCEは改善する方向に検討しているみたいです。歓迎したいですね。
――先ほど話に出たPS Vita TVの機器認証について教えてください。
植田氏:
現在,PS Vitaの機器認証は(PSNアカウント一つにつき)2台までです。つまり2台のPS Vitaをお持ちの方は,PS Vita TVが加わるとどれか1台を外さなくてはなりません。僕としては,ここを気にされているお客様が多いのは意外でした。
――予想以上に,日常的にゲームをプレイしている層から反響があったということですね。
植田氏:
そのとおりです。簡単に変更できる仕様ではありませんが,そういった声をいただいている以上,放っておくべきではないと思っています。ちゃんとお客様とのコミュニケーションを強化して,購入していただいてからご迷惑をおかけするような状況は避けたい。今,我々のもとに届いているお客様の声にきちんと説明する,改善できるところは変えていく,という方針で動いています。
PS4本体も確認できました。文句なしですね。
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